本記事では、ストーブの処分方法を徹底解説していきます。
新しい機種への買い替えや、故障等で使わなくなったストーブは、場所をとる上に処分方法にも困るやっかいなアイテムでしょう。灯油ストーブや電気ストーブ、ガスファンヒーターなど、各種ストーブの処分方法の違いも紹介しますよ。
記事後半では、付随する灯油や電池などの処分方法にも触れます。ぜひ、最後まで参考にしてください。
ストーブ処分のタイミング【寿命の判断基準4つ】
ストーブの耐用年数は6年、寿命はおよそ8年と言われています。
上記の耐用年数に満たないストーブでも、状態によっては処分したほうが良い場合もあります。
少しでもストーブに異変を感じたら、速やかに使用を中止しましょう。そのまま使用を続けると、発火や一酸化炭素中毒になってしまう危険性があります。
- エラーが何度も出る
- 電源が入らない
- 炎が安定しない
- その他の違和感
上記のような現象が起きたら要注意。早めに処分を検討してください。
ストーブの処分方法6選
ストーブの処分方法として、以下の6つをご紹介します。
- 不用品回収業者に依頼する
- 粗大ゴミとして処分する
- 家電量販店でリサイクル回収する
- 下取りサービスを利用する
- リサイクルショップで処分する
- フリマサイトやネットオークションに出品する
順番に確認していきましょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者は、処分時の分別に悩む不要な家具や家電・日用品のゴミにいたるまで何でも回収してもらえます。
ストーブも例外ではなく、石油ストーブ・ガスストーブ・電気ストーブなど、さまざまな形状を問わず回収してもらえます。
燃料を取り出さずとも回収してもらえるケースもあり、ストーブの処分方法としては最も手軽と言えるでしょう。
回収日時を、柔軟に都合に合わせてくれる点も大きなメリットです。
即日回収してくれる場合もあり、自治体のゴミ回収のように取集日を待つ必要もありません。
粗大ゴミとして処分する
ストーブは、「粗大ゴミ」として規定を定めている自治体が多いです。
自治体によって規定が異なるため、お住まいの自治体に確認しましょう。
処分費用は、1台につき200円~700円が目安です。
廃棄の流れは以下を参考にしてください。
- 自治体の粗大ゴミ回収センターへ問い合わせをする
- ストーブの大きさを確認後、粗大ゴミ処理券を購入する
- 処分予定のストーブに粗大ゴミ処理券を貼り付けた後、必要事項を記入する
- 指定場所にストーブを持っていく
自治体経由で処分する場合は、灯油や電池、カセットボンベなどの残った燃料を分別することを忘れないようにしてください。
予約から回収日まで2週間以上かかることもあるため、急ぐ場合は注意が必要です。
家電量販店のリサイクル回収を利用する
ストーブを購入した店舗がわかっている場合は、購入した店舗でリサイクル回収をしてもらえます。
リサイクル料は店舗により異なりますが、下の表の通り550円〜2,200円程度です。
リサイクル料 | |
---|---|
ケーズデンキ | 2,200円(石油ストーブ) >> ケーズデンキの家電回収サービスについて |
ヤマダ電機 | 1,100円〜(石油ストーブは対象外) >>ヤマダ電機の家電回収サービスについて |
ジョーシン | 550円(電気ストーブ) 1,100円(石油ストーブ) >> ジョーシンの家電回収サービスについて |
ヨドバシカメラ | 2,200円(石油ストーブ) >> ヨドバシカメラの家電回収サービスについて |
エディオン | 550円(ガスストーブ) >> エディオンの家電回収サービスについて |
ストーブの種類によって回収の可否があるので、事前に確認してください。
下取りサービスを利用する
家電量販店で暖房機器を買い替える場合は、下取りサービスの利用が可能です。
下取り価格は、家電量販店ごとの価格設定や、新規購入した商品が対象か否かによって異なります。
ストーブの中に燃料が残っていると引き取ってもらえない場合があるため、ストーブの中身は事前に掃除してから持っていくようにしましょう。
リサイクルショップで処分する
ストーブの状態が良く、キレイな状態で保たれている場合はリサイクルショップで売却する方法もあります。
主な高価買取メーカーとしては以下が挙げられます。
- CORONA(コロナ)
- Aladdin(アラジン)
- TOYOTOMI(トヨトミ)
買取価格は主に以下をポイントにして査定されます。
- 有名ブランド
- 製造年数が5年以内(アンティークなら別途相談)
- 修復不可能な傷や汚れが無い
状態が良くない場合は、買取自体を拒否されることもあるので、別の処分方法を検討しましょう。
フリマサイトやネットオークションに出品する
フリマサイトやネットオークションを利用することでも、ストーブを処分できます。
一般に取引されているメーカーとして以下が挙げられます。
- Aladdin
- CORONA
- Panasonic
- Rinnai
- SUNPOT
- TOYOTOMI
自身で値段が決められるため利益を出しやすい一方で、出品の際には懸念事項も。
安全基準を示すためのPSマークの画像記載をしなければいけないこと、確実に売れる保証がないことなど、取引完了までのハードルが高いと言えます。
各種ストーブの処分方法の違いは?
