無印良品の回収サービス対象品目
無印良品のリサイクル回収サービスは、環境保護と資源の持続可能な利用を目的として、さまざまな製品を回収しています。使い終わった商品を無印良品の店舗で回収し、再利用またはリサイクルすることで、資源の循環を促進するものです。
家具と家電製品
無印良品は、家具と家電製品の回収に関してもリサイクル・リユースの取り組みを行っています。以下は、無印良品が回収する主な家具と家電製品のリストです。
対象品目の詳細 | 回収条件・備考 | |
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家具 | ベッド、ソファなど | 新しい家具を購入時のみ古い家具の引き取り可能 |
家電製品 | 冷蔵庫、洗濯機、テレビ | 家電リサイクル法に基づく引き取り、引き取り料金とリサイクル料金が必要 |
オイルヒーター | 無印良品で販売していたオイルヒーター | 廃棄処分は製造元で承り、引き取りの費用は顧客負担 |
キャリーケース | 無印良品で販売しているキャリーケース | KITTE丸の内店限定での無料回収、新しいキャリーケース購入時のみ対応 |
家具や家電製品の回収は、購入時のみ可能なケースが多く、新たな購入とのセットで提供されるサービスです。製品のライフサイクルが延長され、廃棄物の削減に貢献しています。
特に家電製品の回収は、家電リサイクル法に基づいて実施されており、一定の条件を満たす必要があります。オイルヒーターの場合は、製造元への直接連絡が必要です。キャリーケースに関しては、特定の店舗で限定的に回収サービスが提供されています。
生活雑貨と収納用品
無印良品のリサイクル回収サービスでは、生活雑貨と収納用品の回収も積極的に行っています。以下は、無印良品が回収する主な生活雑貨と収納用品のリストです。
対象品目の詳細 | 回収条件・備考 | |
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プラスチック収納 | 無印良品のポリプロピレン/ポリエチレン収納 | 購入店舗や時期・破損の有無にかかわらず全国のお店で回収 |
プラスチックボトル | 無印良品で販売している化粧水/乳液/導入化粧液のPETボトル | 50mLは対象外、PET素材のボトルをリサイクル |
紙製ハンガー・フック | 無印良品で販売しているインナー及び雑貨の紙製ハンガー・紙製フック | 油汚れ・水濡れがある場合は回収対象外 |
エコバッグ・マイバッグ | 無印良品 東京有明で回収するマイバッグ | 材質や形に問わず繰り返し使用可能な状態であれば回収 |
無印良品のリサイクル回収サービスは、資源の有効活用と廃棄物の削減を目的としています。プラスチック収納製品やボトルは、購入時期や破損の有無に関わらず回収され、リサイクル。紙製のハンガーやフックも、古紙再生を通じて再利用されるため、環境に配慮したリサイクルが実現されています。
エコバッグやマイバッグの回収は、ショッピングバッグの使用を削減し、環境保全に貢献するための取り組みです。無印良品自身の製品に限らず、状態が良ければ他のブランドの製品も回収対象としています。
衣類と布製品
無印良品では、衣類と布製品のリサイクル回収サービスを提供しており、使用済みの製品を再利用またはリサイクルしています。以下は、無印良品が回収する主な衣類と布製品のリストです。
対象品目の詳細 | 回収条件・備考 | |
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衣類 | 無印良品の衣料品全般(下着・靴下を除く) | 靴・バッグなど金属やゴムを含む製品は回収対象外 |
タオル・シーツ・カバー | タオル、シーツ、カバー類 | 全国の無印良品で回収、リユースまたはリサイクルを通じて再び商品に生まれ変わります |
体にフィットするソファ | 無印良品で販売している体にフィットするソファ | 回収後は再生原料や再生材入りの商品をつくる素材として活用 |
無印良品のリサイクル回収サービスは、衣類や布製品をリサイクルすることで、廃棄物の削減と資源の有効活用を目指しています。衣類は、まだ着ることができるものが日本国内で染め直されて新たな商品として店頭に並び、着られないものは服の原料などへと再活用される仕組みです。「体にフィットするソファ」も回収の対象とされています。
その他の品目
無印良品では、さまざまな種類の商品をリサイクル回収サービスの対象としています。以下は、無印良品が回収する「その他の品目」のリストです。
カテゴリー | 詳細 | 回収条件・備考 |
---|---|---|
本・絵本 | ご家庭で不要になった本や絵本 | 再販や近隣の保育園に寄付などリサイクルに繋げています |
ユニットシェルフ | 無印良品のユニットシェルフ | 状態を見ながらメンテナンスして再販に繋げています |
