いつの間にかクローゼットにあふれている大量のハンガー。処分したいけど何ゴミで処分したら良いのかわからず困っておりませんか？
ハンガーは素材によって処分方法が定められており、そのルールは自治体によって異なります。
この記事では、ハンガーの素材ごとの分別方法や処分方法について解説します。
クローゼットを圧迫しているハンガーをスッキリ処分したい人はぜひ参考にしてください！
ハンガーの処分は素材ごとに分別が必要
ハンガーには木製やプラスチック製、金属などさまざまなものがあり、素材によって処分方法が異なります。
ハンガーは素材によって以下のように分別し、処分しましょう。
木製ハンガー
可燃ゴミとして処分できます。
かさばりますが、自治体指定の可燃ゴミ専用ゴミ袋に入れて処分しましょう。
金属製のフックなどがついている場合は、その部分だけペンチなどで外して不燃ゴミへの分別が必要です。
プラスチックハンガー
プラスチック製のハンガーは自治体によって処分方法が分かれるため注意が必要です。
事前にお住まいの自治体ホームページで処分方法を確認しましょう。
主要自治体例：
| 東京都（世田谷区） | 可燃ゴミ |
| 大阪府（大阪市） | 普通ゴミ
※容器包装プラスチック」の対象ではない |
| 北海道 （札幌市） | 燃やせるゴミ |
金属ハンガー（ステンレス、アルミ、針金）
金属製のハンガーは多くの場合不燃ゴミまたは金属ゴミで処分できますが、可燃ゴミとしている自治体もあるため事前に確認が必要です。
主要自治体例：
| 東京都（世田谷区） | 不燃ゴミ |
| 大阪府（大阪市） | 普通ゴミ |
| 北海道 （札幌市） | 燃やせないゴミ |
複数の素材のハンガー
本体は木製で、フック部分やスカート・ズボンを留めるクリップ部分が金属製など、複数の素材でできているハンガーは、それぞれの自治体で処分方法が異なります。
自治体によっては、金属のパーツはペンチなどを使って金属部分を外す分解作業が必要です。
主要自治体例：
| 東京都（世田谷区） | プラスチックや木に金具がついている場合は、割合の多い素材の分け方で出す |
| 神奈川県（横浜市） | 燃やすゴミ
※外すことができない部分(金属など)はそのまま出す |
| 群馬県（高崎市） | 燃やせるゴミ
※金物は取り除く ※針金（ハンガー）は燃やせないゴミ |
ハンガーの処分方法5選
ここからは、自治体の回収も含めてハンガーの処分方法を紹介します。
お得に処分したい、今すぐに処分したいなど、自分の目的に合った方法で処分しましょう。
自治体のゴミ収集に出す
自治体のゴミ収集で処分できると、費用は自治体指定のゴミ袋代のみで済むのでお得に処分できます。
ただし、上述の通り自治体によって処分方法が異なるので、お住まいの自治体ホームページを確認しましょう。
また、ハンガーはかさばるので、自治体指定のゴミ袋にはあまり量が入らないというのが難点。無理やり入れるとビニールが破れてしまうので注意しましょう。
さらに、金属部分は分解して外さなくてはならず、工具がないと取り外しは困難です。
不要なハンガーが大量にある場合は、不用品回収業者に依頼するのが手っ取り早くておすすめです。
クリーニング店に返却する
衣服をクリーニングに出すと、受け取る際にハンガーについて戻ってきます。
このハンガーは気づけばクローゼットにいっぱいたまっていることも多いですが、クリーニング店に返却することでスッキリ処分できます。
クリーニングハンガーはあくまでも一時保管用であり、そのまま衣服をかけ続けていると洋服が型崩れするリスクがあります。
手間ではありますが、クリーニング後は市販のハンガーにかけかえて、次回のクリーニング時などに都度返却すると良いでしょう。
店舗によっては返却することで割引サービスを受けられる場合もあります。
ハンガー回収を行っているクリーニング店：
| 店名 | 回収対象 | 店舗エリア |
| ホワイト急便 | ホワイト急便のハンガーのみ回収 | 全国（福井県、高知県を除く） |
| うさちゃんクリーニング | うさちゃんクリーニングのハンガーのみ回収。ポイント付与あり。 | 青森県、秋田県、山形県、宮城県、福島県、茨城県、埼玉県、栃木県、千葉県、東京都、神奈川県 |
| 白洋舍 | 白洋舍のハンガーのみ回収。ポイント付与あり。 | 北海道、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、広島県、愛媛県、福岡県 |