燃料によって、ストーブの種類は異なります。
それぞれの種類ごとの分別方法や注意点を以下の表にまとめました。
分別方法 | 注意点 | |
---|---|---|
石油ストーブ | 粗大ゴミ | 灯油は別途処分 |
ガスストーブ | 不燃ゴミor粗大ゴミ | カセットガスは別途処分 |
電気ストーブ | 小型家電として回収も | 電池は別途処分 |
薪ストーブ | 粗大ゴミ | 設備工事の有無や運搬方法を要確認 |
あくまでも自治体によって規定は異なります。
ストーブに付随する燃料の処分方法も含め、必ず各自治体に確認してください。
同じ暖房器具のこたつの処分はこちらから↓
ストーブの燃料アイテムの処分方法
処分時に忘れてはならないのが、ストーブ本体だけでなく一緒に使用する燃料。
- 灯油の処分方法
- 電池の処分方法
- カセットボンベの処分方法
おもな燃料に使われる品目ごとに解説していきます。
灯油の処分方法
灯油は、ストーブ本体とは別で処分する必要があります。
ストーブを処分する前にちょうど使い切れれば一番良いですが、ちょうど使い切るというのも難しいもの。
主な方法は以下の通りです。
- 劣化する前に使い切る
- 不要な布や紙に染み込ませて捨てる
- ガソリンスタンドに引き取ってもらう
- ホームセンターで引き取ってもらう
- 不用品回収業者に回収してもらう
残った灯油を下水や河川に流したり、近辺の土に埋めたりなどの行為は、絶対にやめましょう。環境汚染や水質汚染、生態系に悪影響を及ぼす危険性があります。
ストーブ本体と一緒に不用品回収に出すことが、一番手っ取り早いと言えますね。
電池の処分方法
電池を使用しているストーブは、電池を抜いて分別して捨てましょう。
電池は自治体のゴミ回収を利用して捨てることが可能です。
不燃ゴミか電池ゴミかなどの細かい分別があることが一般的なので、お住まいの地域の自治体規定に従ってください。
電池の処分方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
カセットボンベの処分方法
ガスストーブで使用しているカセットボンベも分別が必要です。
ストーブを、カセットボンベをセットしたまま処分すると、自治体では回収をしてもらえない可能性もあります。
また、誤って回収された場合には爆発などの事故に繋がりかねません。
カセットボンベは必ず外し、以下の処分方法も参考にしながら処分してください。
ストーブを処分する際の注意点
火や電気を使用するストーブは、運搬時などの取り扱いに注意しましょう。
- ストーブ側の絶縁対応をする
- 灯油・電池は先に処分しておく
- 掃除後は乾燥させておく
上記3点に焦点を当て、解説していきます。
ストーブ側の絶縁対応をする
ストーブ用に電池を使用するタイプは、電池を外したあとに乾電池接続部の絶縁をすべきです。
この絶縁を行っていなければ発火する恐れがあります。
特に石油ストーブは、絶縁していない乾電池接続部から発火が起こってしまうと、燃料の灯油に燃え移り大事故に繋がります。
絶縁は、乾電池を入れる部分にセロハンテープを貼るだけで簡単に行えますので、必要に応じて絶縁作業を行ってください。
残った燃料は先に処分しておく
ストーブに残っている灯油や電池、カセットボンベは必ず取り除しましょう。
発火事故を防ぐためにも、事前に抜いておくことが大切です。
乾電池の取り付け場所はストーブによって異なるため、取扱説明書を利用して外してください。
電池やカセットボンベだけでなく、薪ストーブの薪や灰も、自治体によって処分方法が異なります。
事前に処分方法を確認し、適切に分別しましょう。
掃除後は乾燥させておく
石油ストーブの灯油を空にした後は、それぞれのフィルターを完全に掃除して乾かしましょう。
残りの灯油が蒸発・気化して火災の危険性があるためです。
掃除部分としては以下の箇所となり、掃除機を使って掃除すればOK。
- 油フィルター
- 空気取り入れ口の編み目フィルター
- 温風送風機用の入口フィルター
掃除後は風通しの良い場所に置いておくことで、完全に気化させてください。
掃除も分別も不要な不用品回収は、以下リンクからお見積りいただけます。
ストーブの処分を不用品回収に出すメリット
処分方法や注意点を解説してきましたが、不用品回収業者であれば煩わしい作業は不要。そのメリットを3つ、ご紹介します。
- 中身を気にする必要がない
- ストーブの種類が限定されない
- ポリタンクなどの他不用品も一緒に回収できる
処分時のニーズに合うか否かを、確認していきましょう。
中身を気にする必要がない
灯油のような、自治体で危険物指定されている製品であっても、不用品回収業者であれば回収に応じてくれる場合があります。
法律で定められている基準を満たしている業者のみ依頼できるとは言え、ストーブと同時に灯油も処分できるのはとても手軽な方法です。
もちろん、灯油以外にも捨てたいものがあれば、トラック積み放題プランでコストパフォーマンス良く回収してもらえます。
ストーブの種類が限定されない
ストーブの種類によって、自治体での回収方法が異なる場合があります。
その点、不用品回収業業者は、石油ストーブ、ガスストーブ、電気ストーブなど、種類を限定せずに回収できます。
先述の通り、燃料を取り出さずとも回収してもらえることもあるため、最もスムーズな方法と言えるでしょう。
ポリタンクなどの他不用品も一緒に回収できる
ポリタンクや携行缶、電池やカセットボンベなどの、分別が必要なストーブ関連の不用品もすべてまとめて回収できます。
意外とかさばるポリタンクなども、定額積み放題プランを使ってトラックに載せてしまえば、同料金で処分が可能です。
この機会にリビング全体の断捨離も検討されるなら、下記記事もぜひ参考にしてみてください。
ストーブの処分を検討しているなら
不要になったストーブの処分方法をご紹介しました。
各種ストーブだけでなく、ポリタンクや残りの灯油なども処分する際には、分別が必須。
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