この記事では、汚部屋のレベルと対処方法を解説します。この記事を読めば、汚部屋の片付け方が分かります。
汚部屋の自覚があるのに、放置しておくのは危険です。汚部屋は悪臭や害虫を発生させるだけでなく、火災の恐れもあります。
足の踏み場がないほどの汚部屋の人は、プロに片付けを依頼してください。個人では対処できません。
汚部屋のレベル【まずは現状把握から!】
状況ごとの汚部屋レベルは以下の通りです。今の状態がどのレベルなのか確認してみてください。
- 汚部屋レベル1:多少散らかっている程度
- 汚部屋レベル2:生活に支障がない程度
- 汚部屋レベル3:足の踏み場がない
- 汚部屋レベル4:悪臭・害虫が発生している
- 汚部屋レベル5:ゴミが背丈まで積み上がっている
汚部屋レベル1:多少散らかっている程度
多少散らかっている程度であれば、汚部屋レベルは「1」です。個人でも対処の余地があり、重大な状況ではありません。
汚部屋レベルは「1」は、ペットボトルや衣類が机・床に散らかっている程度だと考えてください。
汚部屋レベル2:生活に支障がない程度
生活に支障がない程度であれば、汚部屋レベルは「2」です。多少問題はあるものの、生活できるレベルであれば重大な状況ではありません。
部屋が汚くても、以下の状況であれば汚部屋レベル「2」と考えてください。
- 歩くスペースがある
- 寝る場所を確保できる
- 人が座るスペースがある
汚部屋レベル3:足の踏み場がない
足の踏み場がない状況は、汚部屋レベルが「3」です。汚部屋レベル「3」になると、生活に支障が出てきます。
以下の状況にある場合は、汚部屋レベルが「3」だと考えましょう。
- ゴミの上を歩いている
- 寝るスペースがない
- 座ると体がゴミに触れる
汚部屋レベル「3」は、個人での片付けが難しくなる状況です。できれば汚部屋レベル「3」になる前に対処しましょう。
汚部屋レベル4:悪臭・害虫が発生している
悪臭や害虫が発生している状態だと、汚部屋レベルは「4」です。健康的被害が出てくる可能性もあります。
汚部屋レベルは「4」は、直ちに対処が必要な状況です。床や壁など、部屋へのダメージも考えられます。
汚部屋レベル5:ゴミが背丈まで積み上がっている
ゴミが背丈以上に積み上がっている状態は、汚部屋レベルが最高の「5」です。ゴミが自分の頭より上にあるのは、異常事態だと考えてください。
汚部屋レベル「5」は、ゴミ屋敷と呼べる状況です。個人での改善は不可能だと言えます。
汚部屋レベル別の対処法
汚部屋レベルにあわせた対処方法は以下の通りです。基本的にレベル「3」以上を超える汚部屋は、個人で対応できません。
- 汚部屋レベル1・2:自力で片付ける
- 汚部屋レベル3以上:プロに依頼する
汚部屋レベル1・2:自力で片付ける
汚部屋レベルが「1」と「2」の場合は、自力で片付けましょう。生活に支障がない程度の汚部屋であれば、プロの手を頼る必要はありません。
汚部屋を自力で片付ける方法は「汚部屋はどこから片付ける?手順を解説」で解説しています。
汚部屋レベル3以上:プロに依頼する
汚部屋レベルが「3」を超える場合は、プロに片付けを依頼しましょう。レベル「3」を超える汚部屋は、個人での片付けが難しいです。
レベル「3」以上の汚部屋を自力で片付けるのは大変です。費用はかかりますが、プロに依頼した方が汚部屋をスッキリと片付けられます。
汚部屋はどこから片付ける?手順を解説
汚部屋を自分で片付けるときの手順は以下の通りです。自力で片付ける人は、手順通りに進めてみてください。
- 道具を用意する
- ゴミをまとめる
- 必要なものを仕分けする
- 掃除する
- 必要なものを収納する
STEP1:道具を用意する
まずは、汚部屋を片付けるための道具を用意しましょう。汚部屋は通常の片付けとは違い、準備しないとスムーズに作業が進みません。
汚部屋を片付けるときに用意する道具は以下の通りです。
- ゴミ袋
- マスク
- ビニール紐
- 軍手・ビニール手袋
- スリッパ・長靴
- 雑巾・洗剤・バケツ
- 掃除機・ほうき・ちり取り
汚部屋のレベルが高ければ高いほど、害虫や汚れが発生しています。体への付着を防ぐため、入念に準備をしておきましょう。
STEP2:ゴミをまとめる
道具を準備できたら、汚部屋に散らばるゴミをまとめます。ゴミをまとめていない状態で作業を進めると、必要なものを誤って捨ててしまう可能性があるからです。
