電動自動車バッテリーの処分方法は？【チャリ本体や充電器とまとめて処分も】

電動自転車バッテリーはリサイクルが義務

電動自転車のバッテリーは、小型二次電池（充電式電池のこと）に分類されます。

そのため、経済産業省でリサイクルが義務付けられています。

小型二次電池については、資源有効利用促進法（資源の有効な利用の促進に関する法律）により小型二次電池製造業者事業者と小型二次電池を使用する製品の製造事業者及びそれらの輸入販売事業者に自主回収と再資源化（リサイクル）が義務づけられています。製造事業者等による自主回収に御協力ください。

引用元：小型二次電池のリサイクル（METI）

つまり、廃棄処分ではなく、回収を原則とした処分方法が必要というわけです。

電動自転車のバッテリーの処分方法3選

電動自転車についているバッテリーは処理困難物に指定されており、粗大ゴミや燃えないゴミとして処分できない自治体がほとんどです。

以下の処分方法を参考にしてください。

• リサイクル協力店や購入店舗に回収してもらう
• カー用品店で処分してもらう
• 不用品回収業者に回収を依頼する

リサイクル協力店や購入店舗に回収してもらう

バッテリーは資源有効利用促進法においてリサイクル品に定められています。

そのため、自宅付近のリサイクル協力店に持ち込むことで、無料で回収してもらえます。

電動自転車を購入した自転車販売店や、同じメーカーの電動自転車を取り扱っている店舗を目安に相談するとよいでしょう。

代表的なリサイクル協力店は下記の通りです。

• 大型家電量販店
• ホームセンター
• 自転車販売店

カー用品店で回収してもらう

電動自転車のバッテリーは、オートバックスやイエローハットなどの、大手カー用品店で回収を実施している場合があります。

自宅付近のカー用品店で、電動自転車のバッテリーを処分したいと相談してみてはいかがでしょうか。

不用品回収業者に回収を依頼する

リサイクルが義務、処理困難物である、自己流の処分は不法投棄になる、など電動自転車のバッテリーそのものは、なかなか一筋縄では処分できません。

しかし、不用品回収業者に依頼をすれば、バッテリーだけでなく、電動自転車本体やバッテリーの充電器もまとめて回収してくれます。

回収可能なリサイクル協力店まで出向く必要もなく、自宅まで好きな日時に回収に来てもらえるため手間がかかりません。

電動自転車本体の処分も一緒に考えている方は以下の記事がおすすめです！
>> 電動自転車の処分方法5選！バッテリーはどうする？【廃棄費用からお得な捨て方まで】

電動自転車バッテリー処分を業者依頼する3つのメリット

電動自転車バッテリーの処分方法の中でも、特に不用品回収業者による回収がおすすめと言えるメリットを3つお伝えします。

• 処理困難物指定でも回収可能
• 好きなタイミングで回収してもらえる
• 他の不用品とあわせて断捨離が可能

処理困難物指定でも回収可能

「処理困難物指定」の文字通り安易に処分できないバッテリーでも、不用品回収の対象となります。

電動自転車のバッテリーに限らず、カセットコンロに欠かせないガスボンベや、スプレー缶、電池など、日常生活に欠かせないアイテムも、実は処理困難物。

捨て方に困って放置しがちなものも、不用品回収業者に依頼することで、一挙に回収処分してもらうことが可能です。

捨て方に困って放置していませんか？

>> ガスボンベの処分方法4選！【カセットコンロ用・プロパン・キャンプ用など種類別に徹底解説】

>> スプレー缶の処分方法！中身がある場合の捨て方【消防署やホームセンターの対応は？】

>> 電池の処分方法8選！間違えると大惨事に！

好きなタイミングで回収してもらえる

不用品回収業者による回収作業は、自身の都合の良いタイミングで依頼できるため、リサイクル協力店や購入元の自転車販売店の営業時間にあわせて出向く必要がありません。

仕事終わりの時間帯や深夜・早朝、祝日など、融通が利くサービスが魅力。

最短即日で回収依頼を受け付けている業者も多数存在するため、思い立ったタイミングでバッテリーを処分できます。

他の不用品とあわせて断捨離が可能

電動自転車のバッテリー交換を目的とした処分だけでなく、電動自転車自体の処分を検討されるケースも多いことでしょう。

リサイクルが義務付けられているバッテリーは、電動自転車やバッテリー充電器と同様に粗大ゴミとして回収できる自治体は少ないため、処分の手間が2回3回とかかることになります。

