本記事では、塗料の捨て方について詳しく解説します。
塗料をぴったり使い切るのはなかなか難しいもの。少しずつ何色も残ってしまったケースも少なくないでしょう。
- 「少しだけ残った分も使い切らないとダメ?」
- 「塗料の残りと入れ物は分別すべき?」
- 「DIY時に想定以上の塗料が残ってしまった」
上記のような疑問やお悩みに向けて、状況に応じた処分方法をまとめました。環境にも配慮した正しい捨て方を一緒に確認していきましょう。
なぜ塗料の捨て方が重要なのか
最初に、なぜ塗料を正しく捨てる必要があるのか、その理由をお伝えします。
- 環境汚染や火災のリスクにつながるため
- 産業廃棄物処理法の対象であるため
上記2点を念頭に置きつつ、捨て方を検討しましょう。
環境汚染や火災のリスクにつながるため
塗料には、大気中で光化学スモッグを発生させ、人体にも刺激を与える揮発性有機化合物などが含まれています。
誤った方法で廃棄すると、有害物質が土壌や水質に漏れ出し、人体や環境への悪影響につながりかねません。
また、油性塗料や乾性油を含む素材は、反応熱が自然発火につながる恐れがあり、ゴミ収集車や保管場所で火災が発生する危険性があります。
安易な処分は、思わぬ事故や環境被害を引き起こすと認識しておきましょう。
産業廃棄物処理法の対象であるため
事業用で使用した塗料は、塗料の形状によって、以下のように分類が異なります。
- 固形状の廃塗料→「廃プラスチック類」
- 泥状の廃塗料→「汚泥」「汚泥と廃油の混合物(5%以上の油分)」
- 液状の廃塗料→「廃プラスチック類と廃酸又は廃アルカリの混合物」「廃プラスチック類と廃油の混合物」
さらに、溶剤系で引火点が低い塗料は「引火性廃油」として、一般産業廃棄物ではなく特別管理産業廃棄物に分類され、より厳格な処理になります。
リスクの高い廃棄物の処理は、生活環境の保全を守る行動が求められるため、捨て方の重要性が高くなるのです。
正しい塗料の捨て方
では、正しい塗料の捨て方を解説していきましょう。
量や状態によって、処分方法を検討してください。
古紙に染み込ませて可燃ゴミに捨てる
自宅で簡単にできる処分方法として、新聞紙などに染み込ませて可燃ゴミとして処分する方法が挙げられます。
多くの自治体でも推奨されている方法で、大量の塗料が余っているわけではないなら、手間もそこまでかからないでしょう。
まわりを汚さないようにスペースを取り、屋外や換気のよい場所でしっかり乾燥させてから捨ててください。
塗料固化剤で固めて可燃ゴミに捨てる
処分する量が比較的多いなら、塗料用固化剤で固めて可燃ゴミに捨てる方法もあります。
ホームセンターなどで入手できる固化剤を、塗料に加えてかき混ぜ、固まらせてからしっかり乾燥させれば、そのまま可燃ゴミとして処分できます。
体積が増える恐れがあるため、広めの容器を準備しましょう。
他の場所に色が移らないように、新聞紙でくるんで捨てるのをおすすめします。
フリマアプリなどでゆずる
想定以上に買いすぎて、未開封や未使用に近い状態で残っているなら、フリマアプリなどで他の人にゆずるのも一つの手。
余った塗料でも、必要とする人に引き継げれば、無駄な廃棄が避けられ、資源の有効活用にもなります。
ただし、もろもろの手続きや引火性塗料の取り扱いに手間を要するため、手数料や送料を含めた費用対効果を吟味するのも大切です。
産業廃棄物として専門業者に依頼する
業務用塗料や引火性や有害性のある特殊な塗料は、産業廃棄物に該当します。
産業廃棄物は、処理認可を持つ専門業者に依頼する必要があるものの、法令や環境保護に則った処理が約束されるので、安心感は段違い。
その他のDIY廃材などもまとめて回収してもらえるので、余った塗料が多い場合、不用品が溜まっている場合には、最もおすすめな方法と言えます。
塗料の捨て方に関する注意点
塗料の捨て方には、いくつか注意点がある点も見逃せません。
以下の5つに着目していきましょう。
- 水性塗料であっても排水口に流さない
- 十分に乾燥させてから捨てる
- 油性塗料は火気のない場所で作業する
