”汚部屋”と呼べるほど散らかったお部屋をキレイにするためには、通常よりも料金相場が高くなります。
例えば、マンションの一室を丸ごと片付けるのに10万円を超すことも珍しくはありません。
もちろんゴミの量やお部屋の大きさによって料金は前後しますが、汚部屋ともなるとそれなりの料金が必要となります。
しかし、汚部屋の片付けにかかる高い料金を安く抑える方法がないわけではありません。
今回お伝えする安く使うコツを実践すれば、相場以下の料金で業者を利用できるはずです。
誰でも簡単に実践できるコツばかりなので、実践できそうなコツを探しながら読み進めてみてくださいね!
汚部屋の片付け業者を安く使う7つのコツを解説!
汚部屋の片付け業者を安く使うコツは7つあります。
- 出来る限りの作業を終わらせる
- ハウスクリーニングを同時に依頼できる業者を選ぶ
- リサイクルショップ、ネットオークションを利用する
- 割引を利用する
- オプション料金がかからないように工夫する
- 複数の片付け業者で見積もりを取る
- 値下げ交渉する
この7つのコツの中で簡単に実践できそうなものをチェックしてみてください!
安く使うコツ1|出来る限りの作業を終わらせる
業者の利用料金は、ゴミが多く、お部屋が広く、汚れが酷いほど金額が高くなります。
だから片付けの作業をすべて業者に任せてしまうと、作業量が多い分だけ料金が高くなるんですね。
そこで1つ目のコツとして『自分で出来る限りの作業を終わらせておく』と料金を抑えることができます。
すべての作業を終わらせることは不可能なので、あくまでも出来る限りでOKです。
例えば、ゴミの分別をする、水回りの掃除は自分で行うなど一部でもいいので作業を終わらせておくとその分金額が安くなります。
安く使うコツ2|ハウスクリーニングを同時に依頼できる業者を選ぶ
あなたのお部屋はハウスクリーニングを依頼する必要があるレベルの汚部屋でしょうか?
ハウスクリーニングが必要なレベルとは・・・
- 水回り(お風呂・トイレ・キッチンなど)が汚れている
- 部屋中に異臭が染み付いている
- カーペットに汚れが染み付いている
- エアコンの風からカビのニオイがする
- 除菌が必要な汚れがある
お部屋が上記に当てはまるような状況であれば、ぜひハウスクリーニングの依頼も検討してください。
そして、ハウスクリーニングが必要な場合は、片付けと同時にハウスクリーニングを依頼できる業者を選びましょう。
片付けとハウスクリーニングを違う業者に依頼すると基本料金や手数料など無駄な料金が発生してしまいます。
1社に片付けとハウスクリーニングを依頼することで無駄な料金を抑えられますよ!
安く使うコツ3|リサイクルショップ、ネットオークションを利用する
家具家電、アクセサリー、骨董品、衣類、書籍など、売れそうな物があるなら片っ端から売っちゃいましょう!
リサイクルショップに持ち込むのも良し、ヤフオクやメルカリなどのネットオークションで売るものいいですね。
リサイクルショップを利用するメリットは即買い取りしてもらえる点。しかし、ネットオークションに比べて買取金額が低い傾向にあります。
逆にネットオークションを利用するメリットは比較的高額で売れる点。しかし、ネットオークションの場合、出品した物が売れなかったり発送の手間がかかるというデメリットがあります。
このメリットとデメリットを考慮して利用するサービスを選んでみてください。
安く使うコツ4|割引を利用する
業者の中には特定の条件を満たした場合に利用できる割引を実施している業者があります。
例えば、早割(回収日の◯日以上前に予約で割引)、ネット割(ネットからの予約で割引)、リピート割(2回以上のご利用で割引)など様々な割引キャンペーンが用意されています。
いくつかの業者のホームページを確認してあなたが利用できそうな割引キャンペーンがあるかどうかチェックしてみるといいですよ!
