畳の床が多い日本では、昔から古くなった畳の処分は重労働でした。
現代ではフローリングの床も多く、畳の枚数も昔ほどではありませんが、それでも処分となると一苦労するものです。
そんなとき、畳の処分は自分でできるのか?家庭ゴミで出せるのか?など、意外に知らないことが多いですよね。
ここでは、畳の処分の仕方や畳の長持ちさせる方法などを解説していきますので、ぜひ参考になさってみてください。
畳は家庭ゴミにできる?畳の寿命や処分の仕方
畳を家庭ゴミとして処分する場合、各自治体のルールに従って処分しなければなりません。
畳はそのままの形では処分できないので、決められたサイズに切る必要があります。
また、畳の寿命は、10年から最大20年といわれています。
もちろん住んでいる環境にもよりますが、処分にあたっての一つの目安になるでしょう。
これらの点についても、このあとの章で分かりやすく説明します。
では、さっそく、畳の4つの処分方法を見ていきましょう。
畳の処分方法4選
畳を家庭ゴミとして自分で処分しようとすると、かなり重労働。しかし、もっと手軽な方法もあります。
- 畳屋に依頼
- 粗大ごみとして処分
- 解体してゴミで出す
- 不用品回収業者に依頼
これら4つの畳処分方法について、詳しく説明していきますので、参考にしてみてください。
畳屋に処分を依頼
畳を新しくしたいとお考えなら、畳屋に畳の新調を依頼する際、処分もお願いすると畳の張り替えと処分が一度に済みます。
畳屋の多くは回収は有料となりますが、無料で引き取ってもらえる場合も。
近くの畳屋に問い合わせて確認してみましょう。
処分費用が掛かる場合、畳1枚あたりおよそ2000円です。
粗大ごみとして処分
畳を一気に処分したいとき、まず粗大ごみでの処分を思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし、自治体によってルールが異なり、処理困難ゴミなどとして粗大ゴミ回収してくれないことも。地域によっては畳の枚数や重量、種類が決められている場合もありますので、お住まいの自治体に確認が必要です。
粗大ゴミ回収の費用
粗大ごみとして処分できる場合の費用は、畳1枚あたり500円~1000円ほど。
所定の場所に持ち込みできる自治体では、費用をぐんと抑えられる可能性があります。お住まいの自治体ホームページなどで確認してみてください。
粗大ゴミ回収の方法
自治体に畳の処分の連絡を入れ、指定日に家の玄関前や決められた置き場所に置いておくと回収してくれます。「処理券」は、コンビニやホームセンターで購入しましょう。
枚数が多い場合は、日を分けて捨てるなど、準備が必要になる場合も。当然、毎回「処理券」が必要ですので、注意しましょう。
解体して可燃ごみで処分
畳を家庭ゴミとして出すなら、「可燃ごみ」の扱いになります。
この場合、畳はそのままの形では捨てられませんので、解体する必要があります。
簡単に解体と言っても、畳1枚だけでもずいぶんと厚みがありますから、普通ののこぎりで解体しようものなら、相当な時間と労力がかかります。
自治体ごと決められたサイズに何度も切ることになるので、量によっては一日仕事になってしまうでしょう。
それを覚悟の上なら、費用がほとんどかからない、おすすめの方法です。
不用品回収業者に依頼(コスパ的に◎)
もっともおすすめなのが不用品回収業者に依頼する方法です。
なにより、不用品回収業者に依頼すれば、不要になったものを家まで回収しに来てくれるので自分で持ち運ぶ手間がかかりません。
また、仕事などで平日は時間がない人や夜遅くなる場合、休日しか時間がないなどでも大丈夫。多くの不用品回収業者が年中無休でやっており、いつでも対応可能してくれれて便利です。
そして、一番のおすすめポイントは、コスパの良さ。
自治体に依頼すると畳1枚あたりの費用がかかってきますが、不用品回収なら回収1回あたりの計算で回収してくれます。そのため、処分したい畳の枚数が多くてもお得に捨てられるのでおすすめです。
このあとの章で、実際にどのくらいコスパが良いのか、自治体と不用品回収の相場を比較して説明します。
・24時間365日対応なので、夜間・休日問わず依頼できる ・重たいモノでもすべて業者が家から回収してくれる ・畳以外でも不要になった家電や家具も一緒に持って行ってもらえる ・最短で即日回収に来てくれる |
畳の寿命はどれくらい?
