古くなったタイヤを処分したいとき、重いタイヤをどう処分したらいいのか悩みますよね。家庭ゴミとして捨てるのは難しい気がして面倒で先延ばしに…そんなことはありませんか?
安く済ませたいなら、持ち込みや回収業者への依頼がおすすめです。
もっとお得に、買い取りを検討してみるのもいいでしょう。
不要になったタイヤの最適な処分方法をご紹介します。
自治体でのタイヤ処分は基本NG!一部粗大ごみなら可能
タイヤの処分は、多くの自治体が受け付けていません。
理由は、タイヤが環境省から「適正処理困難物」に指定されているからです。
この後の章でも詳しく説明しますが、タイヤのゴムやワイヤーなど、一般的なゴミとして扱えない素材が、タイヤ処理を困難にしています。
まれに、「特定適正処理困難物」として受け入れてくれる自治体も。しかし、数は少ないのが現状です。
お住いの地域で、タイヤが処分可能かどうかの確認が必要になります。
タイヤを処分する6つの方法とその費用
どのくらい処分費用がかかるかも含め、タイヤの処分方法を紹介していきましょう。
カー用品店やタイヤ販売店で処分
一般的には、新しいタイヤに交換したときに、古いタイヤを処分してもらいます。
処分費用はお店によって異なりますが、一例として、カー用品店のオートバックスを見てみましょう。
タイヤ交換工賃 | 廃タイヤ処分料 |
軽・普通車 1,620円/1本 | 軽・普通車 250円 |
ミニバン・4WD 2,160円/1本 | 4WDなどの大型車 250円 |
出典:タイヤ・ホイール・スーパーオードバックスTODA(2022年6月現在)
また、タイヤ販売店のタイヤ館では、軽~大型車の廃タイヤ処分料が275円となっています。
廃タイヤの処分だけでは受け付けてくれません。タイヤ交換の工賃もかかる点に注意が必要です。
ガソリンスタンドで処分
ガソリンスタンドでもタイヤ処分の依頼はできますが、必ずスタッフが常駐しているスタンドを選びましょう。
しかし、全国どこのガソリンスタンドでも処分を受けてくれるわけではありません。
処分費用もお店によって異なりますので、事前の確認が必要です。
ガソリンスタンドでのタイヤ処分費用相場 | 1本につき300円~550円 |
出典:タイヤ販売・取付|コスモ石油
処分費用1,000円~の店舗もあるので事前確認は必須です。
カーディーラーで処分
カーディーラーでの処分も可能です。タイヤ購入が条件の場合もある一方で、持ち込みで受け付けてくれるところもあります。
店舗によって対応が大きく異なりますので、確認する必要があります。
カーディーラーでの費用相場 | 約350円 |
中古車販売のディーラーなら、安価で引き取り可能な場合が多いでしょう。
整備工場or修理工場で処分
自分で持ち込まないといけませんが、行きつけの整備工場など普段から付き合いがあるところなら比較的安価で処分してもらえる可能性が高いです。
タイヤの修理や車検などをお願いした際、タイヤの処分についても一緒に聞いてみるといいでしょう。
修理工場or整備工場などの処分費用相場 | 1本約250円~550円 |
不用品回収業者に依頼
処分したいタイヤの数が多かったり、タイヤのほかにも一緒に捨てたいものがあるなどの場合に便利なのが、不用品回収業者に依頼する方法です。
不用品回収業者の利点は、自分で持ち込まなくても業者が家まで回収に来てくれること、数が多くても一度に持って行ってもらえるので手間が掛からないことです。
要注意点としては、不用品回収業者に悪徳業者も存在することでしょう。
業者が不法投棄などした場合、依頼者も知らずに罪になる場合があるので、「収集運搬許可証」を持っているかの確認は最低限しておきましょう。
念のため、複数の不用品回収業者で比較検討することをおすすめします。
不用品回収業者での処分費用相場 | 1本1,000円~2,000円 |
自治体で処分(自転車タイヤ・自治体分別など)
自治体では、基本的に廃タイヤの処分が依頼できません。
これは、環境省の『適正処理困難物』に指定されているためです。
ただし、「粗大ゴミ」としてなら出せるケースも。自治体によって異なりますが、自転車のタイヤは「不燃ゴミ」と「粗大ゴミ」に分けて捨てられる場合があります。
自治体にはゴミの種類を3つに分類しています。
- 可燃ゴミ
- 不燃ゴミ
- 粗大ゴミ(特定適正処理困難物)
いろいろな素材が混在しているタイヤは、この3つの種類に分別することになります。
自転車のタイヤを「不燃ゴミ」と「粗大ゴミ」にする場合の手順は以下になります。
