この記事では、すのこの正しい処分方法を解説します。
木製のすのこは、燃えるゴミとして処分すれば良いと勘違いされがち。しかし、すのこの処分方法はサイズや種類によって異なり、注意が必要です。
本記事を参考にしながら、適切な方法で処分を進めてください。
すのこ処分のチェックポイント!【サイズと材質】
まず、すのこを処分する際には、以下の2つについて確認してください。
- サイズ
- 材質
すのこといっても、サイズや材質はさまざまあり、それによって処分方法も異なります。
それぞれのポイントについて確認しましょう。
サイズ
すのこを捨てる際は、地方自治体の基準に従う必要があります。
- 一般的な基準は以下の通りです。
- 可燃ごみの袋に入れ、口をしっかり結ぶこと
- 太さが10cm以下で、長さが50cm以内であること
なお、一般的なすのこのサイズは、以下を目安にしてください。
- ベッドやマットに使用されるもの:約100mm×220mm程度
- 浴室やベランダ、玄関用に使用されるもの:約50mm×80mm程度
- DIY素材などに使用されるもの:約30mm×40mm程度
ベッド用の大きなすのこを捨てる場合は、事前に解体しなければなりません。
大きなサイズのすのこを可燃ごみとして捨てる際には、注意が必要です。
材質
材質が違うと処分方法も捨てる方法もタイミングも異なります。
まずは、処分する前にすのこの材質を確認しましょう。
木製
多くのすのこが木材から作られており、代表的なのものに「桐(きり)」、「檜(ひのき)」があります。
桐は、水や湿気に強く、カビを抑えます。湿度が高いときは水分を吸収・低くなれば放出するため、湿度の調整ができます。熱伝導性や保温性が高いため、すのこベッドにもよく利用されています。
一方のひのきは、昔から風呂場で使われているほど、水に強いのが特徴です。強度が高いだけでなく、防腐性も高く、虫にも強いのがひのきの魅力といえます。
このような木材のすのこは、押し入れだけでなく風呂場などでも多く使われていますが、一般的な木製のすのこはカビが生えやすいのがデメリットです。
木製のすのこに生えるカビは黒カビが多く、一度生えてしまうと落としにくく、見た目も悪くなります。すのこ自体を頻繁に陰干しするなどの手間をかけないとカビが生えてしまうのです。
黒く汚れたすのこは、耐久性に問題がなくても捨てるタイミングだと考えましょう。
プラスチック(樹脂)製
木製のすのこだけでなく、プラスチック製のものも広く利用されています。
プラスチック製のすのこは、木製のものと比べてカビが発生しにくく、陰干しの必要もありません。
また、軽量であり、汚れを拭くだけで簡単に清潔に保つことができます。
しかし、耐久性は低く、光にさらされることで劣化します。すのこが光沢を失ったり、色が変わったりしたら、交換を考えましょう。
すのこの処分方法6選!
すのこの処分方法としては、以下の6つがあります。
- 可燃ごみとしての処分方法
- 粗大ごみとしての処分方法
- 知り合いや知人に譲る
- リサイクルショップに持ち込む
- フリマアプリやネットオークションを活用する
- 不用品回収業者に引き取りを依頼する
捨てるだけでなく、譲ったり出品したりすることも可能です。
それぞれの処分方法について解説しましょう。
可燃ごみとしての処分方法
木製のすのこは、自分で解体してサイズを小さくし、可燃ゴミとして処分することができます。
粗大ゴミの処分費用を節約できる上に、一般的なゴミ集積場に出せば手軽に処分できます。
解体する際は、のこぎりなどを使ってすのこを切ります。すのこに使用される木材は柔らかく、解体がしやすいことが多いでしょう。
ただし、解体作業にはケガや部屋の損傷のリスクがあります。
作業する際には、周囲に十分な注意を払い、小さな子供やペットがいない環境で行うようにしてください。
粗大ごみとしての処分方法
すのこは粗大ゴミとして処分するのが一般的です。
お住まいの自治体が指定する粗大ゴミとして処分が可能な大きさであれば、問題なく処分できます。
すのこは基本的に木材でできているため、燃やすことが可能です。すのこのサイズが大きい場合は、自治体が回収してくれない可能性もあるため、一定の大きさに解体するするか他の方法を検討すると良いでしょう。
知り合いや知人に譲る
知人や友人がすのこを欲しがっている場合は、譲るのもひとつの手段です。
無償で譲る代わりに、自宅まで取りに来てもらうことができれば、梱包や発送の手間が省け、処分費用もかかりません。
すのこはDIYの素材としても人気があるため、無料で提供する場合、引き取りたいという希望者は多いでしょう。
リサイクルショップに持ち込む
すのこはDIYによく利用されるアイテムの一つなので、リサイクルショップでも買い取ってもらえることがあります。しかし、高価な買い取り価格は期待できません。
