引っ越しの準備を進めてみると、予想以上に粗大ゴミの量が多かったりします。
中には「これも粗大ゴミに含まれるの!?」というゴミもあるかも知れません。
実際、粗大ゴミというと家具や家電などのかなり大きなゴミだけを指すと思われがちですが、多くの自治体では一辺が30cmを超えるものが粗大ゴミに該当します。
だから、間違って粗大ゴミに該当するものを普段のゴミ回収に出しても回収されません。
このように粗大ゴミの処分については意外と知らないことが多いんですよね。しかも、その馴染みのない粗大ゴミの処分を引っ越しまで時間が少ない中スムーズに行わなければいけません。
そこでこの記事では、粗大ゴミの処分方法を2つご紹介します。
1つ目は『自治体の粗大ゴミ回収』、2つ目は『業者による粗大ゴミ回収』について詳しく解説します。
引っ越しまでに時間の余裕がある場合は自治体の粗大ゴミ回収から読んでみてください。もし、引っ越しまで時間が少ないなら業者による粗大ゴミ回収から読んでみてくださいね。
引っ越しまで余裕があるなら自治体の粗大ゴミ回収を活用!
お住まいの地域の役所に申し込むことで粗大ゴミを処分することができます。
主に3つの方法で粗大ゴミの処分を申し込めます。
- 電話
- メール
- ネット申し込み
申込方法は自治体ごと異なります。「地域名+粗大ゴミ」で検索して粗大ゴミの申込方法を確認しましょう。関東圏にお住まいなら、下の表から各エリアの粗大ゴミ出し方解説記事をご覧いただけます。
東京都にお住まいなら→ | 東京都内での粗大ゴミの出し方 |
神奈川県にお住まいなら→ | 神奈川県内での粗大ゴミの出し方 |
埼玉県にお住まいなら→ | 埼玉県内での粗大ゴミの出し方 |
千葉県にお住まいなら→ | 千葉県内での粗大ゴミの出し方 |
自治体の粗大ゴミ回収を利用するメリット
自治体の粗大ゴミ回収を利用する一番のメリットは『料金の安さ』です。
例えば、引っ越しでよく出る粗大ゴミの回収料金をいくつかピックアップしました(新宿区の場合)。
- ベッド:1,200円
- ラック:400円
- 机:800円〜2,800円
- 椅子:400円
- ソファ(一人掛け):800円
- 電子レンジ:800円
- ぬいぐるみ:400円
- プリンター:400円〜1,200円
- 扇風機:400円
一例ですが、新宿区であれば1品あたり400円〜2,800円で粗大ゴミを処分することができます。
後ほど粗大ゴミ回収業者の相場料金をお伝えしますが、1品や2品程度の処分であれば自治体の粗大ゴミ回収料金の方が安いことは間違いありません。
自治体の粗大ゴミ回収を利用するデメリット
自治体の粗大ゴミ回収を利用するデメリットは、そのまま自治体の粗大ゴミ回収を利用する方法に繋がります。
つまり、自治体で粗大ゴミを出すまでの手順が非常に面倒なんですね。
では、新宿区の粗大ゴミ回収を参考に粗大ゴミを処分する手順を見ていきましょう。
- 電話もしくはインターネットで申し込む
- 粗大ゴミシールを購入する
- 回収当日の朝に粗大ゴミを出す
新宿区ではこの3つの手順を踏まなければ粗大ゴミを出すことができません。(多くの地域でこのような手順を踏む必要があります。)
特に面倒なのが粗大ゴミシールの購入。
粗大ゴミシールは地域の商店やコンビニで購入します。このとき、申し込みの際にお伝えされた種類のシールを指定枚数購入することになります。
その粗大ゴミシールに氏名・受付番号・収集日を記入し、粗大ゴミの見やすいところに貼り付けて指定場所へ搬出するという流れですね。
自治体の粗大ゴミ回収の不便な2つの点
「粗大ゴミを指定場所へ搬出する」というのは、一戸建ての場合は「玄関先・門前まで」、集合住宅の場合は「1階の出口部分のスペースまで」自力で粗大ゴミを出すということです。
このように、原則として、回収作業員は部屋まで粗大ゴミを取りに来てくれません。
たとえ階段しかないアパートに住んでいたとしても、重たい粗大ゴミを1階まで運び降ろさなければなりません。
