引っ越しの際には必ず粗大ゴミが発生するといっても過言ではありません。
その粗大ゴミを引っ越し業者に回収してもらうことはできるのでしょうか?
もし、引っ越しに合わせて粗大ゴミを回収してもらえれば処分の手間を省くことができますし、粗大ゴミの処分にかかる費用を抑えられるはずです。
そこで今回は、大手引っ越し業者4社の粗大ゴミへの対応を調べてまとめました。
また、粗大ゴミの回収を専門にしている業者についてもまとめたので、粗大ゴミの処分にお困りの方は参考にしてみてください。
引っ越し時の「粗大ゴミ」の定義とは?
粗大ゴミの定義は全国一律ではなく、各市区町村によって少しずつ異なります。
例えば、新宿区では「日常生活に伴って生じた大型ごみで、一辺の長さがおおむね30cmを超える家具、寝具、電気製品(家電リサイクル品以外)、自転車など」が粗大ゴミの対象になります。
一方で、地域によっては40cm、50cmを超えるゴミが粗大ゴミに該当する場合もあるので、必ずお住いの地域のホームページをご確認ください。
大手引っ越し業者は粗大ゴミも回収してくれる?
では、本題の「大手引っ越し業者で粗大ゴミを回収できるのか」という点について1社ずつ解説していきます。
今回は以下の4社を取り上げましたので参考にしてみてください。
- サカイ引越センター
- 日通
- アート引越センター
- アリさんマークの引越社
サカイ引越センター
サカイ引越センターの粗大ゴミへの対応は以下の通りです。
- テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機は有料にて引き取り可能
- ピアノはヤマハピアノサービスと提携して買取や処分の査定を行う
- 家電リサイクル法以外の不用品は委任状を提出することで引き取り可能(※一部エリアのみ)
- 不用品の買取サービスを実施(※一部エリアをのみ)
- 生活ゴミ、パソコンは回収不可
サカイ引越センターは粗大ゴミの取り扱いに比較的柔軟な引越し業者です。
テレビなどの家電リサイクル法対象品の回収は可能、ピアノもヤマハピアノサービスと提携して対応しています。
ただし、粗大ゴミの回収や買取は一部エリアに限るので、詳しくはサカイ引越センターまでお問い合わせください。
日通
日通の粗大ゴミへの対応は以下の通りです。
- 家電リサイクル対象品の回収業者を手配
- 粗大ゴミの処分を希望する場合は要事前相談(※一部地域を除く)
- 生活ゴミ、パソコンは回収不可
日通は家電リサイクル法対象品の回収を行っていませんが、回収業者を手配することは可能です。
ただし、それ以外の粗大ゴミ、生活ゴミは回収できないのでご注意ください。
アート引越センター
アート引越センターの粗大ゴミへの対応は以下の通りです。
- テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機は有料にて引き取り可能
- 粗大ゴミ、生活ゴミ、パソコンは回収不可
アート引越センターは家電リサイクル法対象品のみ有料で回収しています。
その他の粗大ゴミ、生活ゴミは回収できません。
アリさんマークの引越社
アリさんマークの引越社の粗大ゴミへの対応は以下の通りです。
- テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機は有料にて引き取り可能
- 粗大ゴミ、生活ゴミ、パソコンは回収不可
アート引越センターと同じく、アリさんマークの引越社も家電リサイクル法対象品のみ有料で回収、粗大ゴミや生活ゴミは回収していません。
引っ越し業者での粗大ゴミ回収は難しい
ここまで見てきたように、引っ越し業者のサービスは“あくまでも引っ越し作業がメイン”となっています。
テレビやエアコンであれば回収してもらえますが、粗大ゴミに該当する家具家電などは自身で処分しなければいけません。
そこで役に立つのが粗大ゴミ回収業者です。
粗大ゴミ回収業者は家具家電の回収はもちろん、家電リサイクル法対象品も回収可能です。
業者によっては生活ゴミの回収も行っているので、引っ越しで出たゴミをまとめて処分することもできるでしょう。
しかし、粗大ゴミ回収業者は業者ごとに少しずつサービスが異なるので、どのような業者を選ぶのかが重要になります。
引っ越し時の粗大ゴミの処分を依頼できる業者は?
あなたに合った粗大ゴミを回収してくれる業者は、処分したい粗大ゴミの種類と数によって変わります。
それでは、粗大ゴミの処分にぴったりな業者の特徴を探していきましょう。
買取価値のある粗大ゴミはある?
