床に置くだけでリラックスできる快適なビーズクッションですが、使い込むうちに購入当初の柔らかさが減ってしまうもの。使い心地が悪くなった結果、ただの場所を取るアイテムとして、処分に悩まれる方も少なくないのではないでしょうか。
実は、ビーズクッションの処分には注意点も多く存在します。
記事後半では手軽に処分できるコツもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
ビーズクッション処分の適切なタイミング【まだ使える?】
「ボリュームがなくなってはきたけれど、まだ使えないわけではない」などとタイミングが難しいビーズクッションの処分時期は、いつが適切なのでしょうか。
- ビーズクッションの寿命
- 古いビーズクッションを放置するリスク
上記2点のポイントを確認していきましょう。
ビーズクッションの寿命はどう見極める?
一般的なビーズクッションの寿命は、だいたい3〜5年程度とされています。使い方にもよりますが、ちょうどその時期に以下のような現象が起きる傾向があります。
- ビーズが潰れてきて、座り心地が悪くなる
- 表面の生地が破れやすく、ビーズが漏れてくる
こういった症状がある場合は、基本的に処分しましょう。
古いビーズクッションを放置するリスク
古いビーズクッションをそのまま放置していると、中から細かいビーズが漏れている事態に気付かず、ペットや子供が誤飲する可能性もあります。
たとえ少量でも窒息の危険があるので、使用していないビーズクッションの放置は避けましょう。
また、カバーの内側やビーズ内部にカビの胞子が発生しているケースも。衛生的にも、古いビーズクッションは早めに処分すべきです。
ビーズクッションの処分方法6選
では、ビーズクッションの処分方法を確認しましょう。
- 不用品回収業者に回収を依頼
- 大きいものは「粗大ゴミ」として処分
- 解体して「一般ゴミ」として処分
- フリマアプリ・ネットオークションで売却
- リサイクルショップで売却
- 知人や友人に譲る
順に解説していきます。
不用品回収業者に回収を依頼
一番手軽な捨て方として、不用品回収業者へ依頼する方法が挙げられます。ただ相談するだけで、あとはなにもしなくても作業員が回収してくれます。
場所をとるビーズクッションを処分すると、一気に部屋がすっきりして、そのまま断捨離意欲のスイッチが入るケースもあるでしょう。不用品回収業者ならビーズクッションだけでなく、リビングまわりの家具やインテリア、畳の押し入れ内などの不用品をまとめて回収可能です。
大きいものは「粗大ゴミ」として処分
大きなサイズのビーズクッションは、粗大ゴミとして自治体で処分する方法もあります。自分でやることが多い分安価ですが、以下の手続きが必要です。
- 自治体の粗大ゴミ受付センターに電話やインターネットから申し込む
- 回収日と金額が決まったら、金額分の粗大ゴミ処理券を購入
- 粗大ゴミ処理券に必要事項を記載し、処分するゴミの目立つ位置に貼る
- 指定された日に指定場所にゴミを出す
繁忙期には数ヵ月先の日程が提示されることもあり、早めの予約が必須です。
粗大ごみの定義は自治体によって異なるので、規定の大きさなども事前に確認しておきましょう。
解体して「一般ゴミ」として処分
とにかく費用をかけたくないなら、ビーズクッションを解体して一般ゴミとして処分する方法があります。
おおまかな手順は以下の通りです。
- 外側の布地を一部切る
- 指定のゴミ袋にビーズを少しずつ移動する
- 外カバーとビーズを分別して捨てる
外側の布地は可燃ゴミ、ビーズは資源ゴミもしくは不燃ゴミに分別されるケースが多いですが、各自治体に確認しましょう。
解体する際の問題点は、ビーズが周囲に飛び散る可能性が非常に高いこと。極小のビーズは広がりやすいため、掃除するにもかなりの手間がかかります。
想像以上に大変な作業なので、解体する時には最新の注意を払いましょう。
フリマアプリ・ネットオークションで売却
ビーズクッションを、フリマアプリやネットオークションに出品して処分する方法もあります。人気のメーカーで、かつ状態が良ければ、想像より高値で売れる可能性も。