そして、もう1つの不便な点は、すぐに粗大ゴミを処分できないという点です。
自治体の粗大ゴミ回収では申込日から回収日まで時間がかかるんですね。引っ越しシーズンなどは申し込みが重なるので数日から数週間以上待たなければいけないこともあります。
そのため、引っ越し作業を急いでいる場合は自治体の粗大ゴミ回収はオススメできません。
引っ越し時の粗大ゴミ回収なら!【頼れる業者回収のメリット・デメリット】
業者に粗大ゴミ回収を依頼すれば、即日回収も可能です。
つまり、連絡をしたその日のうちに粗大ゴミを回収できるということ。
24時間365日対応の業者も多いので、その気になれば今日・明日中にはお家の粗大ゴミをすべて処分することができます。
この対応の素早さが業者を利用する最大のメリットです。
そして、自治体の粗大ゴミ回収とは違い、スタッフさんが粗大ゴミをお部屋からトラックまで運んでくれるので労力は一切かかりません。
粗大ゴミの運搬は業者に任せて、あなたは引っ越し作業に集中することができるんです。
そしてもう1つ、業者の粗大ゴミ回収を利用するメリットがあります。
業者の粗大ゴミ回収は回収可能な品目が多い
例えば、自治体の粗大ゴミ回収では以下の家電リサイクル法もしくは資源有効利用促進法に該当する家電を回収することができません。
その点、業者の粗大ゴミ回収を利用すればこれらの家電製品も問題なく処分することができます。
型式が新しい家電製品に関しては買取が可能な場合も。業者を利用する際に買取可能かどうか問い合わせてみてください。
業者の粗大ゴミ回収で唯一気がかりなのは利用料金
自治体の粗大ゴミ回収を利用するメリットは単品処分料金の安さでした。
では、業者による粗大ゴミ回収の相場料金を見てみましょう。
品目ごとの相場料金
品目 | 料金 | 品目 | 料金 |
---|---|---|---|
パソコン | 1,500円 | テレビ | 2,000円 |
冷蔵庫 | 3,500円 | 洗濯機 | 2,000円 |
エアコン | 5,000円 | ミシン | 1,500円 |
ストーブ | 1,000円 | プリンター | 1,000円 |
タンス | 5,000円 | ベッド | 3,000円 |
本棚 | 3,000円 | ソファー | 7,500円 |
テーブル | 2,000円 | こたつ | 2,000円 |
自転車 | 3,000円 | 寝具 | 500円 |
積み放題プランの相場料金
プラン名 | 料金 |
---|---|
軽トラック積み放題 | 約10,000円〜20,000円 |
1.5tトラック積み放題 | 約12,000円〜45,000円 |
2tトラック積み放題 | 約14,500円〜60,000円 |
4tトラック積み放題 | 約30,000円〜200,000円 |
品目ごとの相場料金を見てみると、自治体の粗大ゴミ回収よりも平均して料金が高いことがわかります。ですから、粗大ゴミの数が1-2品程度であれば自治体の粗大ゴミ回収を利用した方が安く済むでしょう。
しかし、粗大ゴミの量が多い場合は一概に自治体の方が安いとは言えません。
なぜなら、業者では多くの場合『積み放題プラン』が用意されているからです。
積み放題プランとは、その名の通りトラックに積めるだけ不用品を積み込むことができます。積めるのは粗大ゴミだけでなく、燃えるゴミや燃えないゴミ、衣類、本など積める物はなんでも回収OKなんですよ!
引っ越しでは粗大ゴミだけでなく、細々としたゴミ、学生さんであれば大量の教科書や紙類のゴミも出てくると思います。そのような処分に困るゴミを一括でまとめて処分できると引っ越し作業が一気にラクになりますよね。
このように使い方によっては業者の方がコスパが良くなりますし、圧倒的に引っ越し作業の負担が減るので業者の利用も検討してみるといいでしょう。まずは無料見積もりをご利用ください。
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