こちらの記事では、本を断捨離したい方に向けて、断捨離の方法やコツをご紹介しています。
本が好きな人ほど、その処分には頭を悩ませるもの。
適切な選別をして、「自分にとって」必要な本こそを手元に残しましょう。
本好きならではの視点から、後々後悔しないための断捨離の基準や、おすすめの処分方法もあわせて解説していますので、ぜひ参考にしてください。
本を断捨離するメリットとは?
本好きの人にありがちな悩みは、本棚の収納スペースに対して本が多すぎることでしょう。
本を断捨離することによるメリットを参考に、心身ともにすっきりさせましょう。
- 本が探しやすくなる
- 読まなくてはという義務感から解放される
- 自分の好みや趣向を再発見できる
順に解説していきます。
本が探しやすくなる
目的の本が探しきれずに頓挫したことはありませんか?
結局見つけられないのであれば所有している意味もありません。本当に必要な本のみに整理することで、1冊ごとの付加価値も高まるでしょう。
所有している本が少なくなると、途端に掃除もしやすくなって一石二鳥ですよ。
読まなくてはという義務感から解放される
「本棚に入りきらない」「整理が面倒だからとりあえずそこに…」などと、本棚の前に本を積み上げている人も少なくないでしょう。
もちろん読むつもりで買った本でも、忙しさにかまけたり途中挫折したりした本は、結局この後も読まない確率は高め。
どんどんかさ高くなる積読本からの圧力から思い切って解放されましょう。
自分の好みや趣向を再発見できる
本を断捨離した結果、それでも残った本は「本当に好きな本」です。
自分の好きな作家やジャンルを改めて確認することで、普段は意識しない自分の趣向が再発見できるでしょう。
本棚は今の自分自身を映す”鏡”のようなもの。あえてジャンルを絞り込むことで、自分自身と向き合う時間も大切です。
本を断捨離する際のコツ【ゴールを設定しよう】
断捨離すると決意したら、目標とすべきゴールを最初に決めることが大切です。
では、ゴールはどのように決めればいいのでしょうか。
- 最終的な本の量を決める
- 自分が本を持つ目的を考えてみる
順番に解説していきます。
最終的な本の量を決める
まず、部屋の中にどのぐらいの本があるのか、現状を把握しましょう。
本棚だけでなく、リビングや寝室の床やテーブル上に平置きされているもの全てとなると、想定以上の数になるはずです。
その後、現在庫からどのぐらいまで本を減らすのかを決めてください。
「単行本はこの本棚に入る○冊だけ」「自分の部屋以外には本を置かない」など、具体的な目標であることがポイントです。
自分が本を持つ目的を考えてみる
「自分にとって本とは何か」を考えると、最終的な本の量も決めやすくなります。
本を持っている理由や意味を考えた時、もちろん本当に大切な本を捨てる必要はありません。
とは言え、主に以下のジャンルは内容が被りやすいもの。
- 仕事上の参考本
- 自己啓発
- 趣味関連
購入した時はともかく、本当に今の自分にも必要な内容でしょうか?