- 自転車のタイヤゴム部分はカットしてワイヤーが入っている部分まで切込みを入れる
- ワイヤーに沿うように切込みを入れたら、タイヤゴムを踏んで固定し、引っ張るとワイヤーが外れていく
- タイヤゴムは不燃ゴミの袋に入るくらいの大きさにカットして入れる
タイヤゴムは「不燃ゴミ」、ワイヤーは「粗大ゴミ」になります。
車のタイヤ同様、粗大ゴミで出す手順は以下の通りです。
- 自治体に問い合わせて日時を予約
- コンビニ、スーパーで「粗大ゴミ処理券」を購入し、タイヤに貼り付け
- 予約日時に指定ゴミ置き場に持っていく
タイヤ処分の目安時期
タイヤ処分の目安を紹介します。
- タイヤに大きいヒビが入っている
- タイヤにミゾがない
- ワイヤーが見えている
上記のような症状が見られたら、タイヤの処分時期でしょう。
それぞれの症状の危険性などについて、もう少し詳しく説明します。
タイヤにヒビが入っている
長く使っていたタイヤは、タイヤのゴム部分が劣化しヒビが入るようになります。
タイヤとしての役割を果たしませんし、走行時に危険が伴います。
この状態で使い続けると、パンクやバースト(=タイヤの中が破損しタイヤが破裂する)の恐れがあります。
ヒビが入っている場合は、速やかに処分しましょう。
タイヤに溝がない
こちらも大変危険な状態と言えます。
タイヤに溝がある理由は、走行時にタイヤが道路面を掴みやすくするためです。
そのため、タイヤにミゾがないと、掴むものが何もない状態でツルツルと滑りやすく、急ブレーキなどはまず利きません。
大変危険なので、ミゾがないタイヤでは決して走行してはいけません。
ワイヤーが見えている
こうなると、そもそもタイヤとして成り立ちません。
ワイヤーが見える状態で走行しようものなら、タイヤのゴム部分もワイヤーによって破損し、スリップを起こします。
ワイヤーが見えているタイヤでの走行は法律で禁止されています。
ワイヤーが見えているタイヤを車に履かせること自体も禁止ですので注意しましょう。
タイヤ処分を買い取りでお金に変える方法
タイヤの処分は、買い取りしてもらう方法もあります。
最低限以下のような条件が必要です。
- タイヤが人気銘柄である(ヨコハマ、ダンロップ、ブリヂストン、トーヨータイヤ、ファルケン、ミシュランなどのブランドタイヤ)
- 未使用のタイヤ
- 製造年数が浅いタイヤ
- 希少価値が高いタイヤ
上記のような条件があると、高値で取引できる傾向があります。
その他にも4つの買い取り方法がありますので、見ていきましょう。
買い取り方法:①ネットオークション
カー用品店などで買い取り価格が付かなかった場合も、ネットオークションなら売れることがあります。
個人間取引なので、多少走行しているタイヤであったり、傷があったり、4本揃ってない場合でも売れることがあります。試してみる価値はあるでしょう。
その場合は、説明欄にしっかり傷があることや、走行している場合はどのくらい走ったか、本数などを明確に記載しましょう。
傷がある部分などを写真にアップで取って掲載しておくと信用度も上がりますし、落札するかどうかの目安になってトラブル回避につながります。
買い取り方法②フリーマーケット
こちらも個人間取引の1つ。
フリーマーケットはネットオークションと違い対面での販売になるので、タイヤの状態を実際に見れることもあり、状態さえ良ければ売れる確率も高いです。
買い取り方法③リサイクルタイヤ販売業者
こちらは個人間とは違うので、売れるタイヤはある程度状態の良いものに限られてきます。
しかし、製造後3年未満なら買い取ってくれるケースが高いでしょう。
スタッドレスタイヤの場合は、3年を多少経過していても売れる可能性はあります。(11月ころが売れ筋)
買い取り方法④中古商品対応の販売店
中古商品を対象にしている販売店の場合は、タイヤが「ほぼ新品」の状態でなければ買い取りは難しいでしょう。
また、「ホイール付き」が条件になっていることも。
処分したいほど古くなっているのであれば、この方法は不向きです。
タイヤ処分に困ったらランナップLIFEへ
今回は、タイヤの処分について「タイヤの処分方法」「タイヤ処分の目安時期」「タイヤを買取でお金に変える方法」の情報を紹介しました。
- タイヤ処分には、カー用品店~自治体まで6つの方法がある
- タイヤの処分の目安時期は、「ヒビ」「溝」「ワイヤー」がカギ
- タイヤ処分を4つの買い取り方法がある
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