バイク(原付・オートバイ)を適切に処分する方法を5つ紹介します。
バイクを処分したいけど、「手続きが色々と難しそうだから」と放置したままの人も多いのではないでしょうか。
乗らないバイクを処分せずにいると、無駄に税金を払い続けることになるため、早急に処分するのが賢明です。
今回は、125㏄未満の原付スクーターや、251㏄を超えるオートバイなど、バイクの種類に応じて必要になる手続きについても解説します。
バイクの処分にお困りの方はぜひ参考にしてください。
【事前知識】バイクを処分する際は廃車手続きが必要
バイクを処分する際にまず知っておきたいのが、バイク本体の処分と一緒に「廃車手続き」も行う必要があるということ。
バイクを回収してくれる業者の中には、廃車手続きを代行してくれるところもありますが、業者に依頼しない場合は、自分で手続きを進めなければなりません。
廃車手続きを行う場所や必要な書類などを、バイクの種類(排気量)ごとに分けて紹介するので、廃車手続きを自分で行う予定の方は、参考にご覧ください。
原付バイク(~125cc)
原付や125cc以下のバイク(スクーター等)は、住所登録のある各市町村の役所にて廃車手続きを行います。
手続きをする際に必要になるものは下記です。
- 印鑑
- 標識交付証明書
- ナンバープレート
- 廃車申告書
廃車申告書は役所の窓口、もしくは各自治体のホームページからもダウンロード可能できます。
必要な書類を役所に提出したら、廃車証明書をもらって廃車手続き完了です。
廃車証明書はバイクを売却する際などに必要になるので、なくさないようにしましょう。
軽二輪自動車(125cc~250cc)
軽二輪自動車(125cc~250cc以下のバイク)は、管轄の陸運局にて廃車手続きを行います。
軽二輪自動車の廃車手続きで必要なものは下記です。
- 軽自動車届出済証
- 印鑑
- ナンバープレート
軽自動車届出済証は、ナンバープレートをもらったときに発行されているもので、もし紛失していても、陸運局にて再発行ができます。
陸運局についたら、下記のいずれかの書類をもらい、手続きを進めます。
- 軽自動車届出済証返納証明書交付申請書 …バイクの売却、譲渡をする予定の人向け
- 軽自動車届出済証返納届出書…壊れて動かないバイクを処分する人向け
必要書類を提出し、「軽自動車届出済証返納書」を発行してもらえば手続き完了です。
小型二輪(251cc~)
排気量が251ccを超えるバイク(小型二輪自動車)は、250㏄未満のものと同様に陸運局にて手続きを行います。
- 車検証
- 印鑑
- ナンバープレート
これら3つを持って陸運局まで行き、窓口にて下記の申請書類をもらって手続きを進めます。
- 抹消登録申請書
- 手数料納付書
- 軽自動車税申告書
抹消登録申請書を記入する際は、「一時抹消」と「永久抹消」の2つから選ぶようになります。
バイクを売却や譲渡する予定なら一時抹消、バイクがスクラップ状態であるなら永久抹消を選びましょう。
一時抹消の場合、手続き完了後に証明書が発行されます。
もらった証明書は、バイクを売却する際などに必要となるので、なくさないよう大切に保管してください。
バイクの処分方法6選!
ここからは、バイクの処分方法を6つ紹介します。
バイクの状態や、手間・費用のかかり方などを考慮し、自分のニーズに合う処分方法を見つけてみてください。
自動車リサイクル促進センターの指定引取場所へ持ち込む
「自動車リサイクル促進センター」が指定する指定引取場所へバイクを持ち込めば、不要なバイクを処分してもらえます。
指定引取場所は全国に約170ヶ所点在しており、自動車リサイクル促進センターのホームページにて場所の確認ができます。
運搬が必要なので手間はかかりますが、無料で処分できるので費用を抑えたい方におすすめの方法です。
ただし、処分してもらえるバイクは決められており、対象外のバイク(キムコなど)は処分してもらえません。
廃棄二輪車取扱店に依頼する
廃棄二輪取扱店に依頼すれば、不要なバイクを引き取りに来てくれます。
処分にかかる費用は、バイクの種類やサイズによって異なり、3,000~10,000円ほどです。
バイクを販売しているお店の大半は、廃棄二輪取扱店に加盟しているので、最寄りの販売店に確認してみてください。
バイク買取専門店で売却する
壊れていないバイクを処分するなら、バイク買取専門店で売却するのも有効です。
うまく売れれば臨時収入が入るうえ、廃車手続きを代行してくれる店舗も多く、比較的手間をかけずに済ませられます。
新型モデルや状態の良いものであれば、高値で売却できる可能性も高いです。
買取価格は店舗によってさまざまなので、なるべく高く売りたい人は、複数の店舗から見積もりをもらって比較することをおすすめします。
ネットオークションで売却する
多少手間をかけてでも高値で売りたいと考えている方は、ネットオークションでバイクを処分する方法もあります。
最低売値を自分で設定できるので、バイク店などで売却するよりも高額で取引きできる可能性が高いです。
ただし、事前に役所で廃車手続きをしておくのは必須で、価格交渉や相談、配送の手続きなども自分で行わなければならず、面倒なことは多いです。
また、バイクの配送料は20,000円以上かかる場合もあり、その出費も考慮して売値を設定する必要があります。
知人に譲渡する
少し手間はかかりますが、バイクを欲しいと思っている知人に譲渡する方法もあります。
バイクを譲る場合は、「名義変更」が必要です。
