「水槽の買い替えで古い水槽を処分したい」
「飼育ができなくなったので水槽を処分したい」
事情によって水槽を処分する場合、捨て方がわからずお困りではありませんか?
特にガラスの水槽は割れやすく、処分の際には自分や処分業者がケガをしないよう注意が必要。
この記事では、お手軽な方法からお得に処分できる方法まで7つの方法と、処分の注意点などについて詳しく解説しています。
処分に困っている人はぜひ参考にしてください。
水槽の処分方法7選
不要になった水槽は自治体のゴミ収集日に不燃ゴミとして出すほか、大きなものは粗大ゴミとして処分したり、キレイな状態であれば売却するなど処分方法はさまざま。
すぐに処分したい場合や、時間をかけてでもお得に処分したい場合など、自分の目的に合った処分法を選びましょう。
ここでは水槽の処分方法を7つ紹介します。
不燃ゴミとして出す
水槽は粗大ゴミとして扱う自治体が多いですが、小型の水槽であれば不燃ゴミとして出せる自治体もあります。
なお、自治体によっては「アクリル製、プラスチック製の水槽は可燃ゴミ」としているところもあり、回収ルールが異なるので事前にホームページなどで確認しましょう。
また、エアポンプなどの付属設備は水槽から取り外し、それぞれの素材ごとに自治体のルールに従って処分する必要があります。
代表的な自治体の水槽処分ルール例:
東京都(世田谷区) | 粗大ゴミ |
大阪府(大阪市) | 粗大ごみ(最大の辺または径が30センチメートルを超えるもの) |
北海道(札幌市) | 一辺の長さが30㎝以上のものは【粗大ごみ】
長さ30cm未満でプラスチック製のものは【可燃ごみ】(令和4年7月1日から【資源】プラスチック) 金属製のものは【不燃ごみ】 |
粗大ゴミとして出す
自治体が定める基準で粗大ゴミとなる大きな水槽は、材質に関わらず粗大ゴミとして処分します。
粗大ゴミの規定サイズは自治体によって異なりますが、一般的に1辺が30cm以上であれば粗大ゴミとしているところが多いようです。
一般的な水槽の規格サイズ
30cm水槽 | 幅30cm×奥行18cm×高さ24cm |
45cm水槽 | 幅45cm×奥行24cm×高さ30cm |
60cm水槽 | 幅60cm×奥行30cm×高さ36cm |
90cm水槽 | 幅90cm×奥行45cm×高さ45cm |
120cm水槽 | 幅120cm×奥行45cm×高さ45cm |
粗大ゴミの回収費用は自治体によって異なるため、ホームページなどで金額を確認しましょう。
代表的な自治体の金額例:
東京都(世田谷区) | 400円(最大辺60cm以下) |
大阪府(大阪市) | 400円 |
北海道(札幌市) | 500円 |
粗大ゴミとして処分する際は、「住んでいる自治体名+粗大ゴミ」で検索すると自治体のホームページがヒットするので、そこから受付先を確認し、粗大ゴミ回収を申し込みます。
なお、自治体の粗大ゴミ回収では収集日を指定されるため、処分に時間がかかる場合があります。
すぐに処分したいという場合は不用品回収業者に依頼しましょう。
粗大ゴミとして処分する手順
- 住んでいる自治体に、電話やインターネットで粗大ゴミ回収の申込みをする
- コンビニなどで粗大ゴミ処理券を購入する
- 粗大ゴミ処理券のシール部分を水槽の目立つところに貼り、指定された収集場所に出す
リサイクルショップに売却する
状態が良い水槽であれば、リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。
ただし、水槽は展示スペースを取るため店舗によっては引き取ってくれなかったり、価格がかなり安くなる場合があります。
持ち込んでも引き取ってもらえなければ無駄足になってしまうため、事前に電話などで確認しましょう。
ホームセンターに引き取ってもらう
ホームセンターによっては、新しい水槽を購入する際に古い水槽を引き取ってくれる場合があります。
すべてのホームセンターが引き取りを行っているわけではないため、事前に確認が必要です。
ジョイフルエーケーでは新しい水槽を購入する際に、不要になった水槽を無料で引き取ってくれる、買い替え引取サービスを実施しています。
引き取ってもらう水槽はジョイフルエーケーで購入したものに限られるため、購入したときのレシートを持参する必要があります。
アクアリウムショップに買い取ってもらう
アクアリウムショップでも、不要になった水槽を買い取ってくれる場合があります。
店舗によっては水槽のほかにも、生きている魚やポンプなどの付属品も買い取ってもらえるため、まとめて処分できる可能性があります。
ただし、買い取りに対応していない店舗や、出張買取手数料がかかる店舗もあるため、事前に確認が必要です。
ネットオークションやフリマアプリで売却する
ヤフオクなどのネットオークションや、メルカリなどのフリマアプリで売却することで、不要な水槽を処分できて売却金も得られる可能性があります。
ただし、買い手が見つかるまでに時間がかかる場合があるので、急いで処分したいという人には向きません。