製造から5年以内の家電製品や人気の家具などは買取対象となります。
その他にも、アクセサリー、骨董品、古酒などが買取対象となることもあります。
もし、処分する予定の粗大ゴミの中に買取価値のある物があれば、買取対応している業者を選びましょう。
買取分は回収費用から割引され、買取価格が上回った場合はその分がキャッシュバックされます。
粗大ゴミの買取価値がわからない場合は?
利用者の中で最も多いのは「粗大ゴミに買取価値があるかわからない」というケースです。
例えば、破損箇所がある家具家電、本物かどうかわからない骨董品など、ご自身で買取価値を判断できないケースは少なくありません。
そのように判断が難しい場合は買取査定を申し込んでみてください。
買取対応している業者の多くは無料で買取査定を実施しているので、気軽に価値の有無を確かめることができます。
粗大ゴミの数は多い?
粗大ゴミ回収業者の回収プランは、大きく分けて「単品回収プラン」と「積み放題プラン」の2つ分かれています。
「単品回収プラン」は粗大ゴミ1点ごとの金額が設定されており、粗大ゴミの個数分だけ料金を支払うプラン。
「積み放題プラン」はトラックに積める範囲なら一定料金で粗大ゴミを回収できるプランです。
粗大ゴミの数が1〜3点ほどの少量であれば単品回収プランですが、粗大ゴミが4点以上の場合は積み放題プランの方がコスパよく処分できます。
引っ越しでは沢山の粗大ゴミが出やすいため、積み放題プランが充実している粗大ゴミ回収業者を選ぶといいでしょう。まずは、無料見積もりをとってみるのがおすすめです。
引越し時の粗大ゴミは自治体にも出せる?
引越し時も自治体のゴミ収集は利用できるのでしょうか?ここでは、ゴミがごく少量の場合に自治体の収集サービスを利用する方法をご紹介します。
引越し時も粗大ゴミを解体したらゴミ集積場に出せる?
多くの市区町村では粗大ゴミをゴミ集積場に出すことはできません。
粗大ゴミを捨てるには、自治体の戸別回収もしくはクリーンセンターに持ち込み有料で処分する必要があるのです。
ここで「粗大ゴミを解体して小さくバラバラにしたらゴミ集積場に出せるの?」と疑問に思われる方がいらっしゃるかも知れません。
その回答も市区町村によって異なり、例えば新宿区では30cm以下に解体しても粗大ゴミとして処分する必要があります。
逆に、粗大ゴミを一定以下のサイズに解体すれば一般ゴミとして処分できる地域もあります。
自治体で引越し時の粗大ゴミを捨てるときの注意点
自治体のサービスで粗大ゴミを捨てる場合は、以下の4点にご注意ください。
- 事前予約、粗大ゴミシールの購入などの手続きが必要
- 予約から回収まで数日〜2週間ほどかかる
- 家電リサイクル法対象品(テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機)、パソコンは回収できない
- 一定のサイズ・重量を超えるゴミは回収できない(例:長さ1m80cm以上、重さ100kg以上は回収不可)
このように自治体の粗大ゴミ回収には不便な点が少なからずあり、引っ越し作業で時間がない方にとっては大きな負担になるでしょう。
また、すべての大型のゴミを回収してもらえるとは限らず、回収できるゴミのサイズ・重量に制限があります。
上記の注意点を踏まえると、自治体のサービスではなく業者に粗大ゴミを回収してもらう方がラクに引っ越しできることがお分かりいただけるはずです。
引っ越しで出た粗大ゴミは業者に依頼してラクラク処分!
引っ越しの準備で出た粗大ゴミは、専門業者なら30分〜数時間ほどで回収することができます。
粗大ゴミの回収・運搬作業はすべてスタッフが行うので、あなたは回収するゴミの指示だけをしていただくだけで構いません。
粗大ゴミの処分には多少費用がかかりますが、粗大ゴミ回収業者の「積み放題プラン」を利用することで費用を最小限に抑えることが可能です。
私たち『ワンナップLIFE』は引っ越し時の粗大ゴミの処分の相談も多くいただいております。
ご近所に知られたくないという方も多いため、予め希望時間帯や作業の際に配慮すべき点をお伺いし、ご希望の回収を実施させていただきます。
見積もり・相談は無料ですので、気軽にお電話・メール・LINE@でご連絡ください。
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