| ポニークリーニング | 他社のハンガーも含めて回収可能。 | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、愛知県、岐阜県 |
| クリーニング ローヤル21 | 他社のハンガーも含めて回収可能。 | 千葉県、茨城県、埼玉県 |
リサイクルショップに売却する
状態の良いハンガーであればリサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。
ただし、ハンガーはもともとの価格が安く、リサイクルショップでハンガーを買いたいという人よりも不要なハンガーを減らしたいと考えている人のほうが多いため、買い取ってもらえる可能性は低めです。
無駄足にならないためにも、リサイクルショップに持ち込む前に事前に電話などで買い取りに対応してもらえるか確認することをおすすめします。
オークションサイトやフリマアプリで売却する
不要なハンガーはヤフオクなどのオークションサイトや、メルカリなどのフリマアプリで売却することで、ハンガーを処分できて売却金額も手に入れられます。
ただし、特徴のない一般的なハンガーはいつまでも買い手がつかない場合があるため、早く処分したい場合は価格を1円や100円など安く設定すると良いでしょう。
出品手順
- サイトに登録をする（アプリの場合はインストールして必要情報を登録する）
- 出品するハンガーの写真を撮影し、アップロードする
- ハンガーの商品情報や説明文を入力する
- 価格や掲載期間を設定する
- 出品する
また、ジモティーを利用して地元の人に譲るという方法もあります。
ジモティーはWebやアプリで利用できて、不用になったものを地元の人に譲ったり、売ったりできるサービスです。
「直接引き取り可能な人のみ」という条件にすれば、発送の手間も省けます。
不用品回収業者に回収してもらう
不用品回収業者に依頼すれば、大量のハンガーも分別不要で回収してもらえます。
断捨離などでほかにも処分したい不用品が大量にあるときは、まとめて回収してもらうとよりお得に処分可能。
また、業者によっては即日対応も可能で、さらに自宅まで回収にきてくれるので、すぐにでも処分したいという人にもおすすめの方法です。
ただし、処分したい不用品が少ないと割高になってしまう可能性があります。
金額は業者によって異なるので、いくつかの業者に見積もりを取って、納得できる金額の業者に依頼しましょう。
不用品回収業者への依頼の流れ
- 不用品回収業者へ問い合わせ
- 概算見積り
- 回収日を予約
- 回収
- 支払い
ハンガーの処分を不用品回収業者に依頼する費用相場
不用品回収業者へ依頼した際の費用相場は以下のとおりです。
| 単品回収 | 2,000円〜 |
| 軽トラック載せ放題 | 15,000円〜 |
| 1.5トントラック乗せ放題 | 35,000円〜 |
単品回収では割高になりがちですが、クローゼットを一式処分するなど、ハンガーのほかにも処分したい不用品がたくさんあるときはトラックに乗せ放題などの定額パックがお得。
「トラック一台で〇〇円」など、金額が明確なので安心です。
古着を処分したい人はこちらの記事もご覧ください。
古着を適切に処分する方法6選！簡単・お得に手放せる【注意点も】
不用品回収業者へ依頼の際は悪徳業者に注意
不用品回収業者の中には不正に高額な金額を請求してくる悪徳業者もいるので、依頼する業者の選定は慎重に行いましょう。
複数の業者に見積もりを取って比較検討することで、費用の相場感をつかめるだけでなく、業者の対応面も比較できます。
悪徳不用品回収業者のトラブル事例：
- 無料といいながら高額な金額を請求された
- 回収された不用品を空き地や山林に不法投棄された
- 作業をしてみないと正確な金額が出せないといわれ、作業後に高額な請求をされた
- 見積りをみてキャンセルしようとしたらキャンセル料金を請求された
特に、「無料で回収します」と宣伝しながら町中を巡回している業者には注意が必要。
回収は無料といいながら、出張費や作業費用などといって、最終的に高額な費用を請求されるケースもあるため、注意が必要です。
いらないハンガーが大量にあるなら不用品回収業者がおすすめ
ハンガーは素材ごとに処分方法が異なり、大量に溜め込んでしまうと処分には相当な手間がかかります。
面倒な分別をせずにまとめて処分したいという人は不用品回収業者に依頼しましょう。
不用品回収業者のワンナップLIFEは東京、千葉、埼玉、神奈川の対象エリア内であれば最短25分で現場に駆けつけ、即日回収が可能です。
出張見積もりも無料なので、不要なハンガーがあふれているという人はお気軽にご連絡ください！