冒頭でも触れましたが、畳の一般的な寿命は10年~20年です。
生活環境にもよりますので、環境によっては10年より短い場合や20年より長く使える可能性もあります。
一方で、家具などを畳の部屋でよく動かす家庭やペットがいる家庭では、畳の傷みが早いです。ペットに爪とぎ代わりにされることも。
傷が目立つようになったら、処分を考え始めると良いでしょう。
変色(日焼け・濡れ)や虫食い
畳の寿命の目安としてもう一つ挙げられるのが、畳の変色。
畳が変色する原因としては、日焼けであったり、雨漏りやうっかり雨の日に窓が開けっぱなしになったことによる雨の吹込みなどが挙げられます。
虫食いの被害に遭う可能性もあります。
こうなってくると、いよいよ処分する必要性が出てきますね。
畳処分の費用相場
畳を処分する場合の4つの処分方法を紹介しました。
もう一度おさらいしてみましょう。
- 畳屋に依頼
- 粗大ごみで処分
- 解体して可燃ごみで出す
- 不用品回収業者に依頼
この4つの中で特にコスパが良いのは、不用品回収業者への依頼です。
ここで、自治体に依頼する場合と不用品回収業者に依頼する場合でかかる費用を比較してみます。
自治体 | 不用品回収 | |
本畳 | 1枚500円~1000円 | 1回あたり2000円~5000円程度 |
畳 | 1枚400円 | 1回あたり2000円~5000円程度 |
半畳 | 1枚800円 | 1回あたり2000円~5000円程度 |
一見、自治体処分の方が安く済むように感じるでしょう。
しかし、自治体では畳1枚に対して費用が発生するのに対し、不用品回収は回収1回あたりの費用です。
畳の枚数が少ない場合は、当然、自治体の方がコスパが良いでしょう。
しかし、処分したい畳の量が多ければ、費用をまとめてくれる不用品回収が断然お得です。
実際のところ、なかなか1枚だけ畳を処分するケースは少ないでしょう。ある程度まとまった量の畳を処分することが多いはずです。
そんなときは、不用品回収業者が用意している「積み放題プラン」を活用しましょう。
例えば、「軽トラ積み放題で10000~15000円」などといった料金体系で、畳以外を乗せることも可能です。
ついでに家電やら家具やらも一緒に回収してもらいたい人には、不用品回収が圧倒的におすすめです。
畳を長持ちさせる方法
大きな傷や変色などがある畳なら、処分もやむを得ないと諦められます。しかし、値の張るものなだけに、簡単には処分したくないでしょう。
今使っている畳を使い続けたい場合、少しでも長持ちさせたい場合は、一度畳の「表替え」と「裏返し」を検討してみてください。
畳の表替えと裏返しとは、どういうものか詳しく説明します。
畳の表替えとは?
まず、畳は3つの構造でできています。
- 畳表
- 畳縁
- 畳床
表替えとは、この畳表と畳縁をはがして新しいものに張り替えることです。
こうすることによって、畳1枚を丸々新しくしなくても同じ畳を使い続けることができます。
張り替え時期の目安は、5~7年です。
畳の裏返しとは?
畳の裏返しと聞くと「畳を裏返して使うこと?」と思う人もいるでしょう。しかし、実際は違います。
「畳の裏返し」では、畳床と畳表はそのまま。
畳表を一度はがして、裏返してもう一度張り替えることを、「畳の裏返し」と言うのです。
交換時期は2~5年が一般的。
こまめなメンテナンスにより、少しでも長く、大切に使いたいものですね。
畳の処分で困ったらワンナップLIFEへ
今回は、畳の処分方法についての情報をお伝えしてきました。
- 畳の処分は解体すれば家庭ゴミで出せる
- 業者に畳の処分を依頼する際は、畳の種類によって処分できないことがある
- 不用品回収に依頼するのが意外にコスパが良い
- 畳は表替えと裏返しで長持ちさせる
今回の記事を読んで「やっぱり自分では無理だな」と思われた場合は、ぜひ『ワンナップLIFE』にご相談ください。
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