内容が自分の中に落とし込めていないものは、同じようなタイトルばかりが増えて、開いた形跡もないはず。
今の自分に大きな影響を与えるか否かを念頭に置けば、おのずと処分すべき本が見えてくるでしょう。
断捨離すべき本【真っ先に処分したいリスト】
では、具体的にどのような本から断捨離すべきか見ていきましょう。
断捨離すべき本をリストに挙げました。
- 何度も挫折した読みかけの本
- 経年劣化している本
- 雑誌のバックナンバー
- 子どもが小さい頃に読んでいた絵本や本
- ベストセラー
- 電子書籍化されている本
- 続かない語学用参考書
順番に確認していきましょう。
何度も挫折した読みかけの本
人からもらったりすすめられたりした本、世間で話題になっている本などが、読みかけ、もしくは開いてすらいないまま、どんどん平置きされていく人も多いでしょう。
これらに共通することは、「自分自身は興味・関心がわかなかった」ということ。
つまり、自分自身が好む内容でない本である以上、今後も手に取る可能性は低いと言えます。
経年劣化している本
本は、本棚に並べているだけでも、ほこりをかぶり、日焼けをし、さらには紙魚(=シミ:本や古文書などを食害する虫)が発生していくものです。
ひどい場合は、湿気を含みカビが生えている場合も。長い間開いていない、つまり不要であることが明確ですね。
そこまで経年劣化している本は売却もむずかしいので、潔く処分しましょう。
雑誌のバックナンバー
「人気が高いから、あとで高く売れるかもしれない」「創刊号から揃っている」などの理由で、捨てるに捨てられない雑誌も、断捨離対象です。
基本的に大量発行されている雑誌類で、希少価値が付くものはごく稀。
また、定期購読している雑誌は、たまる速度も早いでしょう。目を通したら都度捨てる、図書館で借りる、などの対処をしないと、あっという間に部屋が雑誌で溢れかえってしまいます。
子どもが小さい頃に読んでいた絵本や本
子どもが小さいころに愛読していた本は、想像以上に汚れています。
お絵描きの形跡や破れたページだけでなく、食べこぼしの後からカビが生えているケースも少なくありません。
大切な想いが詰まった本とはいえ、状態が悪い本は思い出にも浸りづらいもの。当然、寄付や譲渡をしても、まったく喜ばれません。処分が適切です。
ベストセラー
「100万部以上」「世界が泣いた」などの宣伝文句につられて買ってしまった本を眠らせていませんか?
ベストセラーになるだけあって、その当時はおもしろかったかもしれませんが、意外と読みかえすタイトルは少ないものです。
残念ながら、高値で売れるほどの価値が付く本はほとんどないと考えるべきでしょう。
電子書籍化されている本
最近は電子書籍化されている本が多いので、紙の本を電子書籍に切り替えるのもひとつの方法です。
外出先でも複数の本を読めるのが電子書籍のメリット。日頃の掃除や片付けも楽になっておすすめですよ!
続かない語学用参考書
勉強しようと思って買ったTOEICや英会話の本ですが、今勉強していないなら、これから改めて頑張ることはほぼないでしょう。
結局三日坊主のまま放置された語学の本も、思い切って断捨離してみてはいかがでしょうか。
断捨離しない方がいい本は?【残しておきたい書籍】
処分した方がいい本とは対照的に、残しておくべき本のリストも紹介します。
- 絶版した本
- 何度も読み返している本
- 本の装丁が気に入っている本
処分すべき本、残しておくべき本の両方から、断捨離にアプローチしていきましょう。
絶版した本
絶版本とは、出版社がこれ以上印刷しない、つまり重版しないと決めた本のことです。
一度処分してしまったら、再び読みかえしたいと思っても入手が困難です。
あくまでも、絶版本だからなんでも残すというのではなく「自分にとって意味を持つ本かどうか」を確認しながら、残す・残さないを判断しましょう。
何度も読み返している本
今までに何度も読み返している本は、日常に深くかかわっている本だということ。仕事に役立つ内容である場合はもちろん必須ですが、疲れた時にフッと手に取りたくなる本は、人生を豊かにしてくれる大切な要素として残しておいた方がいいでしょう。
若い時にものすごい影響を受けたり、悲しみを癒してくれたりしてきた本は、これからも変わらず心の支えになってくれるものです。
そのような本は、たとえボロボロでも処分する必要はありません。
本の装丁が気に入っている本
本の装丁が気に入って購入した本もあるでしょう。
趣味の本や写真集だけでなく、表紙・紙の手触りが上質、デザインが凝っている、立派な箱に入っている…など、本の「装丁」が気に入っているものは紙媒体で保管しておくことがおすすめ。
電子書籍にはない魅力は、部屋のインテリアとしても彩りを与えてくれます。
断捨離した本の処分方法
断捨離すると決めた本は、どのような処分方法があるのでしょうか?