保冷剤 | 袋状のソフトタイプの保冷剤 | ブロック状のハードタイプは回収対象外、回収した保冷剤は洗浄・殺菌後に冷凍食品のお持ち帰り用に再利用 |
無印良品のリサイクル回収サービスは、さまざまな品目を回収し、再利用やリサイクルを通じて資源の有効活用を目指しています。本や絵本は、再販や寄付によって新たな利用価値を得ていることがメリットです。ユニットシェルフは、メンテナンスや原料の再活用を通じて再販売しています。
無印良品で回収できない不用品
無印良品のリサイクル回収サービスでは、特定の不用品は回収対象外としています。以下は、無印良品で回収できない品目の一覧です。対象外の品目を持っている場合は、他の処分方法を考慮する必要があります。
上記の品目は、無印良品の回収サービスでは回収してもらえません。形状や重量により運搬が困難なもの、または処分が困難なものとして、回収対象外とされています。
対象外の品目を処分する際には、自治体の回収サービスやリサイクルショップ、フリマ・オークションサイト、不用品回収業者などの他のオプションを検討することが必要です。
無印良品の回収サービスを利用するメリット
無印良品の回収サービスを利用するメリットは以下の2つです。
- 環境保護に貢献できる
- MUJI passportがもらえる
環境保護に貢献できる
無印良品のリサイクル回収サービスを利用する最大のメリットは、環境保護への貢献です。限りある資源を有効に利用するため、さまざまな素材の回収が行われています。
商品を購入するだけでなく、不要になったものを手放すことで、環境に優しい消費サイクルが促進。廃棄物の減少とリサイクルの促進に寄与し、地球環境の保護に貢献できます。
MUJI passportがもらえる
無印良品の回収サービスに参加すると、MUJI passport(会員アプリ)を利用して1,000マイルを獲得できるのも大きなメリットです。MUJI passportのマイルは、無印良品のアプリを通じて獲得され、20,000マイルを貯めるとMUJIショッピングポイント200円分に変換できます。
古着回収の取り組みにより、1日につき最大1,000マイルが付与されるため、定期的な利用で大きなポイントを獲得することが可能です。環境に優しい行動を取ることで、個人のお得感を高める仕組みと言えます。
無印良品以外の回収サービス実施店舗
以下は、無印良品、ニトリ、IKEAの不用品回収サービスを比較した表です。
リサイクル回収 | 引き取りサービス | 特徴 | |
---|---|---|---|
無印良品 | 自社製品に焦点 | MUJI passportポイント獲得可能 | 自社製品回収に特化 |
ニトリ | カーテン、羽毛布団(期間限定) | 有料(1配送4,400円) | 家具購入時に古い家具の引き取り可 |
IKEA | 家具買取、充電池 | ソファ・マットレス無料(特定条件下) | 家具買取でプリペイドカード還元 |
ニトリとIKEAのサービスを無印良品と比較すると、無印良品の回収サービスは主に自社製品に焦点を当てており、MUJI passportポイントを獲得できることがメリットです。一方でニトリはカーテンや羽毛布団の回収を行っており、家具の引き取りには一定の費用がかかります。
IKEAのサービスは、家具の買取、無料のソファ・マットレス引取り、および充電池回収と多岐にわたることが特徴です。お得な買取オプションや特定の製品に特化しています。
無印良品と比べて、ニトリとIKEAは特定の品目やサービスにおいてより多様なオプションを提供していますが、MUJI passportポイントのような追加特典はありません。
ニトリ
ニトリの不用品回収サービスには、リサイクル回収、自主回収、および家具引き取りサービスがあります。カーテンのリサイクル回収を無料で実施。断熱材や布製品へリサイクルされる仕組みです。
10月から12月には使用済みの羽毛布団の回収も行っています。家具を購入する際、古い家具の引き取りを依頼でき、ニトリで購入した家具と異なる種類の家具やニトリ以外の製品も回収対象です。
ただし、引き取りサービスは家具を購入した場合に限られ、1配送につき4,400円の料金がかかります。組立商品の場合、有料の組立サービスと配送を併せて申し込むことが必要です。
>> ニトリの不用品回収サービスを徹底解説【手軽でお得な家具の引き取り方法は?】
IKEA(イケア)
IKEAでは家具買取サービス、ソファ・マットレス引取りサービス、および充電池回収サービスを提供しています。家具買取サービスでは、店舗持ち込みと店舗配送のオプションも特徴の一つです。
ソファ・マットレス引取りサービスは無料で、新しいソファやマットレスを購入するときに、不要な同種・同サイズ・同数のソファやマットレスを引き取ります。引き取りサービスは特定のIKEA店舗でのみ提供されているので注意してください。充電池の回収はIKEAブランドの製品に限られ、店舗で直接回収されます。
