通販の利用や買い物などで、すぐに溜まってしまうダンボール。何だか邪魔になってしまいますね。
大きくかさばるので早く処分したいけど「処分はどうすればいい?」「燃えるゴミで出せる?」などと悩む方も多いでしょう。
そこで今回は、ダンボールを処分する方法を5つ紹介します。
引っ越し時の段ボールの捨て方、持ち込み処分や注意点も解説。ダンボールの処分にお悩みの方は、ぜひお役立てください。
ダンボールは何ゴミで処分する?
通販や家電などでダンボールがすぐにたまってしまいますが、何ゴミで出しているでしょうか?
ダンボールの処分は、自治体の決まったルールに従う必要があります。
燃えるゴミでダンボールは出せない
紙でできているとはいえ、ダンボールは「燃えるゴミ」ではなく「資源ゴミ」として出すのが正解です。
しかし、週に2回ほど収集してもらえる「燃えるゴミ」で出してしまった方が、手っ取り早く処分できるのでは、と考える方も。
たしかに、ダンボールを燃えるゴミで出しても、状況によっては収集不可の扱いにはならないでしょう。だとしても、貴重な資源ですから、正しい捨て方を強くおすすめします。
- 細かくちぎれたダンボール
- 濡れたり汚れたりしているダンボール
これらは、例外的に「燃えるゴミ」として処分します。
ダンボールはリサイクル可能な資源ゴミ
ダンボールは、紙と木材が原料です。そのため、ほぼ100%リサイクル可能な包装資材となっています。
- ダンボールを資源ゴミの日に出す
- 資源はリサイクルされ、再びダンボールとなる
ダンボールのリサイクルは、森林破壊や地球温暖化といった環境破壊の抑制につながります。
ダンボールは、ひと月に2〜4回ある資源ゴミの日に、折り畳んで縛るなどして出しましょう。
ダンボールの処分方法5選
ダンボールの処分方法は、主に5つあります。資源ゴミの回収日だけではなく、ダンボールなどを資源として回収している方法があるので、ぜひ活用しましょう。
ダンボールを自治体の資源ゴミで処分する方法
ダンボールは、自治体の資源ゴミ回収で処分するのが一般的です。「資源ゴミ」「古紙回収」など自治体で決められています。
ダンボールを古紙回収で処分する手順
ダンボールを古紙回収で処分するには、折り畳んで縛ったうえで収集場所に収集日の朝出します。
自治体によって、ダンボールを回収する場所は決められています。
- ゴミステーションごとに古紙回収
- 地域で決められた場所で古紙回収
ただし、ダンボール・新聞紙・紙類・牛乳パック・古布などの資源ゴミを同日に回収している自治体も多いため、それぞれ種類別に分けて出すよう注意してください。
ダンボールをゴミ処理施設へ持ち込みで処分する手順
ダンボールを自治体のゴミ処理施設へ、持ち込みで処分もできます。自治体によっては、ゴミの持ち込み自体を受け付けていないところも。
受け付け可能な自治体なら、まとめてダンボールを処分できて便利です。他の粗大ゴミを持ち込みするついでに持参するのも良いでしょう。
自治体のダンボール回収の頻度
自治体のダンボール回収の頻度は、毎週あるいは月に2回のところが多くなっています。比較的、出しやすい頻度ですね。
しかし、「自宅からゴミ処理施設が遠い」「車がないので持ち込みできない」などの事情があるといつにまにかダンボールを捨てるタイミングを逃すこともあるでしょう。
ダンボールをスーパーのリサイクルボックスで処分する
普段の買い物の際に、スーパーでダンボールや新聞紙、雑誌などを回収するリサイクルボックスに入れて処分する方法もあります。
リサイクルボックスにダンボールを投かんするだけなので、買い物のついでに捨てられるので手軽な方法です。
【注意】営業時間・設置の有無を確認
たとえば、以下のスーパーでリサイクルボックスを設置しています。リサイクルに役立ち、さらにポイントを獲得できるのは嬉しいですね。大手スーパーでは、店頭にリサイクルボックスを設置しています。
スーパー | ポイントの付与 |
イオン | 1㎏ごとで1waonポイント |
イトーヨーカドー | 1㎏ごと10RP |
ゆめタウン | 専用カードが必要
重量に応じてポイント加算 |
スーパー全店でリサイクルボックスを設置しているわけではないので、あらかじめ確かめておきましょう。あわせて、営業時間も調べておけば安心です。
ちょっとした一手間ですが、買い物のついでにダンボールを処分できて便利。自治体の古紙回収日までに日数がある時には、早めに処分できます。
ダンボールを引っ越し業者で処分してもらう
引っ越しの際に出るダンボールは、引っ越し業者に引き取ってもらう方法があります。特に、引っ越ししたばかりだと、ゴミの収集日や収集場所などまだ把握できていないことの方が多いでしょう。
ダンボールの回収まで対応してくれる引っ越し業者に依頼すれば、引っ越し後の荷解きや手続きなどを早く進められて楽ちんですね。
引っ越し業者の回収費用や回収回数をチェック
引っ越し業者によって、ダンボールの回収費用や回収回数が決められているので注意してください。引っ越しの見積りを取る際に、使用済みのダンボール回収も相談しておきましょう。
引っ越し業者 | 回収条件や費用 |
サカイ引越センター | 3,300円(税込)
3/15から4/15(繁忙期)の期間は回収不可 |
アート引越センター | 3,000円(税込)
引っ越しから3か月以内を目安 2回目以降も同額で回収可 |
日本通運 | 単身パック当日便なら1回無料 (引っ越し後1カ月以内目安) 枚数が多い場合は、有料で対応可 |
引っ越しに伴うダンボールの数は、一人当たり20枚とも言われています。かなりの枚数になるばかりか、スペースを占めてしまうもの。荷解きができたら、早めに引っ越し業者に回収を依頼するとスムーズにダンボールを処分できます。