ここからは本の処分方法をご紹介していきます。
- 不用品回収業者へ回収を依頼
- 資源ゴミとして出す
- フリマアプリやネットオークションに出す
- 中古本買取業者へ売却
- 寄贈・譲渡
いろいろな方法の中から、ニーズにあった方法を選びましょう。
不用品回収業者へ回収を依頼
処分すべき本が大量にある場合、不用品回収業者の利用がおすすめです。
不用品回収業者を利用する最大のメリットは、面倒な作業が一切ないということです。
仕分けや集積場への運び出し、出品発送などの煩雑さなどがなく、電話一本で即日、処分が完了します。
どれだけ大量にあっても1度に回収可能であることに加えて、断捨離で不要になった本棚などの不用品もあわせて回収できます。
資源ゴミとして出す
自治体の資源ゴミの回収に出す方法もあります。
本を縛って、指定の資源ゴミの日に指定の集積場に出すだけ。
ただし、断捨離した大量の本をそれぞれまとめ、集積場所まで運搬するのは結構手間がかかるでしょう。
フリマアプリやネットオークションに出す
話題の本や希少価値のある写真集などは、フリマアプリやネットオークションに出品することで売却利益を得られる場合があります。
ただし、撮影や説明、発送などの手間を、断捨離する本1冊ずつに行うのはかなりの労力です。高価買取が必ずしも叶うとは限らないこと、売却時期が読めないこともデメリット。
特に引越しのタイミングでの断捨離の場合は、片付く時間が取られるため効率が悪いと言えます。
中古本買取業者へ売却
中古本買取業者は、昔から流通システムが確立しているため売りやすい方法です。自宅まで出張買取してくれる業者を選びましょう。
ただし、マニアックなジャンルでは適正価格よりも安価になる傾向も。たくさん断捨離しても期待通りの買取価格は難しいでしょう。
1冊1冊、汚れを拭いたり書き込みや破れがないかチェックしたり、リセールバリューがある時期を見極めたりすることも必要です。
寄贈・譲渡
状態がいい本なら、寄贈や譲渡を考えてもいいでしょう。
図書館であれば、館内のリサイクルコーナーに並べて必要な人が持って帰る、というシステムを導入していることも。公共機関に寄贈するにせよ、友人や知人に譲渡するにせよ、状態がよくない場合は拒否されるケースも多いことは念頭におきましょう。
本の処分方法を細かく比較検討したい方は、以下の記事が役立ちますよ。
>>本の処分方法8選!大量の書籍の簡単な捨て方は?【そもそも書物は燃えるごみ?】
断捨離本を不用品回収に出すメリット
さまざまな処分方法をご紹介しましたが、断捨離時ならではメリットが多いのは不用品回収への依頼と言えるでしょう。
- 大量の本も迅速に処分可能
- 自宅まで引き取りに来てくれる
- その他の不用品も一緒に回収してもらえる
それぞれのメリットをお伝えします。
大量の本も迅速に処分可能
断捨離で処分を決めた大量の本も、不用品回収業者であればそのまま回収を依頼できます。
大きさごとに揃えて紐で縛ったり、1冊ずつ状態を確認したりする作業も発生しません。ゴミの集積場まで運ぶ手間もかからないため、処分するための労力は一切不要です。
自宅まで引き取りに来てくれる
重さのある本を自宅まで回収に来てくれることも、不用品回収の魅力。重い写真集から分厚い参考書などもそのまま移動する必要はありません。
自宅まで来てくれたついでにこちらも処分したい、と急遽追加の不用品が発生しても、トラックに載りさえすれば定額で回収できるので、断捨離もはかどります。
その他の不用品も一緒に回収してもらえる
不用品回収業者に依頼すれば、本以外のものも一緒に処分できることも、大きなポイント。
本が整理できて不要になった本棚や、一緒に収納していたCDや古いDVDなどの断捨離も兼ねている場合は、本以外にも処分したいものがたくさんあるはずです。
不用品回収業者なら、定額プランの利用でまとめて不用品を回収してもらえるため、一気に、そしておトクに部屋が片付きます。
本を断捨離するなら【面倒な処分までまるっとお任せ】
なかなか難しい本の断捨離方法についてご紹介しました。
つい後回しにしてしまいがちな本の山も、すっきり断捨離できれば、より手に取りやすくより大切な存在となるでしょう。
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