この記事では、ゴミ屋敷になってしまった実家の片付けについて徹底的に解説します。親御さんが高齢になったり、空き家だった実家がゴミ屋敷化してしまうケースは少なくありません。しかし、ゴミ屋敷化した実家を放置するとさまざまなリスクがあります!
本記事では、ゴミ屋敷化した実家の具体的な片付け方法に加え、自分で手に負えない場合の対処法も解説します。
記事後半では、ゴミ屋敷化した実家の片付けを業者に依頼する際の料金相場や、安く依頼する秘訣もご紹介。実家のゴミ屋敷化で悩んでいる方や、実家じまいをしたい方は必読ですよ!
ゴミ屋敷になった実家を片付ける手順
まずは、ゴミ屋敷化してしまった実家を片付ける手順を解説します。ゴミ屋敷を片付ける基本的な手順は以下です。
- 大型の不用品を処分する
- ゴミを処分する
- ゴミ以外の物を断捨離する
- 不用品を処分し残す物を収納する
- 掃除する
それぞれ解説していきます。
1.大型の不用品を処分する
まずは、実家にある大型の不用品を処分しましょう。高齢になると、荷物の運搬や梱包が難しくなり、壊れた家電や家具をそのままにしがちです。しかし、大型の不用品を処分すると、それだけで家の中がスッキリしますよ!
実家が空き家になっている場合でも、掃除をしやすくするため、まずは大型の不用品の処分から始めましょう。
不用品の処分は、各自治体のルールに従って指定された日に回収してもらいます。自力での運搬が難しい場合や、不用品が多数あり分別に悩む場合は、不用品回収業者がおすすめです。
業者の「トラック積み放題」であれば様々な種類の不用品をまとめて回収してもらえます。もちろん、分解、分別は不要です。
トラック積み放題については、下記記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
2.ゴミを処分する
家具や家電などの大型の不用品の処分が終わったら、次は、ゴミの処分をしましょう。ゴミ屋敷は、その名の通り家の中にゴミが散乱している状態です。
- ペットボトルや缶
- 食品のパッケージ
- 生ゴミ
- 古新聞・雑誌
上記は、明らかなゴミです。放置すると虫やカビが発生してしまう可能性も。ゴミ屋敷に出る虫の中には健康に害を与えたり、家屋を劣化させる害虫も含まれますので、ゴミはすぐに除去しましょう。
すでに虫が発生している場合はただちに除去する必要があります。
3.断捨離する
家の中の大型の不用品とゴミを処分すると、ゴミ屋敷化していた実家もかなりすっきりするはずです。しかし、家の中にはまだまだ不要な物があり、場所を占拠していることが考えられますので、次は断捨離です。
断捨離は「必要な物を残し不要な物を手放す」こと。断捨離することで、家の中が綺麗になるだけでなく、さまざまなメリットを実感できます。
実家に親御さんがお住まいの場合は、ご本人の意思を確認しつつ、処分する物を決めましょう。
実家がすでに空き家の場合、思い出の品が多く、捨てるのが難しい物もあるでしょう。しかし、今後使わない物を取っておいてはゴミ屋敷から脱出できません。
実家じまいを検討中の方は、いずれは処分しないといけませんので、どうしても捨てられない物は、画像として残したり、荷物保管サービスを利用することも検討しましょう。実家の断捨離についてさらに詳しく知りたい方は、下記記事も参考にしてください。
4.不用品を処分し残す物を収納する
次は、断捨離で出た不用品を処分し残す物を収納します。不用品は、いかに分類して各自治体の指定に従い回収してもらいましょう。
- 燃えるゴミ
- 不燃ゴミ
- 資源ゴミ
- 粗大ゴミ
- リサイクル家電
物が多すぎて分類が面倒、運搬するのが難しい場合は、業者が最適です。ちなみに業者であれば、生ゴミなどのゴミもまとめて回収してくれます。物が多く、断捨離で多数の不用品が出ることが予想される場合は、最初から業者を利用するのがおすすめです。
残す物を収納する際は、親御さんが一目でわかるよう、透明ケースを使用したり、ラベルを貼るなど工夫しましょう。
5.掃除する
ゴミ屋敷化した実家の片付けの最後は掃除です。掃除の際は、事前に必要な道具を準備しておきましょう。
【ゴミ屋敷の掃除に必要な道具】
用途 | 準備のポイント | |
---|---|---|
ゴミ袋 | ゴミを入れて処分する | ゴミの種類ごとに準備する(生ゴミ・資源ゴミ・不燃ゴミ・燃えるゴミ) |
軍手 | ゴミや洗剤から手を守る | 片手用がおすすめ |
洗剤 | ・床や壁の汚れを落とす
・カビを除去する |
汚れの種類ごとに準備する |
ダンボール | 不用品やゴミの搬出 | 持ちやすいサイズを準備する |
ビニール紐 | ・古本や新聞をまとめ | ハサミかカッターもあわせて準備する |
雑巾 | ・床や壁の水拭きや乾きをする | 古着で代用も可 |
掃除は、一度に広範囲をやろうとすると大変なため、以下の優先順位ですすめるのがおすすめです。
- トイレ・お風呂・キッチンなどの水回り
- リビング
- 寝室
- 書斎・使っていない子供部屋など
水回りはゴミ屋敷の中でも、もっとも汚れがひどくカビや虫などが発生している可能性が高い場所。この機会に徹底的に掃除しましょう。その次は、1日の大半を過ごすリビング、寝室という風に、使用頻度が高い部屋から掃除すると、片付け効果を実感でき、モチベーションも上がりますよ!