通常、押し入れ半分のサイズのすのこは約3,000円で売られています。サイズが大きければ価格もそれに応じて高くなるでしょう。高価買取を希望するのであれば、2〜3個まとめて売ると、良い価格で買い取ってもらえる可能性もあります。
また、すのこをリサイクルショップに売る際は、できるだけ良い状態で提出することが重要です。木製のすのこであれば、表面を軽くヤスリで磨いて汚れを除去すると、見た目がきれいになります。
フリマアプリやネットオークションを活用する
すのこの処分方法に関して、リサイクルショップでの販売と同じように、「フリマアプリ」や「オークション」を活用するのもいいでしょう。
その際は、一定の品質を保つことが重要ですので、以下のポイントに注意しましょう。
- カビが生えていないか
- 損傷やヒビ、割れがないか
- 汚れがひどくないか
すのこは、湿気の多い環境で使用される場合が多いため、カビなどには特に気を配る必要があります。ただし、リサイクルショップと同じでDIY目的での購入者はごく少数であるため、状態に過度な心配をする必要はないでしょう。
フリマアプリやオークションサイトを利用する場合に最も気になる点とすれば、送料です。実物を送る場合は、事前に送料の目安を伝え、落札者に負担してもらうようにしてください。
また、木材として需要がある可能性があるので、売れない場合は解体して個別に販売することを検討してもいいかもしれません。
不用品回収業者に引き取りを依頼する
処分するすのこの量が多い場合や大きすぎて処分が困難な場合は、不用品回収業者に依頼すると手軽でしょう。
業者であれば依頼を受けてから最短で即日対応してくれることもありますし、日時を自分の都合に合わせて設定することもできます。
自治体やリサイクルショップでは1〜2週間かかることもある処分作業も、業者に依頼すればスタッフが収集から運搬、片付けまで行ってくれます。
ただし、費用は他の方法よりも高くなることがあるので、その点は考慮しておきましょう。
すのこ処分にかかる費用相場
すのこを処分したいが、料金がいくらかかるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
以下は、各処分方法ごとの費用相場です。
処分方法 | 費用相場 |
---|---|
可燃ごみ | 無料 |
粗大ごみ | 300円~ |
リサイクルショップ | 無料 |
フリマアプリ・オークション | 無料 |
不用品回収業者 | 1,000円~ |
当然、お金がかからない方法を選びたいと思いますが、その場合は手間や時間がかかってきます。反対に、お金がかかる方法であれば、手間なく素早く処分できる傾向にあります。
どの処分方法がいいのか検討してみてください。
【すのこの大量処分なら!】業者の選び方
すのこの大量処分をする際は、以下のポイントを参考に業者を選んでください。
- 見積もりを出してくれる業者を選ぶ
- 使用しているすのこを回収できる業者か確認する
- 自治体の許可を得ている業者を選ぶ
つまりは、“信頼できる業者”を選ぶのが重要です。
それぞれについて解説しましょう。
見積もりを出してくれる業者を選ぶ
すのこの大量処分を考える際には、見積もりを掲示してくれる業者を選ぶようにしましょう。
インターネットや電話での簡易見積もりを行う業者もありますが、実際の現場を確認しないと正確な見積もりはできません。そのため、現地の下見や確認を行った後に見積もりを提示してくれない業者は注意が必要です。
さらに、口頭での見積もりではなく、正式な書面で明確かつ分かりやすく提示してくれる業者を選ぶと安心です。
使用しているすのこを回収できる業者か確認する
すのこを処分する際は、まず「回収可能な品目」とされているかどうかを確認してください。業者が回収可能な品目は、通常、不用品回収業者の公式サイトで確認できます。
そこで、実績の記載があれば、信頼できる業者かどうかも判断できます。
作業実績には、作業人数や時間、作業面積などが記載されている場合もあるため、作業時間を見積もる際の基準にもなるでしょう。
自治体の許可を得ている業者を選ぶ
業者が自治体から必要な許可を得ているかどうかも重要です。
行政の許可を取得している業者は、公式サイトで詳細な許可番号を掲載しているはずなので、しっかりと確認しておきましょう。
トラブルを回避するために、業者が正式な許可を取得しているかどうかを、公式サイトで確認しましょう。
すのこ処分時は信頼できる業者に依頼しよう
本記事で解説したように、すのこの処分は意外と手間がかかります。
ですから、量が多いなら、すのこの処分は業者にお任せしてしまいましょう。
「ワンナップLIFE」では、すのこを含む粗大ごみの回収を行っています。
種類やサイズに関係なく回収可能ですので、ぜひ処分方法に困った際には、お気軽にご連絡ください。
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