- 処理中は必ず換気する
- 塗料缶・スプレー缶などの容器は分別する
それぞれ解説していきます。
水性塗料であっても排水溝に流さない
「油性はともかく、水に溶ける水性塗料なら排水溝に流しても問題ないだろう」という考えは大きな間違い。
水性でも、塗料の膜は水に完全に溶けず、排水管や下水で固まってつまりを引き起こします。
住居の排水菅に大きな負担がかかるうえ、水質汚濁にも直結するので、たとえ少量でもそのまま流すのは絶対にやめましょう。
十分に乾燥させてから捨てる
塗料を液体のまま捨てると、周囲を汚したり、運搬・処理中に漏れるリスクがあります。必ず、十分に乾燥させた状態で処分してください。
少量なら新聞や古紙に吸わせて完全に乾かし、量が多いなら固化剤を使うか、専用業者に引取ってもらいましょう。
乾燥させる時は、屋外か換気の良い場所で作業してくださいね。
油性塗料は火気のない場所で作業する
油性塗料には引火性の溶剤が含まれており、火気の近くで作業すると発火や事故につながります。
塗料を新聞紙や布に乾燥させる作業は、必ず火の気がない場所で処理してください。
染み込ませて乾燥した状態も燃えやすいので、取り扱いに注意しましょう。
油性塗料の揮発性成分が空気中に広がるリスクもあるため、慎重な対応が必須です。
処理中は必ず換気する
塗料の乾燥や固化中に発生する臭いや揮発性成分は、吸引すると健康に影響を与える恐れがあります。
特に、油性塗料やスプレー缶は有害成分が含まれているため、作業中は窓を開けて風通しを良くし、しっかり換気しましょう。
屋外の広いスペースで作業するのが、一番適していると言えます。
塗料缶・スプレー缶などの容器は分別する
塗料自体だけでなく、使用済みの塗料缶やスプレー缶も分別対象です。
使い切って乾かした缶は、不燃ごみや資源ごみに出せる場合もありますが、自治体ごとに分別ルールが異なります。
液体塗料だけでなく、スプレー缶の中身も、かならず使い切ってから自治体のルールで処分してください。
スプレー缶内のガスが残っていると爆発リスクにもつながり、大変危険です。
スプレー缶の処分は、以下記事で詳しく解説しています。
塗料を余らせない工夫
最後に、塗料を余らせない工夫をご紹介しましょう。
- 必要量を事前に試算する
- 密閉保存で劣化を防ぐ
- 余った塗料を二次活用する
ちょっとしたコツで、無駄な費用や廃棄を抑えられますよ。
必要量を事前に試算する
塗料を無駄にしない大前提として、必要な量を正しく見積もるのが重要です。
塗りたい部分の縦横サイズから面積を出し、塗料容器に記載されている「1リットル=何㎡塗れるか」を使って計算してみましょう。
例えば、一般的に1ガロン(約3.8 L)は約32~37㎡が目安。
塗料の種類や何度塗りするかによっても異なりますが、大幅な差異は減らせるはずです。
密閉保存で劣化を防ぐ
定期的に塗り直す予定がある場合などは、塗料の劣化を防ぐのも工夫の一つ。
余った塗料を再度利用する可能性があるなら、空気に触れさせずにしっかり密閉して保存しましょう。
塗料缶のふたはしっかり閉めたうえで、さらにジップロックなどの袋に入れておくと、乾燥や劣化を防げます。
空気が入ると塗料が変質して使い物にならず、必要ない量まで購入する羽目になりますが、保存方法を徹底すれば、無駄なく使いきれるでしょう。
余った塗料を二次活用する
余った塗料を、別の場所に二次活用するのも良い手段です。
少量でも、例えば次のような活用方法があります。
- 植木鉢や家具のリメイク
- 壁や家具の小さな傷や剥がれの補修
- 子どもの工作や趣味のペイントアートに
発想の転換で、廃棄量を減らしつつ楽しく使いきれれば、一石二鳥です。
塗料の捨て方は量やケースにあわせて検討しよう
塗料の捨て方について、正しい処分方法や注意点などをご紹介しました。
残った塗料が少なければ比較的簡単に捨てられますが、何色も大量に残ってしまった場合は、分別だけでも面倒な作業。
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