>> IKEA(イケア)の回収サービスを解説【家具引き取りや不用品処分は可能?】
無印良品で回収できない不用品の処分方法
無印良品で回収できない不用品の処分方法は以下のとおりです。
- 自治体の回収サービス
- リサイクルショップ
- フリマ・オークションサイト
- 不用品回収業者
自治体の回収サービス
自治体の回収サービスでは、申し込み後、粗大ごみ処理券を購入し、指定日の朝8時までに家の外に粗大ごみを設置します。料金は品目によって異なり、例えば東京都港区では、1品目あたり300円から2,500円の範囲です。
自治体による不用品回収サービスのメリットとデメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット |
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ただし、家電リサイクル法やパソコンリサイクル法の対象品目、処理運搬が困難なものなどは回収対象外なので注意してください。
リサイクルショップ
リサイクルショップでは、不要な物を買い取ってもらい、現金化できます。衣類から電化製品、家具まで幅広く買取が可能です。
リサイクルショップのメリットとデメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット |
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しかし、買取対象外の品目があり、買取価格が低い傾向にあることがデメリット。リサイクルショップが売れないと判断した場合は買い取ってもらえません。家に持ち帰る必要があることもあります。
フリマ・オークションサイト
比較的新しい商品は、フリマ・オークションサイトを利用して販売する方法があります。フリマ・オークションサイトのメリットとデメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット |
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製品の状態によってはなかなか売れないこともあります。フリマアプリは個人間の取引となるため、注意が必要です。
不用品回収業者
無印良品で回収できない不用品や、自治体の粗大ゴミ回収では対応できないものがある場合、不用品回収業者の利用がおすすめです。扱いに注意が必要な消火器などの特殊なアイテムは、業者に依頼することで安全かつ効率的に処分できます。
不用品回収業者は、多くの種類の不用品を一括で回収してくれるため、手間もかかりません。自分で運搬する必要がないため、特に重量のあるアイテムや複数の不用品がある場合に便利です。
不用品回収業者のメリットとデメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット |
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不用品回収業者のプランは、主にアイテム別の料金とパック料金の2種類です。家具の場合は3,000円~10,000円の処分料金がかかります。パック料金プランでは、軽トラック積み放題プランで18,000円~25,000円、1tトラック積み放題プランで20,000円~30,000円、2tトラック積み放題プランで35,000円~60,000円がおおよその相場です。適した料金プランを選択することで、不用品の量や種類に応じた処分方法を選べます。
無印良品の回収サービス利用も検討中なら
家具や家電、布製品など、さまざまなアイテムが対象となる無印良品のリサイクル回収サービスは、不用品を環境に優しい方法で処分する選択肢です。無印良品の回収サービスを利用することで、MUJI passportポイントの獲得だけでなく、地球環境への貢献も期待できます。
しかし、無印良品で回収していない品目や、近くに店舗がない場合もあるはずです。不用品を処分したいときは、専門の不用品回収業者に依頼することも検討してみてください。「ワンナップLIFE」は、迅速かつ丁寧なサービスを提供している不用品回収業者です。不用品の量や種類に応じた柔軟な対応をしてくれます。無印良品の商品だけでなく、ほかの家具や電化製品の処分も可能です。
気になる方は、ワンナップLIFEへのフォームやLINEで問い合わせてみてください。専門のスタッフが親切・丁寧に対応し、あなたに適した処分方法を提案してくれます。無印良品の不用品回収を検討中の方は、この機会にワンナップLIFEにぜひご相談ください。
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