安く使うコツ5|オプション料金がかからないように工夫する
片付け業者を利用するときにオプション料金が発生することがあります。(必ずしもこれらのオプション料金がかかるわけではありません。)
特に多いのが次に挙げるオプションです。
- 階段料金(2階以上)
- スタッフ追加料金(2名以上)
- 営業時間外対応料金(深夜・早朝料金)
- 即日料金
それぞれのオプション料金がどんなときに発生するのか、そしてオプション料金がかからないようにする工夫も同時にお伝えしていきます。
オプション料金1|階段料金
階段料金は2階建て以上の一軒家やエレベーターが付いていないマンション・アパート(2階以上)の片付けを行うときに必要な追加料金です。
階段料金がかからないようにするには、処分したいゴミや物を1階に下ろすしかありません。
しかし、タンスやベッドなどの大型の家具家電は階段を使って下ろすのは危険を伴います。ですので、無理しないように簡単に持ち運べる物に限定して1階に下ろしてみてください。
片付け業者の中には『階段料金が無料の業者』もあるので、2階以上にゴミや物がある場合はそのような業者を探すのも1つの手段です。
オプション料金2|スタッフ追加料金
スタッフ追加料金はスタッフを1名追加するごとにかかる料金です。
基本的には1名までは無料、2人目のスタッフからオプション料金が発生します。
このスタッフ追加料金がかからないようにするには、あなたや家族が作業のお手伝いをすること。
人手をこちらが提供することでスタッフ追加料金を抑えることができます。
また、お手伝いをすることで割引を実施している業者もあるので、そのような片付け業者を検討するのもアリですね!
オプション料金3|営業時間外対応料金(深夜・早朝料金)
営業時間外や深夜や早朝に作業を行う場合に料金が発生することがあります。
これらのオプション料金が発生しないようにするには、あなたの希望時間に営業している片付け業者を探すことです。
もしくは、営業時間外・深夜・早朝の料金がかからない業者を検討してみてください。
オプション料金4|即日料金
片付け業者に連絡をした当日に作業をする場合『即日料金』や『特急料金』などの料金が発生します。
お急ぎの方であれば即日料金が発生するのは仕方ないと思いがちですが、中には即日料金が発生しない片付け業者もあります。
安く使うコツ6|複数の片付け業者で見積もりを取る
片付け業者を1社に絞る前に必ず実践して欲しいのは『複数の業者で見積もりを取る』ことです。 必ず複数の業者で見積もりを取って欲しい理由は大きく分けて2つあります。
- 数ある業者の中からサービスが良く低価格な業者を選ぶことができる
- ボッタクリ業者を検討リストから除外できる
複数の業者で見積もりを取ることで自ずと一番安い業者を知ることができますよね。
電話での対応や出張見積もり時のスタッフさんの対応を見ることで、信頼できる業者かどうかも判断しやすくなります。
そして、見積もり額が飛び抜けて高いor安い場合は、ボッタクリ業者である可能性が高くなります。
見積もり額が高い場合はそのままの料金を請求されて高額料金を支払う羽目になりますし、かと言って見積もり額が安すぎるのも注意が必要!
逆に見積もり額が安すぎると、後から高額な追加料金を請求される可能性が考えられるんですね。
見積もりする業者が1社だけだと、その業者が優良な業者なのかボッタクリ業者なのか判断できないので必ず複数の業者で見積もりを取るようにしてください。
安く使うコツ7|値下げ交渉する
複数の業者で見積もりをした後は値下げ交渉をしてみましょう。
そのときに「他社とで悩んでいる」と伝えると値下げ交渉しやすくなります。
また、その日の内に契約する旨を伝えるち、さらに値下げ交渉に応じてくれやすくなりますよ!
粗大ゴミ回収業者も「その場で契約を決めたい」という思いがあるので、その気持をうまく利用して値下げ交渉してみてくださいね。
特に次の記事では、料金を抑えるための見積り依頼のコツを3つご紹介しているので参考になるはずです!

「無料回収」を謳う業者には要注意点
「安く、安く、安く!」を追求してしまうと、安さを罠にする悪徳業者に騙されてしまう恐れがあります。
特に「無料回収します!」と宣伝しながら街中を徘徊している業者やチラシを入れている業者には注意しましょう。
そのような無料回収を謳う業者は、ゴミの処分費用や運搬費用と称して高額料金を請求してくることがあります。
安さに目がくらむと想定外の高額出費をしてしまう可能性も否定できません。
今回お伝えした安く使うコツを実践しながらも、あからさまに激安な業者には気をつけながら安く利用できる業者を探してみてください。