汚部屋からの引っ越し方法を徹底解説！【めげないためのコツも】

汚部屋の引っ越しは業者依頼できないことも【要注意！】

引っ越し業者にさえ丸投げすれば、汚部屋から脱出できると考えていませんか？

しかし、重要な注意点があります。

• 部屋が汚すぎると引っ越し業者に断られる
• 部屋が汚いと引っ越しのための荷造りもできない

それぞれ見ていきましょう。

部屋が汚すぎると引っ越し業者に断られる

引っ越し作業を業者に依頼する最初の段階は、事前の見積もりから始まります。

見積もりの時点で、荷物の全体量や量を測り、かかる費用を算出するわけです。スタッフが部屋で荷物を確認する際に、部屋が汚部屋だと荷物の量を正確に測れれず、見積もり作成を断られるケースがあります。

また、引っ越し当日もゴミがそのまま残っている可能性が高い、と警戒されてしまいます。引っ越し業者は、あくまでも家具や生活道具を新居に運ぶ業者であって、ゴミを片付けてくれるわけではありません。

Webでの見積もりを突破して、その段階では自宅が汚部屋であるとバレなくても、引っ越し当日に片付いていないと、スケジュールが大幅に狂うでしょう。

部屋が汚いと引っ越しのための荷造りもできない

引っ越しの見積もりや予約が取れたとしても、引っ越し当日までの間に、自分で荷造りをしなければなりません。

しかし部屋が汚部屋のままでは、荷造りの効率が格段に下がります。せっかくの新居にゴミを持ち込む羽目になり、結局汚部屋から汚部屋への移動になってしまいます。

引っ越しのための荷造りをするには、なにはともあれ汚部屋を片付ける必要があります。

汚部屋から引っ越しをするまでのステップ

では、具体的に汚部屋から引っ越しするまでのステップを見ていきましょう。

• ＜STEP1＞清掃・片付けを行う
• ＜STEP2＞不用品を処分する
• ＜STEP3＞物件決定・引越し業者に見積もりを依頼
• ＜STEP4＞引越し作業を行う