名義変更をする際に、所有者が行う大まかな手続きの流れは下記のとおりです。
- 廃車手続きを行う
- 廃車手続き後に、「廃車証明書」と「譲渡証明書」をもらう
- 譲渡証明書に署名し、バイクを渡す予定の知人に必要書類を渡す
バイクの新所有者となる知人が、自治体の軽自動車関連窓口で、名義変更手続きを進めれば完了です。
不用品回収業者
不用品回収業者も、バイクの引取サービスを行っています。
損傷が激しく、どこに依頼しても引き取ってくれなかったバイクでも、不用品回収業者なら回収可能です。
処分にかかる費用は4,000円~8,000円ほどと、業者によってばらつきがあるため、複数の業者をチェックして比較してみましょう。
業者によっては、不用品の買取りに対応するところもあり、処分費用を大幅に抑えられるケースもあります。
バイクを処分する際にかかる費用の相場
バイクを処分するとどれくらいの費用がかかるのか、大まかに把握しておきたいという方は多いでしょう。
バイクを処分する際にかかる費用の相場をまとめましたので、参考にしてください。
指定引取場所への持ち込み | 無料 |
廃棄二輪取扱店へ依頼 | 3,000~10,000円 |
バイク買取専門店で売却 | 無料 |
ネットオークションに出品 | 無料(配送費2~3万円) |
知人に譲渡する | 無料 |
不用品回収 | 4,000~8,000円 |
ある程度動かせる状態であれば、無料で処分できるケースも多く、費用がかかったとしても10,000円以内で収まる場合がほとんどです。
もし業者から見積もりをもらって、数万円以上の費用がかかるとなった際は、別の業者を検討したほうが良いでしょう。
知らないと損!バイクを処分する際に知っておきたい2つのこと
ここでは、バイクを処分する際にしっておきたいことを2つ紹介します。
知らないと金銭的な面で損をする可能性が高いので、ぜひ一度目を通しおいてください。
廃車手続きは3月までに行う【税金がかかる】
バイクを処分する際は、3月までに廃車手続きを行うのをおすすめします。
原付を含む二輪車の税金は、4月1日に1年分が課税されます。
3月31日までに廃車手続きを完了させれば、税金を回避できるのです。
4月以降に廃車手続きを行うと、2,000~6,000円ほどの税金を無駄に払うことになるので、3月中に手続きを終わらせるようにしましょう。
加入している保険の解約手続きも忘れずに
役所や運輸局で廃車手続きを行う場合、保険の解約手続きは行なってもらえません。
そのため、自分で保険会社に連絡して手続きをする必要があります。
バイクに乗る際は、自賠責保険と任意保険に加入しますが、いずれも解約後に、残りの保険期間に応じて還付金を受け取れます。
早めに解約手続きをした方が、受け取れる還付金も多くなるので、廃車手続き後は速やかに保険会社に連絡することをおすすめします。
バイクを処分するなら不用品回収業者が便利でおすすめ【3つのメリット】
バイクを処分するさまざまな方法を紹介しましたが、中でもおすすめしたいのが不用品回収業者への依頼です。
不用品回収業者は、時間の融通がきく、あらゆる不用品をまとめて回収できるなど、たくさんの便利なメリットがあります。
不用品回収業者へ依頼することで得られる代表的なメリットを3つ紹介するので、処分方法がなかなか決められないという方は、判断材料としてぜひ参考にしてください。
自分の都合に合わせて日程調整できる
不用品回収業者は、年中無休で受付対応するところも多いです。
自分の都合に合わせて日程調整ができるので、忙しくてなかなかバイクを処分する時間が作れずに困っている人も、あんしんして依頼できます。
また、電話依頼から即日に駆けつけてくれる業者も多数あるので、急な引っ越しなどで、すぐにでもバイクを処分したい時に非常に助かります。
バイクを自分で運ばなくていいから手間いらず
「引き取り場所までの持ち運びが大変…」「回収してくれるバイクショップが近くにない…」、とお悩みの方におすすめなのが不用品回収業者です。
不用品回収業者は、自宅までバイクを取りに来てくれるので、重たいバイクを持ち運ぶような手間が一切かかりません。
壊れて全く動かなくなったバイクでも、問題なく処分できます。
バイク以外の不用品もまとめてお得に処分できる
不用品回収業者では単品の回収プランのほかに、「トラック積み放題」という定額プランを用意しています。
バイクのみを単品で処分した場合、4,000~8,000円ほどの費用がかかりますが、トラック積み放題プランは、安いところだと16,000円ほどで利用できます。
トラックに積みこめる量ならどれだけ処分しても料金一律なので、ヘルメットやグローブ、その他工具など、あらゆる不用品をまとめて処分したいとお考えの方におすすめです。
こちらの記事で、トラック積み放題プランの詳細を記載しているので、気になった方はぜひ目を通してみてください。
ゴミ回収のトラック積み放題はホントにお得?単品回収とパック料金の選び方を解説
バイクの処分は信頼できる業者にお任せを
バイクを処分する方法はさまざまなものがありますが、どの方法も一長一短があり、自分のニーズにもっとも適したものを選択することが大切です。
バイクのほかにもまとめて不用品を処分したい、ガレージを一気にキレイにしたい、とお考えなら、ぜひ「ワンナップLIFE」へお任せください。
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