「愛着があってなかなか洋服を捨てられない」といっているうちに、気がつけばクローゼットの中が洋服でゴチャゴチャになっていませんか?
着ない服があふれていると本当に着たい服がなかなか見つからなかったり、同じような服を何着も買ってしまったりと、時間もお金もロスしてしまいます。
この記事では、捨てられない衣類の処分方法を7つ紹介します。
自分に合った方法でスッキリと衣類整理をして、快適な生活を送りましょう。
衣類の処分方法7選
衣類を処分する方法は7つです。処分方法によってかかる手間や費用が異なるので、自分にあった処分方法を見つけてください。
燃えるゴミとして処分する
自治体の一般ゴミとして、燃えるゴミで出すという方法です。処分にかかる費用は自治体指定のゴミ袋代だけなので、お得に処分できます。
ただし、自治体によっては衣類は「資源ゴミ」や「燃えないゴミ」に分類される場合もあるため、住んでいる自治体の回収ルールを確認しましょう。
自治体の回収ルールの例としては以下のようなものがあります。
自治体 | 分別ルール |
東京都世田谷区 | 可燃ゴミとして処分 ※まだ着れる服は町会・自治会などによる回収あり |
大阪府大阪市 | 古紙・衣類として処分 大量の場合は民間の再生資源事業者に依頼 |
神奈川県横浜市 | 資源集団回収で処分 (登録団体もしくは登録業者が回収) |
自治体の回収ボックスを利用する
自治体によっては町会や自治会、リサイクル活動団体などが衣類の回収ボックスを設置していたり、直接施設への持ち込みを受け付けています。
回収された衣類は中古衣類として再利用されたり、海外へ輸出されるほか、工業用雑巾などとして活用されます。
こうした自治体回収を利用することで不要な衣類を処分でき、リサイクルをしてもらうことで自然環境の保護などにも貢献できます。
ただし、施設によっては回収が平日のみだったり、月に一回など回収の回数が限定されている場合があるので、持ち込む際は事前に確認しましょう。
回収場所 | |
東京都世田谷区 | エコプラザ用賀、リサイクル千歳台、上馬東町会中里会館、羽根木プレーパークの会など |
神奈川県横浜市 | 一部の区総合庁舎・地区センター・スポーツセンターなど |
北海道札幌市 | 札幌市リユースプラザ、各清掃事務所(中央清掃事務所は除く)、中央地区リサイクルセンターなど |
リサイクルショップで売る
リサイクルショップに不要な衣類を持ち込むことで、売却してお金に変えられます。
お店に持ち込む前に衣類を洗濯するなど、なるべく良い状態で持ち込むことで査定額をアップできる可能性があります。
ただし、人気のブランドなどでもない限り、衣類はたくさん持ち込んでも数十円や数百円程度にしかならない場合が多いので、あまり金額に期待はしないほうが良いでしょう。
少しでもお金に変えられ、リサイクルによって再利用してもらえるというメリットがあるので、そのまま捨てるのはもったいないと考えている人におすすめです。
服が大量にあって持ち込みが大変という人は、リサイクルショップの出張買取サービスを利用しましょう。
フリマアプリやオークションサイトで売る
メルカリなどのフリマアプリや、ヤフオクなどのオークションサイトでいらない服を売却する方法です。
出品は無料で、買い手が見つかれば衣類を処分でき、売却金額まで手に入ります。
ただし、商品や価格によっては買い手がなかなかつかないこともあり、売却に時間がかかってしまうかもしれません。
また、買い手が見つかった場合は自分で梱包や配送の手配をしなくてはならないという手間もかかります。
そのため、時間や手間をかけてもお金に変えたいという人におすすめの方法です。
出品方法
- スマホなどにアプリをインストールして、必要情報を登録する
- 出品する衣類の写真を撮影し、アップロードする
- 衣類の商品情報や説明文を入力する
- 販売価格や掲載期間を設定する
- 出品する
販売店の回収ボックスを利用する
ユニクロやGUなど、販売店によっては不要になった衣類を回収する回収ボックスを設置しています。
回収された衣類は、新しい洋服にリサイクルされたり、世界各地の難民などへ送られるほか、固形燃料や自動車の防音材などにも利用されます。
回収ボックスに入れることでいらない服をただ処分するだけでなく、地球環境や社会貢献などさまざまなことに役立てられます。
なお、ユニクロやGU、無印良品はお店で購入した衣類のみが回収対象ですが、ZARAやH&Mは他社の衣類も回収しています。
回収ボックスを設置している店舗 | 条件 |
ユニクロ | ユニクロ・ジーユー・プラステの服のみ |
GU | ユニクロ・ジーユー・プラステの服のみ |
無印良品 | 無印良品の衣料品全般(下着を除く) |
H&M | ブランドや状態を問わず回収 |
ZARA | ZARA以外の服も回収可能 |
NPO法人などに寄付する
不要な衣類はNPO法人や慈善団体などに寄付をすることで、衣類を必要としている人に届けることができます。不要な衣類を処分できて、社会貢献もできる処分方法です。ただし、寄付を行う際は、多くの場合送料や寄付金などの費用が発生します。
寄付できる団体は数多くありますが、例えば以下のようなところがあります。
団体名 | 特徴 |