買い手が見つかって水槽を発送する際は、衝撃でガラスが割れないようダンボールや緩衝材などで十分に保護した上で発送する必要があります。
なお、ヤマト運輸では発送できる水槽の大きさは縦・横・高さの合計が200cm以内、重さは30kg以内まで、佐川急便は三辺の合計が160cm以内、30kg以内となっています。
出品手順
- サイトに登録する(アプリの場合はインストールして必要情報を登録する)
- 出品する水槽の写真を撮影し、アップロードする
- 水槽の商品情報や説明文を入力する
- 価格や掲載期間を設定する
- 出品する
個人の取り引きはトラブルになりやすいため、水槽の汚れや傷などは隠さず紹介文や写真で明確に説明しましょう。
不用品回収業者に処分してもらう
不用品回収業者に依頼をすると費用がかかってしまいますが、早ければ即日で自宅まで回収にきてくれるというメリットがあります。
また、自治体の回収ではライトや温度計、エアポンプ、上部フィルターなどの付属設備や砂利、流木、ソイルなどは分別して処分しなくてはなりません。
引越しなど忙しすぎて分別している場合がない場合や、水槽以外にもいらない不用品をまとめて処分したいときには、一式まるごと処分できる回収業者がおすすめです。
不用品回収業者の依頼費用相場
水槽のほかの不用品もまとめて処分したい場合は定額載せ放題プランがおすすめです。
単品回収 | 2,000円〜 |
軽トラック載せ放題 | 15,000円〜 |
1.5トントラック乗せ放題 | 35,000円〜 |
水槽を処分する際の注意点
水槽は適切に処分しないとガラスでケガをしたり、環境破壊や不法投棄などにつながる場合があるため、注意が必要です。
処分する際は以下のような点に注意しましょう。
ガラスを割って細かくするのは危険
水槽のガラスを故意に割って小さくし、不燃ゴミで処分するという方法は割れたガラスで自分や回収作業員がケガをする可能性があるため大変危険です。
もし水槽が割れてしまった際は、安全のために飛び散った細かいガラスもすべてキレイに回収しなくてはなりません。
そのため、有料でも自治体の粗大ゴミとして出すか、不用品回収業者に依頼することをおすすめします。
生きている魚を近所の池や川に放流しない
水槽を処分する際に生きている魚を近所の池や川に放流する行為は、生態系の破壊につながるため絶対にしてはいけません。
生きている魚はアクアリウムショップなどで引き取ってもらえる可能性があるので、魚を購入した店舗や最寄りのアクアリウムショップに相談してみましょう。
水槽に敷いていた砂利を公園などに捨てない
水槽の砂利は自然物だからといって近所の公園などに捨てると、不法投棄になり罰せられます。
砂利の処分方法についてはこのあと詳しく解説していますので、そちらを参照ください。
水槽のガラスが割れているときの対処法
水槽のガラスが割れてしまった場合は、回収する作業員がケガをしないように袋に「割れ物危険」とわかるように記載するか、紙などに書いて貼っておきましょう。
安全のために、割れたガラスは新聞紙やタオル、ダンボールなどで包んで保護すると安心です。
なお、不用品回収業者に依頼する場合は対応に慣れているため、割れている状態でもそのままの状態で回収してもらえます。
水槽の中身や付属設備の処分方法
水槽を処分する際は本体だけでなく、使用している水や砂利、エアポンプなどの設備も適切に処分しなくてはなりません。
それぞれの処分方法を解説します。
水槽の水の処分方法
水槽の水を処分する手順は下記の通り。
- 排水口にネットを付けて水を捨てる
- 家のシンクから捨てる
水槽の水には雑菌や水草が含まれており、近所の川や池、側溝などに流すと環境や生態系の破壊につながります。
家の排水口から捨てれば下水処理場で適切に処理されるため、必ず家のシンクから捨てるようにしましょう。
水槽の底に敷いていた砂利の処分方法
砂利は不燃ゴミの日に少量ずつ出して捨てるようにしましょう。
まとめて大量に出すと、自治体によっては回収してもらえない可能性があります。
また、砂利は持ち込み回収のみという自治体もあるため、事前に確認が必要です。
ポンプなどの付属設備の処分方法
エアポンプや水槽フィルター、水槽ヒーターなどの各付属設備は、それぞれ素材によって分別が必要です。
分別ルールは自治体によって異なるので、詳しくはお住まいの自治体ホームページなどから確認してください。
回収ルール例:
水槽フィルター | 可燃ゴミ |
エアポンプ(プラスチック製) | 可燃ゴミ |
エアポンプ(金属製) | 不燃ゴミ(または金属ゴミ) |
水槽照明 | 可燃ゴミ |
水槽用ヒーター | 可燃ゴミ |
水槽やその他の不用品をまとめて処分するなら
水槽の処分方法を7つ紹介しました。
水槽は処分方法を誤ると不法投棄として罰せられたり、生態系を破壊してしまう危険も。
正しい方法を理解して、適切に処分しましょう。
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