ゴミをまとめて袋に入れたら、自治体の回収日に処分してください。回収日以外に外へ出すのはいけません。近隣に迷惑をかけないように、汚部屋を片付けましょう。
STEP3:必要なものを仕分けする
ゴミをまとめたら、必要なものを仕分けしていきます。「本当に捨てていいのか」「必要なものなのか」を考えてみてください。
今後、汚部屋を防ぐためにも、使わないものは積極的に捨てること。目安として、1年以上使っていないものは処分しましょう。
STEP4:掃除する
ゴミがなくなったら、部屋を掃除します。汚部屋を片付けた後は、床や壁が汚れていることが多いからです。
大きいゴミを避けると、床に細かいゴミが散らばっているはず。細かいゴミを掃除機やほうきで取り除いてください。
STEP5:必要なものを収納する
最後に、必要なものを順番に収納していってください。ものが部屋に散らばった状態だと、すぐに汚部屋の状態に戻るからです。
収納が完了したら、汚部屋の片付けは完了です。また汚部屋の状態に戻らないように、今後の生活を考えましょう。
汚部屋の片付けを業者に依頼するときの費用
汚部屋の片付けを業者に依頼するときの費用は以下の通りです。部屋の大きさによって費用が違います。
- 1LDK:8万円〜
- 2LDK:10万円〜
1LDK:8万円〜
1LDKの汚部屋を片付けるときの費用は、8万円以上です。ただし、ゴミの量によって変わります。以下の表を参考にしてください。
堆積している高さ | 1m未満 | 1m以上 |
---|---|---|
作業人数 | 2〜3人 | 3〜6人 |
作業時間 | 2〜4時間 | 3〜6時間 |
料金相場 | 約8〜15万円 | 約15〜28万円 |
汚部屋の程度がひどいほど、費用も上がります。汚部屋の片付けにどのくらいの費用がかかるか気になる人は、業者に見積もりをもらってみてください。
» 1LDKの汚部屋を片付けるときの費用相場
2LDK:10万円〜
2LDKの汚部屋を片付けてもらうときの費用は10万円以上かかります。1LDKよりも部屋が広い分、費用も高くなる傾向です。費用の相場は以下の表を参考にしてください。
堆積している高さ | 1m未満 | 1m以上 |
---|---|---|
作業人数 | 3〜6人 | 5〜9人 |
作業時間 | 3〜6時間 | 5〜9時間 |
料金相場 | 約10〜30万円 | 約30〜45万円 |
2LDKの汚部屋を個人で片付けるのは困難です。少し費用は高いですが、業者に依頼しないといつまで経っても片付けられません。
» 2LDKの汚部屋を片付けるときの費用相場
汚部屋化を防ぐための心がけ
汚部屋にならないためには、以下の3つを意識しましょう。汚部屋になってからどうしようか、ではなく、そもそも汚部屋にしないことが大切です。
- 定期的に片付ける
- 必要なものを厳選する
- 生活スタイルを改善する
定期的に片付ける
汚部屋を防ぐためには、定期的に片付けることが大切です。片付けを怠ると、部屋が散らかってしまうからです。
必要なものを厳選する
汚部屋にならないためにも、必要なものを厳選してください。無駄なものが増えるほど、汚部屋になりやすいです。
必要最低限のものだけに絞ると、部屋がスッキリと片付きます。必要のないものを増やさない意識を持ちましょう。
生活スタイルを改善する
汚部屋にしないためには、生活スタイルを改善することも大切です。汚部屋になる原因は、生活スタイルにあるとも言えます。
以下の状況にある場合は、生活スタイルの見直しを検討してください。
- 片付ける時間がない
- ゴミを捨てる機会がない
- ついついゴミを放置してしまう
生活スタイルが改善されれば、汚部屋になることはありません。できることから徐々に改善してみてください。
汚部屋レベルが3以上の人はプロに依頼しよう
汚部屋はレベルごとに対処法が違います。レベル「3」以上の汚部屋は、プロに依頼するのがおすすめです。
- 汚部屋レベル1:多少散らかっている程度
- 汚部屋レベル2:生活に支障がない程度
- 汚部屋レベル3:足の踏み場がない
- 汚部屋レベル4:悪臭・害虫が発生している
- 汚部屋レベル5:ゴミが背丈まで積み上がっている
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