ステップごとに解説していきます。

＜STEP1＞清掃・片付けを行う

まずは汚部屋を片付けましょう。汚部屋からの引っ越しは、この作業が一番の難関ですね。

「先に物件や引っ越し日を決めれば、やる気が出てきちんとスケジュールを立てるだろう」と考える方もいるかもしれません。

しかし、汚部屋にまで進行してしまった状態では、片付けられなかった場合のリスクが大きすぎます。

まずは片付けに手をつけて、目途が経ってから物件選びや引っ越し日の決定といったステップに進むべきでしょう。

汚部屋を片付ける方法として、自力で片付けるか清掃や不用品の専門業者に依頼をするかが挙げられます。

自力で片付けられる？

汚部屋となった自分の部屋を片付けるのは、容易ではありません。

不用品と残す品の分別から始まり、それだけで重労働です。

不用品の中でも、粗大ゴミか一般ゴミか、一般ゴミの中でも可燃か不燃か、収集日はいつか、予約はどうするか・・・など、細かい作業がもりだくさん。

粗大ゴミを自治体の指定場所まで運搬する人員確保に加え、一般ゴミでは捨てられない産業廃棄物などにも注意が必要です。

ゴミ屋敷清掃業者に依頼する

床がゴミで見えないレベルの汚部屋や、自力で汚部屋を片付けるのが面倒な場合は、ゴミ清掃や不用品回収の専門業者に片付けを依頼する方が得策です。

清掃や不用品回収のプロに依頼をすれば、汚部屋に関する不安点をヒアリングしながら迅速に作業を完了してくれます。

片付けが完了する日程が明確になるので、物件先や引っ越し業者の選定の目途も立てやすいでしょう。

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＜STEP2＞不用品を処分する

汚部屋の清掃・片付けを専門業者に依頼した場合は、ゴミの撤去や不用品処分も業者が対応してくれます。

汚部屋になってしまった経緯として、不用品をなかなか処分できなかったことも原因と言えるでしょう。

トラック載せ放題で定額のプランもあるので、コスパよく不用品回収が叶います。

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＜STEP3＞物件決定・引っ越し見積もり依頼

清掃や不用品回収の目途が立ち、引っ越し先の物件を決めたら、その段階で引っ越し業者へ依頼をします。

引っ越し業者を選ぶ際は、必ず相見積もりを取りましょう。

複数社を比較検討することで、よりコストパフォーマンスが高く、良いサービスを提供している引っ越し業者が見つかります。

＜STEP4＞引越し作業を行う

引っ越し業者への依頼が完了したら、引っ越し当日までに荷造りを済ませます。

引っ越し先に持っていく荷物の梱包は、基本的に自分で行う必要があります。

一度に梱包を済ませようと思うと大変なので、引っ越し当日までに少しずつ梱包していきましょう。

何よりも、STEP1＆2の段階でしっかりと汚部屋を片付けてしまうことが最重要点です。汚部屋の片付けが完了しないと、現実的に引っ越しは叶いません。

汚部屋の引っ越しでは清掃を業者にお任せ！4つのメリット

汚部屋、ゴミ屋敷と呼ばれるまでにゴミが溜まってしまっているなら、業者に依頼した方が得策です。

汚部屋の清掃や片付けを業者に依頼すると4つのメリットがあります。

• 短時間で終わる
• 不用品回収も一緒に行ってくれる
• 脱臭作業やハウスクリーニングも依頼できる
• 引っ越しの荷物が減り費用を抑えられる

それぞれについて詳しく紹介しますので、業者に依頼すべきか悩んでいる人は参考にしてください。

短時間で終わる

汚部屋の清掃をプロの業者に依頼すると、1日〜2日で作業が終了することが多いです。

一方で、ゴミ屋敷や汚部屋の住人が自分で清掃を行えば、きれいになるまで時間がかかります。

汚部屋になってしまうからには、掃除や片付けが苦手な方も多いはず。ゴミが大量にある部屋の片付けは大変な労力を伴うでしょう。

業者に依頼すれば退去日ギリギリでも対応してくれるので、スケジュールも立てやすいです。

不用品回収も一緒に行ってくれる

ゴミ屋敷・汚部屋の清掃を業者に依頼すると、不用品回収も同時に行ってくれます。

不用品＝ゴミは自分で捨てればいい、と考える方も多いでしょう。しかし、不用品と一言で言っても、分別や処分が難しいものが意外とあります。

• 粗大ゴミは収集日程の事前予約が必要
• 繁忙期には収集の予約が取りづらい
• 一般ゴミでは回収できない産業廃棄物などは別途対応が必要　など

処分できない不用品が溜まっていると、荷造りもスムーズにできません。

その点、不用品回収サービスは分別も大きさも考える必要がなく、処分を丸投げできます。

脱臭作業やハウスクリーニングも依頼できる

汚部屋の清掃を専門業者に依頼すると、脱臭作業やハウスクリーニングもあわせて依頼できます。

長年放置していたゴミからは、自身では自覚がなくても臭いが漂っているもの。