NPO法人ワールドギフト | これまで世界92カ国に物品や食料品、衣料品を支援しているNPO法人。 衣類のほかにも、おもちゃやぬいぐるみ、キッチン用品、ランドセル・バッグ類など、さまざまな寄付を受け付けています。寄付には梱包のサイズに合わせた寄付金が必要です。 |
古着deワクチン | 3,300円(税込)で申込みをすると衣類の衣類回収袋が届き、集荷までしてもらえるので家にいながら衣類を寄付できます。 回収した衣類はカンボジアや開発途上国を中心に再利用されます。 寄付をすると「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを日本委員会」を通じて開発途上国の子どもたちにポリオワクチンが届けられ、一口につき5人の命を救えます。 |
国際子供友好協会 | 発展途上国の子どもたちに支援を届けるNPO法人。衣類のほかにもおもちゃ・ぬいぐるみ・遊具など、幅広い品目を受け付けています。送料無料で寄付が可能です。 |
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に回収を依頼すると、大量の衣類も分別不要でまとめて処分してもらえます。
指定した日に回収してくれるため都合がつけやすく、急ぎの場合は即日回収も可能です。
衣類のみの回収で依頼した場合は割高になってしまうことが多いですが、衣類のほかにも処分したい不用品がある場合、まとめて依頼することでお得に処分できます。
多くの不用品回収業者では、「軽トラック乗せ放題◯◯円」などの定額パックサービスがあるので、処分する不用品が多い場合は不用品回収業者の定額パックを利用しましょう。
亡くなった人の衣類を処分するときに利用できるサービス
遺品整理サービスは、亡くなった人の遺品を丁寧に分別し、処分するサービスです。
故人の持ち物に愛着があってなかなか捨てられない、または処分する遺品が大量にある場合などに利用され、衣類以外の遺品も処分してくれるため、手がつけられない遺品をスッキリ片付けたい人におすすめです。
事情により相続放棄をするという場合、遺品を処分すると相続放棄ができなくなるのでは?と心配する人もいますが、衣類などの身の回りの品であれば遺品を処分しても問題ありません。
衣類の処分費用相場
衣類の処分方法別に、処分費用の相場をまとめました。処分方法を検討する参考にしてください。
処分方法 | 処分費用相場 |
燃えるゴミとして処分する | 30〜40円(指定ゴミ袋代) |
自治体の回収ボックスを利用する | 無料 |
リサイクルショップで売る | 無料 |
フリマアプリやオークションサイトで売る | 手数料(販売価格・落札価格の8〜10%) |
販売店の回収ボックスを利用する | 無料 |
NPO法人などに寄付する | 0円〜4,000円 |
不用品回収業者に依頼する | 軽トラック乗せ放題パック10,000円〜15,000円程度 |
衣類を処分するタイミング
衣類はついつい「まだ着れるから」、「思い出の服だから」など処分をためらいがちです。
しかし、一定期間着なかった服は今後も着ない可能性が高いでしょう。いつまでもクローゼットにしまっておいても収納スペースを圧迫してしまうので、思い切って処分することが大切です。
以下のようなタイミングで、処分を検討してみてはいかがでしょうか。
古くなって衣服が劣化している
衣類は洗濯を繰り返すうちに少しずつ傷んで劣化していきます。
お気に入りの服でも傷みが目立つと不潔な印象を与えてしまうかもしれません。
衣服が古くなって劣化している場合は処分を検討してみましょう。
1年以上着ていない
1年以上着ていない服は、恐らく今後も着る機会はないでしょう。
シーズンが来ても活躍しない衣類は、思い切って処分することをおすすめします。
収納スペースがない
クローゼットが服であふれている、収納するスペースがないという場合は、持っている服を一度見直してみて、断捨離を行いましょう。
断舎離することでクローゼットやお部屋にあふれていた服が片付き、心もスッキリ心機一転できます。
新しい服を買った
新しい服を1着買ったら古い服を1着捨てるということにすれば、衣類は増えません。
特に子どもの服は成長に合わせて新しい服を買う頻度が高めですが、購入してもなかなか処分をしないため服があふれがちです。
新しく服を買ったら古い服を処分するというルールを設けてみるのもおすすめです。
自分の趣味に合わなくなった
買ったときは気に入っていたけど、時間が経ってみるとなんだか自分の趣味に合わない気がするということはありますよね。
購入したときの思い入れなどもあり、そのうちまた着るかもと取っておきがちですが、趣味に合わないと思うなら思い切って処分してしまうことをおすすめします。
不要な服を処分して収納スペースを確保することで、いまの趣味に合った洋服を購入することも可能です。
手軽に大量の衣類を処分したいなら
不要な衣類を処分することで、クローゼット内だけでなく心もスッキリし、心機一転できます。自分の状況や目的に合った処分方法を選びましょう。
大量の服を処分するなら、不用品回収業者にまとめて回収してもらうのがおすすめです。
ワンナップLIFEは大量の不用品回収やゴミ屋敷清掃、遺品整理など幅広く対応可能な不用品回収業者。
即日対応も可能なので、すぐに処分したい人はその日のうちにスッキリ処分してもらいましょう。
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