観葉植物や、ガーデニング、プランターでの家庭菜園、その他引っ越しなどで、わりとよく出るのが不要になった土です。
お庭がなかったりマンションなどの場合は、余った土の処分に困りますよね。
この記事では、不要になった土の処分方法4選から再利用の方法、持ち込みにかかる費用相場まで徹底解説します。土の処分に困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
あまった土はまだ使えるかも?再利用の仕方
あまった土は、処分する前に再利用を検討してみてはいかがでしょうか。
天日干しや肥料により、ガーデニングなどでの再利用が可能になります。
手順としては、以下のようになります。
- 土の中の古い土を取り除き、ふるいにかけてポリ袋に入れる
- 2~3週間天日干しする
- 肥料を加えて完成
また家庭菜園などで土を使いたい場合は、ぜひ一度やってみてくださいね。
土って何ゴミ?無料?土の処分方法4選
ここからは案外難しい土の処分方法をご紹介していきます。
まず、土は通常の「一般ゴミ」としては、引き取ってもらえません。
土の処分方法には以下4つがあります。
- 庭に撒く
- 購入店に持ち込み
- ホームセンターの引き取りサービスを使う
- 不用品回収業者に依頼
それぞれ詳しく処分方法を見ていきましょう。
庭に撒いてリサイクル!市販のリサイクル材も便利
お住まいに庭がある場合は、庭に撒くという方法が手っ取り早い処分方法です。
自分の家の庭ならそのまま捨てても費用は掛かりませんし、一番最適な方法ですね。
庭に撒く場合は、元々の土を掘り起こしてその土と混ぜて処分すると馴染みがいいです。
ホームセンターなどで販売されているリサイクル材も便利でしょう。
メリット | デメリット |
費用が掛からない | 十分なスペースが必要 |
運ぶ手間がない | マンションやアパートには不向き |
畑を所有している人に譲れる | 山や公園、他人の畑に撒くと『不法投棄』にあたる |
購入店で引き取ってもらう
土を処分したいときは、購入店に引き取ってもらうこともできます。
お店によっては引き取れない店舗もあるので、事前に聞いておきましょう。
引き取りの際にいくつか条件が設定されていることもあります。
条件の例は、以下の通りです。
- 買い替えの場合のみ引き取り可能
- 新しい土を購入した場合、その土と同等の量までなら引き取り可能
- 店舗指定の方法やコンテナでの持ち込みのみ引き取り可能
- 購入時のレシートがある場合のみ引き取り可能
実際の購入店のルールを聞いておきましょう。
メリット | デメリット |
無料で引き取ってもらえる | 購入店まで土を運ぶ手間がある |
土の購入と引き換えなどいくつか条件がある |
ホームセンターの引き取りサービスを利用
ホームセンターで引き取りサービスがある場合、他店で購入した土でも回収してもらえるので、重宝します。
ただし、すべてのホームセンターで引き取りサービスがある訳ではありません。
事前の確認が必要です。
メリット | デメリット |
他店で購入した土でも回収してもらえる | 引き取りサービスはすべての店舗ではない
引き取り条件付 |
不用品回収業者に依頼する
土の処分で困ったときは、不用品回収に依頼すると便利です。
不用品回収業者なら費用は掛かるものの、量が多くても回収に来てくれるので運搬の手間がありません。
土以外のプランター、園芸用品なども回収してくれるので、処分したいものが一度に片付くというメリットがあります。
一部土の回収ができない業者もあるので、事前の確認が必要です。
メリット | デメリット |
回収に来てくれるので運搬の手間がない | 処分費用がかかる |
土以外の園芸用品も引き取ってもらえる | 業者により土の回収ができないところがある |
土の処分にかかる費用
不要になった土を処分する際の費用は、その処分方法によってさまざまです。
ここでは、土の処分にかかる費用がどのくらいかを解説します。
庭に撒いた場合の費用
自宅の庭や畑で出た不要な土を、自分の庭に撒いて処分する場合は、当然ながら無料です。
自宅の庭や畑ならそもそも自分の所有物ですので、量に関わらず費用がかかることはありません。
しかし、この方法はあくまで土を捨てられるような自分の敷地がある人限定の処分方法。他人の土地に撒けば、れっきとした犯罪です。
個人の不法投棄では、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金またはその両方が科せられます。絶対にしないでください。
購入店で引き取ってもらった場合の費用
土を購入した店舗が土の引き取りサービスを行っていた場合、引き取ってもらえた土に関しては無料になることが多いでしょう。
しかし、同量の土を購入することが条件の店舗では、結局新たな土の購入費として2000円程度かかってしまいます。
店舗により引き取りが無料になる条件が異なりますので、しっかり確認しておきましょう。
ホームセンターで引き取りサービスを利用する際の費用
近くのホームセンターで土の引き取りサービスが利用できる場合、無料で引き取ってもらえる場合が多いでしょう。
ただし、他の商品を買うなどの条件があればその分の費用がかかってしまうので、事前の確認が必要です。
回収の条件はホームセンター店舗により異なるので、持ち込み前に事前確認しておきましょう。
不用品回収に来てもらった際の費用
不用品回収に来てもらう場合、費用の目安は、1キロあたり50円~100円で、これに出張費が加算されます。
不用品回収業者に依頼するのは、大量に処分する土がある場合や、引っ越しなどで他の粗大ごみもまとめて回収してもらえるタイミングが良いでしょう。
ガーデニングなどで出た土を再利用する際の注意点
土は処分する以外に、再利用してみるのもいいですね。
しかし、一度使った土は、使用前の状態とは大きく異なっています。
では、土は古くなるとどのような状態になるのかを説明します。
古い土は栄養分が失われている
一度使った土は、育てた植物や野菜から栄養を取られて栄養バランスが悪くなっています。
これをそのまま使っても、栄養の足りない土では野菜や植物も大きく育ちません。
- 芽を出してもなかなか伸びない
- きれいな花が咲かない
- 野菜の実が小ぶり、または実らない
古い土だと、次の収穫時期に十分成長していないことが想定されますので、気を付けましょう。
害虫や病原菌の影響を受けやすい
古くなった土は、害虫や病原菌の影響を受けやすい状態です。
古い土を使い回すと、特に野菜は葉や実が食われたり病気になりやすく、収穫量が減ってしまいます。
害虫の卵が産みつけられている可能性もあります。土を再利用する場合は必ず冒頭で説明した天日干しなどの処理を行ってください。
水はけが悪くなっている
一度使った土は、新しい土に比べて水はけが悪くなっています。
花が咲くまで、野菜が収穫できるまで一定期間水やりしてきた土なので、かなりの水分を含んでいます。土自体が重くなり、新しい土と比べてべたつきがあります。
水はけの悪い土をこのまま使っても、水やリの際に余分な水分を含んでしまい、結果腐らせてしまうこともあるのです。
土の処分でお悩みなら
今回は、一般ゴミには出せない土の処分方法をご紹介しました。
- 土は「庭に撒く」「購入店で引き取ってもらう」「ホームセンターの引き取りサービスを利用する」「不用品回収業者に依頼する」などの方法で処分できる
- 土の処分で掛かる費用は処分方法により異なるが、自宅の庭で撒く場合は無料
- ホームセンターや回収業者に依頼した場合、1キロ単位で50~100円+出張費程度がかかる
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