処分と同時に収益につながるのは嬉しい点ですが、手数料や送料、出品時の手間を考慮して、適切な価格を見極める必要があります。
なお、あくまでも「状態の良いもの」しか買い手がつかない現実があるため、くたびれていたり臭いがついていたりするビーズクッションには不向きな方法と言えます。
リサイクルショップで売却
リサイクルショップを利用して処分することも可能です。ヨギボーや無印良品などの人気メーカーの商品は中古市場でも人気があるため、高価買取の可能性もあるでしょう。
とは言え、リサイクルショップの買取基準は厳しく、フリマアプリよりも価格はおさえめになる傾向があります。
最近ではLINEやオンラインで無料査定できるサービスも増えています。ビーズクッションをお店に持ち込んだにもかかわらず売却できなかった、などの事態をさけるために、事前査定をおすすめします。
知人や友人に譲る
インテリアとしても人気の高いビーズクッションは、まだ使える状態であれば、知人や友人に譲ることも一つの選択肢です。
捨てる前にまず、自分の周辺にビーズクッションを探している人がいないか確認してみましょう。もしタイミングがよければ、お互いにとっていい結果となりますね。
ビーズクッション処分は買い換え時なら店舗対応可能?
家具であれば、買い替え時に引取サービスを実施している販売店もありますが、ビーズクッションの場合はどうでしょうか。
商品の取り扱いがある販売店での引取サービスの有無を表にまとめました。
販売店 | 引取サービスの有無 | 備考 |
---|---|---|
ニトリ | 無し | ビーズクッションは引取サービス対象外
(室内に「設置」する家具のみが対象) |
無印良品 | 無し | ビーズクッションのようなソフトソファは対象外 |
ヨギボー | 無し | 引取回収サービスはなし |
上記の通り、家具の引取回収サービスを実施している販売店でも、ビーズクッションの回収は対象外。
販売店での回収処分はできない以上、売却以外の処分は自治体のゴミ回収か不用品回収業者を利用しましょう。
ビーズクッションを解体処分する際の注意点4つ
ビーズクッションを処分する際には、いくつかの注意点があります。
- ビーズが飛び散らないようにする
- マスクをして作業する
- 2人以上で作業する
- 袋を二重にする
上記に沿って、注意点を詳しく解説していきます。
ビーズが飛び散らないようにする
ビーズクッションの解体をするなら、中身のビーズが飛び散らないよう細心の注意が必要です。
ビーズクッションの中身は、発泡スチロール原料のポリスチレンで作られた「パウダービーズ」と呼ばれるもの。
静電気を帯びていて取り扱いにくく、一度飛び散ると大惨事になるケースも。掃除機でもうまく吸引できず、無理に吸引すると掃除機が故障する場合があります。
ペットや子どもの出入りする場所では特に、解体自体を避けるべきと言えます。
マスクをして作業する
ビーズクッションの中身を取り出す際にはビーズが飛び散りやすいため、必ずマスクを着用しましょう。ビーズ本体以外にも、細かいビーズや袋の内側に生えたカビの胞子が空気中に舞いやすく、呼吸を通じて体内に侵入する恐れがあります。
マスクは不織布のフィルター性能のあるものを用いると安心です。
2人以上で作業する
解体時や運搬時の人数にも気を配りましょう。2人以上の人員を確保して、片方がビーズの袋を切開し、もう片方が飛び散りを最小限に抑えるなど、協力し合う必要があります。
1人だとどうしても、ビーズをスムーズに分別できず、後片付けが困難になりがちです。
袋を二重にする
粗大ゴミに分別されない小さいビーズクッションや、カバーが破れたビーズクッションを一般ゴミとして出す場合は、ゴミ袋を二重にしましょう。回収作業時のビーズ飛散を防止するためです。
更に袋に「中身がビーズクッションである」旨を記載しておけば、運搬時や回収時の作業員への負担も軽減します。
ビーズクッション処分を回収業者に任せるメリット3選
具体的な処分方法や注意点をご紹介しましたが、やはりビーズクッションの処分には不用品回収がおすすめ。