ゴミ屋敷化した実家放置の4大リスク【対処必須】
ゴミ屋敷になってしまった実家の片付けの手順を見て、面倒に感じてしまった方もいるはずです。そして、実家じまいをして空き家になっている場合は、このままでもよいのでは?と思ってしまった方もいるでしょう。
しかし、ゴミ屋敷化した実家は、親御さんがお住まいの場合はもちろん、空き家であっても早急な片付けが必要です!
ここでは、ゴミ屋敷した実家を放置するのが危険な理由を解説します。
- 健康に悪影響を与える
- 家の資産価値が下がる
- 火災のリスクが上がる
- 親御さんのQOLが下がる
それぞれ解説していきます。
健康に悪影響を与える
ゴミ屋敷化した実家を放置すると、住んでいる家族の健康が危険にさらされます。ゴミ屋敷まで行くと、水回りやクローゼット、天井にカビが発生している可能性が大。
また、物が多いと埃がたまりやすいため、常に家が埃っぽくなります。ハウスダストは、アレルギー性疾患を誘発することが医学的に証明されていますし、カビは真菌性の肺炎の原因になることもあるため、放置は厳禁です。
家の資産価値が下がる
ゴミ屋敷は、壁や天井などにもカビが発生しがちです。また、ゴミ屋敷に発生する虫の中には、柱などの木材部分を食ってしまう害虫も。
放置すると、家の価値が下がってしまいます。実家じまいをした後は、売却したり賃貸に出したいと思っている方は早急に掃除や片付けをしましょう。ゴミ屋敷化した実家を片付けた後も、定期的な清掃や手入れはマストです。
火災のリスクが上がる
ゴミ屋敷を放置すると火災リスクが上がります。実際、近年はゴミ屋敷から発火し、火事になったケースが何件も!ゴミ屋敷は、埃がコンセントに被り引火して火災が発生してしまう可能性が高いためです。
また、ゴミ屋敷は物が物が多いため、火災が発生すると火の回りが早く、大火事になってしまうことも。さらに、床に物が散乱している状態だと、火災発生時に逃げにくいことも想定されます。
実家に親御さんやご家族が住まわれている場合は、命に関わるため、早急にゴミ屋敷を片付けましょう。
近隣とのトラブルの可能性
実家をゴミ屋敷のまま放置すると、近隣住人とのトラブルに発展する可能性があります。実際に、ゴミ屋敷から発生する異臭に苦情を申し立てるケースは少なくありません。
最悪、訴訟や行政代執行に至ることも!行政代執行は、自治体が家の所有者の代わりに適正な管理を行うシステムです。掃除や片付けをしてもらえますが、費用は家の所有者が負担します。
近所とのトラブルが起こると、住みにくくなり、親御さんやご家族のQOLが低下します。ご家族が快適に暮らすためにも、ゴミ屋敷は早急に片付けましょう。
ゴミ屋敷化した実家片付けには業者が最適?おすすめの理由3選
実家がゴミ屋敷になってしまった場合、間取りによっては片付けに数日を要することも。実家が遠方の方や、多忙でまとまった時間が取れない方は業者に依頼するのがおすすめです!