買替配達時にダンボールを引取可能な販売店も
引っ越しに伴って、家電や家具などの買い替えもよくありますね。配送や設置を依頼の際に、製品の入っていたダンボールを引き取ってくれることも。
家電量販店や家具インテリアショップなどで対応はさまざまです。配送や設置の際に、スタッフ側から引き取りを提案されることもあります。
ダンボールを古紙回収業者で処分してもらう
ダンボールが大量にある場合には、古紙回収業者に回収または持込で処分できます。ただし、ダンボールの量が、トラック1台ほどある場合です。
一般家庭の他、法人からの依頼も受け付け可能。ダンボールの他にも、古紙類(文書・情報記載の資料など)を処分したい時に向いています。
費用の見積もり、回収可能な古紙類についてよく相談しておくことをおすすめします。
大量のダンボールなら不用品回収業者に処分してもらう
大量のダンボールを処分したい時に、頼れるのが不用品回収業者です。古紙回収業者だと回収可能なダンボールの下限もありますが、不用品回収業者なら量の条件もありません。
不用品回収業者に依頼するのが、おすすめなのは以下のような状況の時です。
- 引っ越しやゴミ屋敷の片付け、断捨離などで大量のダンボールがある時
- ダンボールを始め古紙類や家電・家具などの粗大ゴミがある時
- 手間なく楽にダンボールを処分したい時
早く処分をしたい時なら、最短即日回収にも対応してくれる業者も多いです。
ただ、数ある不用品回収業者の中には、違法営業をしているところもあります。無料回収といって不用品をトラックに載せると追加請求するケースも。
- きちんとした見積もりを提示する
- 明確な料金設定になっている
- 口コミや評判の高い業者から絞り込む
上記のポイントを意識して信頼ある不用品回収業者へ依頼をしましょう。
ダンボールを処分する際の注意点
ダンボールを処分する際には、注意すべき点があります。自治体の回収、スーパーのリサイクル回収は、独自のルールがあるため従ってください。
雨天時には濡れないように注意が必要な場合も
自治体によっては、雨天時にダンボールや新聞紙、本などの古紙を出す場合、濡れないようにビニール袋に入れないと回収してくれないところもあります。
雨天時には、濡れ防止をするか、他の回収方法を選ぶかを考えておくとよいでしょう。
汚れがあるダンボールは資源ゴミに出せない
ダンボールは、資源をリサイクルできるとはいっても汚れがあるものは、資源ゴミとして出せません。
汚れているものは、切断して燃えるゴミとして出しましょう。軒下など屋外に置いているダンボールは、処分まで日数が経つとどうしても汚れてしまいますね。
特別な事情がなければ、こまめにダンボールを処分する方が手間を軽減できるでしょう。
個人情報のあるものは除いておく
通販サイトを利用すると送られたダンボールには、伝票やシールが残っていますね。もしかすると、ダンボールの底に明細書や領収書が残ったままかもしれません。
氏名や住所、電話番号などが記載された箇所は、以下の対処をしておきましょう。
- 伝票やシールをはがす
- 油性ペンで黒く塗りつぶす
- 個人情報保護スタンプを使う
また、ダンボールを折り畳む際にもダンボール内に領収書などの書面が残っていないかも確かめておいてください。
その他、Amazonなどで梱包の際に小品をダンボール箱に固定しているビニールが使われています。あわせて、以下のものも折り畳む際に取り除いておきましょう。
取り除くもの | リサイクル段階での支障 |
複写伝票(裏面カーボン) | インクが付着して汚してしまう |
粘着テープ
ビニール 紙紐以外の紐 |
リサイクル段階で邪魔になる |
梱包に使われていた上記のものも、適切にリサイクルをするためにも取り除いておいてください。
パソコンのダンボールは必要なければ処分を
パソコンやディスプレイを購入した時、専用のダンボールに入っています。以下の場合に、専用のダンボールがあれば梱包に悩まずに済むため、保管を促す場合も。
- メーカーに修理を依頼する
- 買取を希望する
- パソコンをリサイクル回収する
これらの希望が直近である場合には、保管をしておくと便利に使えるはずです。しかし、いつか必要になった時のためであれば、早めの処分がおすすめ。
購入時のダンボール箱には、製品に合う発泡スチロールがセットされています。そのため、発泡スチロールごととっておくことが多いでしょう。
実際、修理や回収などの場合、専用ダンボール箱でなくてもデスクトップパソコンやディスプレイが一緒に入るほどのダンボール箱でも、運送会社で手軽に入手できます。
【処分を簡単に】ダンボールの処分グッズ
ダンボールの処分が面倒に感じる方も多いはずです。折り畳んで、ゆるみが出ないように紐でしばるのも難しい場合も。
サイズが大きいほど、ダンボールを折り畳むにも、縛るにも要領が要ります。
便利グッズ | 価格の目安 |
ダンボール専用カッター | 500~1,000円 |
ダンボール専用電動カッター | 3,000~5,000円 |
ダンボールストッカー | 2,000~4,000円 |
ダンボールハンディラップ | 500~2,000円 |
ダンボールの処分を楽にしてくれるグッズは、結構出回っているので活用してみましょう。通販利用が多い時代なので、こうした便利グッズが一つあるだけでも違うはずですね。
面倒なダンボールの処分なら不用品回収業者にお任せ
ダンボールは、ご紹介した5つの方法で処分できます。数枚程度なら古紙回収で定期的に出すのがおすすめ。
しかし、たくさんのダンボールや粗大ゴミを早く楽に処分したい時は、「ワンナップLIFE」にお任せください。
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