市販の消臭剤を使用しても、一時的な消臭効果しかなく、長年染みついている嫌な臭いはなかなか消えません。

戻ってくるはずの敷金の返金額にも影響することもあるので、不用品回収業者にハウスクリーニングをあわせて依頼するのもおすすめです。

引っ越しの荷物が減り費用を抑えられる

引っ越しにかかる費用は、荷物の量で決まるとお伝えしました。

つまり、引っ越し時に運ぶ荷物の量を抑えられると、比例して引っ越しにかかる費用も少なくなります。

処分しても困らない使わない家具や日用品は、優先的に処分すべきです。

引っ越しを機に思い切って断捨離することで、引っ越し費用を抑えられるだけでなく、せっかくの新居が再び汚部屋化してしまうリスクも減らせます。

汚部屋からの引っ越しならまずは専門業者を利用しよう

汚部屋をしっかり片付け引っ越しを実現するまでには、専門業者への依頼がおすすめです。

ここでは具体的なメニューや費用相場を確認できます。

• 専門回収業者の費用システム
• 不用品回収の費用相場
• ハウスクリーニングの費用相場

まずは専門業者のシステムからご紹介します。

専門業者の費用システム

業者の料金システムは、一般的には以下のメニューでそれぞれ料金が設定されています。

• 不用品回収
• 片付け・ハウスクリーニング　など

汚部屋を解消するための「不用品回収」「片付け」、その後の「ハウスクリーニング」など、引っ越しにあわせて必要なサービスを依頼するのも良いでしょう。

不用品回収の費用相場

不用品回収の一般的な費用メニューとして、「定額乗せ放題プラン」「単品回収プラン」があります。

乗せ放題はトラックの大きさで費用が異なるため、料金相場は以下の表を参考にしてください。

定額積み放題メニュー	処分費用
軽トラック	10,000円～30,000円
1.5トントラック(S)	35,000円～
2トントラック(L)	50,000円～

大型家具などは、単品回収でも10,000円程度かかる場合があるので、不用品であふれる部屋の場合は、トラック乗せ放題プランがコスパが良いでしょう。

片付け・ハウスクリーニングの費用相場

片付けやハウスクリーニングは、部屋の間取りで価格が決められています。

間取り	料金
1R/1K	30,000円～50,000円
1DK/1LDK	50,000円～150,000円
2DK/2LDK	90,000円～300,000円
3DK/3LDK	150,000円～350,000円
4LDK以上	400,000円～

間取りごとでなく、例えば汚れのひどい箇所のみを業者に依頼することも可能です。

場所	料金
床・フローリング	8,000～15,000円／6帖
エアコン	8,000～16,000円
トイレ	6,000円～10,000円

一部でも自分自身で片付けられる箇所があれば、コストダウンにもつながりますね。

汚部屋の引っ越しにかかる費用を安く抑えるコツ

汚部屋の片付けの費用や引っ越し費用などの出費を抑えるためのコツをご紹介します。

• 相見積もりを取る
• 不用品回収とゴミ清掃を同一業者に依頼する
• できるだけ不用品を処分して引っ越し荷物を減らす

知っているとお得な内容になるので、それぞれ確認しましょう。

相見積もりを取る

清掃や不用品回収の費用を安く抑えるには、複数の業者から相見積もりを取ることが重要です。

一社だけで費用相場は把握できません。

複数の業者に見積もりを出してもらえば相場が分かり、相場よりも高い費用の業者を利用するリスクを避けられます。

費用の比較だけでなく、ニーズにあったサービス内容の有無も確認できます。

不用品回収とゴミ清掃を同一業者に依頼する

清掃はこちらの業者、不用品回収はあちらの業者、などとそれぞれ依頼するのは、手間がかかるだけでなく、費用も割高になる傾向があります。

不用品回収業者は、片付けや清掃をあわせて提供しているところがほとんど。同一の業者に依頼する方が費用も抑えられ、依頼する窓口も統一できて便利です。

できるだけ不用品を処分して引っ越し荷物を減らす

今までなかなか持ち物を捨てられなかったことで、汚部屋に化してしまっているはず。

引っ越し先が再び汚部屋とならないためにも、このタイミングでできるだけ不用品を減らしましょう。

引っ越しの荷物が減ることで出費も抑えられ、一石二鳥です。

すっきりとした状態で新生活をスタートできれば掃除もしやすく、汚部屋にしないための習慣も身に付くでしょう。

汚部屋からの引っ越しを検討中なら

汚部屋と化してしまった自宅から引っ越しを実行する方法をまとめました。

汚部屋から引越しをする際は、何よりもまず清掃や不用品回収を行う必要があります。「ワンナップLIFE」では、不用品回収だけでなく清掃や片付けも一緒に提供しています。
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