ここでは、ゴミ屋敷になった実家の片付けに業者がおすすめの理由を解説します。
- 不用品の回収から掃除まですべて対応している
- 定期サービス利用でゴミ屋敷化を防げる
- コストパフォーマンスが高い
それぞれ解説していきます。
不用品の回収から掃除まですべて対応
業者のサービス内容は多岐に渡ります。
- 不用品回収・処分
- 掃除
- 特殊清掃(カビ取り・害虫駆除などを含む)
- 片付け
業者は、ゴミ屋敷の片付けに必要な作業にすべて対応!
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定期サービス利用でゴミ屋敷化を防げる
ゴミ屋敷になった実家は、一度片付けても数週間~数か月で再びゴミ屋敷になってしまう可能性があります。特に、高齢者の親御さんだけで住まわれていて、片付けできない場合は、ゴミ屋敷にリバウンドしてしまう可能性が高いでしょう。
また、空き家なった実家も、定期的に掃除をしないと埃がたまったり、捨て猫などが侵入してゴミ屋敷になってしまうケースがあります。
業者に定期的な清掃サービスを依頼すれば、常に綺麗な状態で実家をキープできるでしょう。
高齢のご両親が片付けできずお悩みの方は、ぜひ下記記事も参考にしてください。
コストパフォーマンスが高い
ゴミ屋敷になった実家の片付けには、相当な時間と労力が必要です。また、不用品を処分する際の料金や車両のレンタル費用なども発生します。
しかし、業者に依頼すれば、ゴミ屋敷の片付けに必要な作業をすべてまとめてやってもらえますよ!時間と労力をセーブでき、コストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。
ご参考までに、間取り別のゴミ屋敷の片付け料金の相場をご紹介しておきます。
(部屋の広さ・間取り) | 参考料金 |
---|---|
1R・1K | 1万円〜5万円 |
1DK、2K | 3.5万円〜10万円 |
1LDK | 3.5万円〜14万円 |
2DK | 5.5万円〜15万円 |
2LDK | 5.5万円〜18万円 |
3DK | 15万円〜19万円 |
3LDK | 17万円〜22万円 |
4LDK〜 | 21万円〜 |
高いと感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、工夫次第で料金は安くなります!この後ご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
ゴミ屋敷片付け業者依頼時の3つのコツ【実家を安く元通りに】
最後に、ゴミ屋敷になった実家の片付けを安く業者に依頼するコツを解説します。実践することで、数万円節約できる可能性も!コツは以下の3つです。
- 複数の業者に見積りを依頼する
- 割引キャンペーンを利用する
- 業者のスケジュールにあわせる
それぞれ詳しく解説していきます。
複数の業者に見積りを依頼する
ゴミ屋敷化した実家の片付け料金を少しでも安くしたいなら、複数の業者に見積を依頼しましょう。
多くの業者は、無料で見積を作成してくれます。オンラインや画像添付で見積をしてくれる業者も。見積りを比較すれば、一番安い業者が一目瞭然です。
また、一部の業者は、他社の見積りを提示することで、割引に応じてくれることも!
業者に見積りを依頼する際は、ぜひ下記記事も参考にしてください。
割引キャンペーンを利用する
業者の料金を安くするには、「割引キャンペーン」を有効利用しましょう。割引きキャンペーンの内容は業者によって異なりますが、主に以下のようなものがあります。
- WEB限定割引き:作業料金の10%割引き
- 初回割引き:1,000円~
- リピート割引き:1,000円~
- 口コミ投稿割引き:1,000円~
ゴミ屋敷は物が多い、特殊清掃が必要などの理由から高額になるケースも。割引キャンペーンを利用すれば、最大で数万円安くなる可能性もあります。
ワンナップLIFEは割引キャンペーンを実施しているため、費用を抑えたい方には最適ですよ!
業者のスケジュールにあわせる
ゴミ屋敷になった実家の片付けは、依頼する際に業者のスケジュールにあわせると、1割程度安くなることがあります。
比較的時間に余裕がある方は、ぜひ業者に打診してみましょう。業者の料金を安く抑えるコツは下記記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
ゴミ屋敷の実家放置は危険!自力での片付けが難しいなら
実家がゴミ屋敷になっている際は、早急に片付けをする必要があります。すでに空き家になっている実家であっても、放置するとさまざまなリスクがありますので、今すぐ片付けましょう。
ゴミ屋敷化してしまった実家が手に負えない場合は、無理せず業者に依頼するのがおすすめです。業者であれば、手が付けられないレベルのゴミ屋敷化した実家も、最短即日で片付けてくれますよ!
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