一方で、定額積み放題の不用品回収を利用すれば、電気自転車本体はもちろん、バッテリーの充電器や空気入れなどのメンテナンスアイテムも、一気にまとめて処分できます。

電動自転車バッテリー処分時の回収業者を選ぶ3つのポイント

数ある業者の中から優良な不用品回収業者を選ぶポイントを、3つご紹介します。

• 事前説明が明確
• 自宅付近が管轄エリアかチェック
• 口コミ評価の高い業者が安心

事前説明が明確

事前の見積もり明細を作成してくれるか、引取スケジュールがはっきりしているか、価格提示が明確か、などの事前説明を丁寧に行ってくれる業者を選びましょう。

事前対応の良し悪しが、必然的に優良業者の判断ポイントとなります。

自宅付近が管轄エリアかチェック

自宅付近の地域密着業者か、エリアごとに営業所を構えている業者を選ぶことで、急いでいる場合でも最短即日で回収対応をしてくれます。

自身の都合に合わせやすい、という点が魅力のひとつである不用品回収のメリットを生かせる業者を探しましょう。

口コミ評価の内容を参照する

利用者の生の声が紹介されている口コミ評価は、実際のサービスの質に加えて、提供しているサービスの有無などもわかります。

自身のニーズにあった業者選びができるため、複数の媒体の口コミを参考にしてみるとよいでしょう。

• 業者公式ホームページ内「お客様の声」など
• Google口コミ
• SNS

電動自転車とバッテリー処分の料金相場【まとめて捨てるといくら？】

電動自転車のバッテリーに焦点を当てて、処分方法をご紹介してきましたが、電動自転車本体と一緒に処分を考えている方も多いでしょう。

「電動自転車とバッテリーをまとめて捨てたい」ニーズにあう処分方法の料金相場を、それぞれの特徴と共にまとめます。

電動自転車とバッテリーをまとめて捨てるには、自転車販売店での引取か不用品回収の2択が現実的でしょう。

ただ、バッテリーの不良が理由で処分を検討している場合は、電動自転車に乗って販売店へ行けないことから、運搬方法も考慮する必要が出てきます。

回収のためのリサーチや運搬の手間を考えると、その他の不用品の断捨離もかねて、不用品回収業者への依頼がスムーズだと言えます。

電動自転車バッテリーの交換時期【寿命は？】

「電動自転車・バッテリーともに高価なものだから」と手放すことを迷っている方は、交換時期の目安を確認してみましょう。

バッテリーの種類

電動アシスト自転車のバッテリーは、主に以下の2種類です。

• リチウムイオン電池
• ニッケル水素電池

中でも、小型軽量で寿命の長いリチウムイオン電池が主流です。

バッテリーの寿命の目安

バッテリーの寿命とは、今まで通り充電をしても、電気容量が充分に回復しない状態です。購入当初に比べて、約半分しか充電できなくなったときが寿命の目安と言えるでしょう。

電動アシスト自転車のバッテリーは、使用し続けるうちに劣化が進み、充電できる容量が減っていきます。

その使用環境によって寿命の長さに差が出ますが、主に時間経過と充電回数で決まります。

• 最新モデルでは3～4年
• 充電回数で700～900回

使っていなくても、時間が経つことで劣化は進みますので、バッテリーの寿命の症状に当てはまる場合は、意を決して処分しましょう。

電動自転車のバッテリー処分方法で迷ったら

電動自転車のバッテリーの処分方法についてご紹介しました。

小さいながらも一筋縄では処分できない電動自転車のバッテリーは、電動自転車本体やその他の不用品とまとめて回収できるサービスで、利便性も断捨離も兼ねた処分がおすすめです。

「ワンナップLIFE」は、電動自転車のバッテリーはもちろん、ご自宅の不用品を即日でまとめて回収します。

経験豊富なスタッフがスピーディーに対応してくれるので、自分で作業する必要がない上に放置していた捨てづらいアイテムも片付き、一石二鳥ではないでしょうか。

電動自転車のバッテリーをはじめとした不用品の回収をご検討の際には、お電話はもちろん、無料お見積りフォームやLINEからもお気軽にご相談ください。