部屋の風景に彩りや暖かみを与えてくれる、カーペットや絨毯などの敷物。
古くなっていたり、模様替えで買い替えを検討してみたものの、意外と大きいカーペットや絨毯は、どうやって処分すればいいのかと悩む人も多いでしょう。
今回は、カーペット・絨毯を適切に処分する方法を6つ紹介します。
ラグやタイルマットの処分方法も分かるので、敷物の処分でお困りの方はぜひ参考にしてください。
カーペット・絨毯を処分する方法6選!
さっそく、カーペットや絨毯を適切に処分する方法を6つ紹介します。
それぞれのメリットやデメリットも記載していますので、自分に合った処分方法を向付けてみてください。
自治体にごみとして処分する
大きめのカーペットや絨毯、ラグなどは、自治体の粗大ごみとして処分できます。
粗大ごみとして処分する際は手数料がかかりますが、1枚あたり数百円ほどで処分できるので、そこまで痛い出費とはなりません。
自治体によって処理手数料が異なるため、最寄りのごみ処理センターに電話で問い合わせるか、自治体のホームページで確認してみてください。
処分費用 | |
東京都渋谷区 | 1枚あたり800円
※1畳を超える敷物は粗大ごみ扱い |
大阪府大阪市 | ・6畳未満のカーペット:200円
・6畳以上のカーペット:600円 ・ウッドカーペット:1,000円 |
大阪市のように、自治体によっては細かく区分されている場合もあります。
処分したい敷物のサイズや種類を確認して、照らし合わせてみましょう。
小さいものは可燃ごみ・不燃ごみで出せる場合も
サイズの小さいカーペット・絨毯やタイルマットなどは、普通ごみとして処分できる場合があります。
大きさの区分けは自治体によってさまざまですが、多くの場合、最長辺が50cm未満のものであれば普通ごみとして処分できるようになっています。
普通ごみとして処分する際は、カーペットの種類や素材によって「可燃ごみ」と「不燃ごみ」に分かれます。しっかり分別して捨てるようにしましょう。
分別例は、下記のとおりです。
可燃ごみ | 綿・絹・麻・ウール・イ草・竹・など(小さければウッドカーペットも) |
不燃ごみ | アクリル・ナイロン・ポリエステル・ポリプロピレン・レーヨンなど(タイルマットも) |
基本的に、天然繊維の素材で作られたカーペットは「可燃ごみ」、ナイロンなどの合成素材が使われているものは「不燃ごみ」。
また、タイルマットなどは、裏地に滑り止めゴムがついていることが多いので、不燃ごみ扱いになる場合がほとんどです。
カーペットのタグに、使用されている素材が記載されているので確認してみましょう。
メリット | デメリット |
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サイズや素材の確認が必要
小さくたたむなどの手間がかかる 回収場まで持ち運ぶ必要がある |
処理施設へ持ち込んで処分する
自治体が指定する廃棄物処理施設へ、カーペット・絨毯を直接持ち込んで処分する方法です。
自治体によって処分にかかる費用は異なりますが、自治体の粗大ごみ回収車に来てもらって処分するよりも、費用が安く済むケースが多いです。
たとえば東京都港区で粗大ごみの回収を依頼した場合、800円の費用がかかりますが、区内の処理施設へ持ち込むと400円で処分ができます。
カーペットを持ち運んだり、車へ積み込みをするなどの手間はかかりますが、処分費用をとにかく抑えたい方は検討する価値があるでしょう。
ただし自治体によって、処理施設への直接持ち込みを受け入れていないところもあるので、事前の確認は必須です。
メリット | デメリット |
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リサイクルショップで買い取ってもらう
カーペット・絨毯をリサイクルショップに買い取ってもらえば、無料で処分できるどころかちょっとしたお小遣いが手に入る可能性も。
しかし、カーペットや絨毯を中古で買うのは衛生的に抵抗があるという人も多いため、なかなか買い手がつきにくいのが難点。
目立つ汚れがあったり、タバコのニオイがついていたりしたら、買取に応じてくれる可能性はかなり低いでしょう。
デザインが気に入らなくて、購入してからほとんど使用していなかったカーペットなど、新品に近い状態のものを処分したいなら、検討してみましょう。
メリット | デメリット |
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フリマアプリやオークションに出品する
フリマアプリやネットオークションを活用して、カーペットを処分するのも手です。
リサイクルショップで売却するときと違い、価格を自分で決められるので、納得のいく金額でカーペットを売却できるのが魅力です。
フリマアプリやオークションは、多種多様な人たちが利用しているので、「これは売れないだろう…」と思っていたカーペット・絨毯が意外な金額で売れるかも。
難点としては、配送手続きや梱包作業など、処分にかかる手間が多いことが挙げられます。
また、買い手がつくまでは処分ができないので、ジャマな敷物をすぐにでも捨てたいと考えている人には、不向きな方法です。
メリット | デメリット |
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購入時に販売店で引き取ってもらう
カーペットや絨毯の買い替えを検討しているなら、販売店の引き取りサービスを利用するのも有効です。
カーペットの買い替えと同時に処分できるので、処分に時間がかからないのが魅力。