- 手間や時間がかからない
- 好きなタイミングで回収依頼できる
- 他の不用品もまとめて処分できる
上記のメリットごとに解説していきましょう。
手間や時間がかからない
ビーズクッションを粗大ゴミとして処分する場合、回収の事前予約やチケットの購入、搬出運搬の手間がかかります。
オークションやフリマサイトも、目に留まりやすい撮影やわかりやすい説明文、やり取り、発送など多岐に渡る労力が必要です。
一方、不用品回収業者なら、自分自身では一切手間をかけずに作業員にすべて丸投げできます。ビーズが飛び散るような事態も無縁です。
好きなタイミングで回収依頼できる
不用品回収業者の頼もしいメリットの一つとして、ビーズクッションやその他の不用品を、好きなタイミングで処分できる点があります。
自治体の粗大ゴミ回収は、1~2週間後まで予約が取れないこともしばしば。引っ越しシーズンなどの繁忙期は、数か月先まで埋まっていることも。
その点、年中無休、深夜早朝も回収できる体制が整っている不用品回収業者は、即日回収にも対応してくれます。
他の不用品もまとめて処分できる
使用していないビーズクッションの処分を機に、家庭内で眠っている他の不用品を探してみませんか?
- その他のクッション
- ラグ
- ソファ
- 家具・寝具
上記のように、ビーズクッション以外にも複数の不用品がある場合は、不用品回収業者のトラック積み放題プランを利用すると便利です。
トラックに積めれさえすれば処分費用は定額のまま。分別や運搬の心配も無用です。
一つひとつ粗大ゴミの回収費用や分別の手間がかかることに比べたら、定額で処分できるのは高いコストパフォーマンスと言えるでしょう。
ビーズクッション処分時の費用相場
ビーズクッションの処分を不用品回収業者に依頼する時の、気になる料金相場をお伝えします。
不用品回収業者の料金設定は、以下が一般的です。
- 単品回収
- 定額積み放題プラン
ビーズクッションの大きさでも異なりますが、単品回収の場合は3,000円〜6,000円が相場。ビーズクッション一つの単品回収では割高感が否めませんが、もし他にも不用品がある場合は、定額積み放題プランでお得に処分が叶います。
積み放題プランはトラックの大きさで費用が異なります。それぞれの大きさごとの費用を表にまとめました。
処分費用 | |
---|---|
軽トラック積み放題 | 10,000円~30,000円 |
1.5トントラック(S)積み放題 | 35,000円~ |
2トントラック(L)積み放題 | 50,000円~ |
たとえば1R~1Kの間取りで断捨離をする場合の不用品は、大型家具を含めても軽トラック1台で充分積みきれるはず。
リビングの模様替えで不要になったインテリアや、押し入れにしまい込んでいた不用品をまとめて断捨離すれば、あっという間に元が取れるのではないでしょうか。
事前見積もりを無料で提供している業者がほとんどなので、まずはお気軽に見積もりを依頼しましょう。
軽トラックでどのくらい積めるのか、以下の記事も参考にしてください。
ビーズクッション処分を検討しているなら
ビーズクッションの処分方法や、関連する注意点などをご紹介しました。
「人をダメにする」とまで言われるビーズクッションも、古くなればただのやっかいもの。その他の不用品と一緒に、一気に回収してもらいましょう。
依頼するだけで丸投げで処分が済む「ワンナップLIFE」では、柔軟にスケジュール調整も可能です。ビーズクッション以外の不用品の断捨離も同時に叶います。
相談・見積もりともに無料で行っていますので、電話はもちろんメールフォームやLINEから、まずはお気軽にお問い合わせください。
不用品・粗大ごみのご相談は、ワンナップLIFEへ!
全ておまかせ安心パック
独自のルートで何でも回収!
安心のパックプラン
最安 9,800 円〜
ワンナップLIFEのおすすめポイント
『ワンナップLIFE』は、片付け代行業者の中でも高い評価を得ている業者です。
これまでに以下のランキングで1位を獲得するほどの実力を持っています。