ただし、大手販売店ではカーペット・絨毯の引き取りに対応していない場合が多く、どこの店舗でも利用できるわけではありません。
販売店 | カーペット購入時の引き取り可否 | 引き取りにかかる費用 |
ニトリ | 可能(同種・同等の商品) | 4,000 |
ナフコ | 可能(同種・同等の商品) | 1,000~4,000円 |
カインズ | 不可 | ‐ |
IKEA(イケア) | 不可 | ‐ |
DCMグループ
(DCMホーマック、DCMサンワ、DCMくろがねや) |
不可 | ‐ |
上記のように対応する大手販売店は少ないです。
しかし、地域密着型の販売店であれば、カーペット・絨毯の引き取りに対応しているケースが多い傾向にあります。
たとえば、北海道を中心に展開する「ジョイフルエーケー」では、同等商品の購入レシートを渡せば、無料回収してくれます。
また、九州から東北までを中心に展開する東京インテリア家具では、購入時に2,000~3,000円でカーペット・絨毯の引き取りを行っています。
買い替えを検討しているのであれば、最寄りの家具店に引き取りサービスを行っていないか確認してみましょう。
メリット | デメリット |
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不用品回収業者に依頼して引き取ってもらう
不用品回収業者に処分を依頼すれば、もっとも手間なくカーペットや絨毯、ラグなどを処分できます。
粗大ごみ扱いの大きなものであっても、建物内から運び出してくれるので、回収場まで持ち運ぶような手間がかかりません。
依頼する際も、電話やネットで申し込むだけですぐ来てくれるので、スピーディーにカーペットや絨毯などの敷物を処分できます。
処分にかかる費用は業者によって異なりますが、2,000~3,000円あたりが相場となっており、粗大ごみで出した場合と比べると若干高めな傾向です。
とはいえ、持ち運びの手間もかからず、「これは粗大ごみ?不燃ごみ?」と悩むことなくあっさりと処分できるのは魅力的。
時間をかけずに手軽に処分したいと考えている方は、不用品回収業者への依頼がうってつけです。
メリット | デメリット |
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カーペット・絨毯の処分にかかる費用相場
カーペットや絨毯を処分するにあたって、どれくらいの費用がかかるのか、気になる方は多いでしょう。
処分にかかる費用の相場を下記にまとめましたので、参考にしてください。
処分方法 | 費用相場 |
粗大ごみとして出す | 400~1,000円 |
可燃ごみ・不燃ごみとして出す | 無料 |
リサイクルショップで売却する | 無料(出張買取の場合:配送費1,000円~) |
フリマアプリ・オークションで売却する | 手数料+配送費:1,000~3,000 |
販売店の購入時引き取りサービスを利用する | 無料~4,000円 |
不用品回収業者へ依頼する | 2,000~3,000円 |
カーペット・絨毯を単品で処分する際には、自治体のごみとして処分するか、リサイクルショップで売却すると安く済むケースが多いです。
もしほかにも処分したいものがたくさんある場合は、不用品回収業者に依頼した方がお得になることもあるので検討してみてください。
カーペット以外にもたくさん処分したいなら不用品回収業者がおすすめ
「トラック詰み放題サービス」を利用すると、たくさんの不用品を定額で一気に処分できます。
たとえば部屋の模様替えで、カーペットと一緒にテーブルやカーテン、ソファなども一新したいとき。
または、引っ越しで不要なものがたくさん出てきたときなど、料金が変わらず定額で処分できるサービスはとても便利で非常にお得です。
トラック積み放題サービスについては、下記の記事でも詳しく紹介しているので、気になる方はこちらもご覧ください。
ごみ回収のトラック積み放題はホントにお得?単品回収とパック料金の選び方を解説
カーペット・絨毯をカットすると処分費用が抑えられる場合も
カーペットや絨毯、ラグの処分費用を抑える裏ワザとして、ハサミなどで小さくカットするという方法があります。
大きいサイズの敷物は粗大ごみ扱いになるため、処分費用がかかりますが、小さくカットすれば可燃ごみや不燃ごみとして処分ができます。
かなり手間はかかりますが、費用をとにかく抑えたいなら試す価値ありです。
危険を伴う作業でもありますので、必ず軍手を着用して安全に配慮しながらカットを行ってください。
電気カーペットのカットは絶対NG
電気カーペットは、中に電熱線が入っているためカット中に感電する恐れがあり、ハサミでカットをするのも硬くて困難です。
作業中に大きなケガをしてしまう可能性が高いため、処分費用を抑えたくても、電気カーペットのカットは絶対行わないようにしましょう。
電気カーペットを処分する際は、素直に粗大ごみとして出したり、不用品回収業者に依頼したほうが安全かつ安心です。
カーペット・絨毯を手っ取り早く処分したいなら「ワンナップLIFE」へお任せください
粗大ごみとして出したり、処理施設に持ち運ぶなど、カーペットの処分は意外と時間と手間がかかります。
手間を少なくすぐにカーペットを処分したいなら『ワンナップLIFE』へご相談ください。
ワンナップLIFEは、最短25分でお客様のもとへ駆けつけ、要らなくなったカーペットや絨毯、その他の不用品も即日に処分いたします。
お見積もり後の追加費用は一切かからず、24時間いつでも相談可能ですので、お気軽にお電話ください。
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