行政の粗大ゴミ回収を申し込む方法はちょっと手間がかかります。
はじめて行政の粗大ゴミ回収を利用される皆さんが戸惑ってしまうと言っても過言ではありません。
そこでこの記事では、行政の粗大ゴミ回収をはじめて利用される方が間違えないように申し込み方法を詳しく解説しました。
粗大ゴミ回収の申し込み方法は地域によって多少異なりますが、基本的にはこの記事で解説する方法で申し込むので参考にしてみてくださいね!
①3つの連絡方法で行政の粗大ゴミ回収を申し込む
粗大ゴミの申し込みをする際は次の3つの連絡手段を使います。
- 電話
- メール
- インターネット
これらの連絡手段すべてに対応している地域もありますし、いずれか1つ、2つの連絡手段に対応している地域もあります。
粗大ゴミの処分を急がれている場合は電話を使っていち早く申し込みをしてください。
しかし、電話連絡は役所の受付時間を過ぎていると利用できません。
受付時間外の申し込みではメールもしくはインターネットを利用してください。
ただし、インターネットを利用される際は粗大ゴミの個数に注意が必要です。
例えば、東京都新宿区ではインターネットを利用して申し込める粗大ゴミの個数は10個までと決まっています。11個以上申し込む場合は電話連絡が必要になるんですね。
このようにインターネットの利用には個数制限などが設けられていることがあるので事前に注意事項を確認しましょう。
粗大ゴミ回収の申し込み連絡で確認されること
役所に連絡した際に主に以下のことを確認されます。
- 住所・名前などの個人情報
- 粗大ゴミのサイズ
- 粗大ゴミの種類・数
- 粗大ゴミの回収日
確認事項の内容も多少なりとも地域差はありますが、連絡の前に上記の事項を控えておくとスムーズに話が進みます。
粗大ゴミの回収日については必ずしも希望日となるとは限らないので、余裕を持って申込みを行ってください。
②行政の粗大ゴミ回収の申し込み後に『粗大ゴミシール』を購入する
役所に連絡した際に、粗大ゴミの処分に必要な粗大ゴミシールの種類と枚数を伝えられます。
この粗大ゴミシールは『粗大ゴミに貼り付けて、回収する粗大ゴミを証明するためのシール』です。
粗大ゴミシールには名前・受付時間・収集日を記載する欄があり、これらの情報を元に申し込みがあった粗大ゴミかどうかを判断しています。
ですから、粗大ゴミシールの貼り付けを忘れると回収されないので注意しましょう。
粗大ゴミシールの料金と購入場所
粗大ゴミシールの料金は自治体によって異なりますが、200円〜1,000円ほどで購入できます。
例えば、新宿区の粗大ゴミシールはA券200円、B券300円で、この2種類の粗大ゴミシールを組み合わせて購入します。
粗大ゴミシールの購入場所は地域の役所、商店、コンビニエンスストアなどで購入できます。
③粗大ゴミシールを粗大ゴミに貼り付けて指定場所に出す
購入した粗大ゴミシールに名前・受付時間・収集日を記入して見やすい位置に貼り付けます。
先ほどもお伝えしましたが、粗大ゴミシールが張り付かられていない粗大ゴミは回収されないので気をつけてください。
粗大ゴミは申込みの際に指定された場所に出します。
一戸建ての場合は玄関先や門前、集合住宅の場合は1階の出口付近を指定されることが多いです。
このとき知ってかなければならないことは、お部屋から指定場所まであなた自身で粗大ゴミを搬出する必要があるということ。たとえ、タンスやベッドなどのサイズの大きな粗大ゴミもご自身で運び出さなければいけません。
ただし、65歳以上の高齢や障害者などの搬出が困難な方は別途自治体にその旨をご連絡してください。
粗大ゴミを出す時間は?立ち会いは必要?
粗大ゴミを出す時間は自治体により異なりますが、7:30〜8:30の間に出すことになっている自治体が多いです。
粗大ゴミが回収されるときの立ち会いは基本的に必要ありません。
ただ、粗大ゴミシールが貼り付けられていなかったり、粗大ゴミシールの金額が不足している場合は回収されないので気をつけてくださいね。
行政の粗大ゴミの申し込み方法に関するQ&A
そもそも粗大ゴミって何?
一般家庭から出る家電製品、家具、寝具、趣味、スポーツ用品などのサイズの大きなゴミ。
多くの地域では一辺が30cmを超えるゴミが粗大ゴミに該当します。
行政の粗大ゴミ回収に出せない品目ってある?
家電リサイクル法対象のテレビ、エアコン、洗濯機・乾燥機、冷蔵庫・冷凍庫。
デスクトップパソコン(本体)、ノートパソコン、ブラウン管(CRT)ディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)、ディスプレイ(CRT又は液晶)一体型パソコン。
その他にも、自治体によってタイヤ、消化器、ガスボンベ、ピアノなど回収できない品目が定められています。
処分する粗大ゴミの数に制限はある?
自治体によっては5個や10個など一度に出せる粗大ゴミの数に制限があります。
また、重量に制限のある自治体もあるので事前に確認しておきましょう。
引っ越しなどで大量の粗大ゴミが出る場合は、インターネット申し込みではなく電話申し込みでその旨をお伝えください。
粗大ゴミの処分に必要な料金はいくら?
粗大ゴミの処理料金は自治体によって異なります。お住いの地域のホームページをご確認ください。
行政の粗大ゴミ回収が少し不便だと感じる方には...
ここまで読んでみて「行政の粗大ゴミ回収ってちょっと面倒...」と感じませんでしたか?
粗大ゴミシールを買いに行く必要がありますし、収集日の融通がききにくいという不便な点もあります。
また、行政の粗大ゴミ回収では回収できない粗大ゴミを処分したい方もいるはずです。
このように行政の粗大ゴミ回収の利用を迷われているのであれば、もう1つの粗大ゴミの処分方法を検討してみてください。
業者の粗大ゴミ回収は行政の不便な点を克服済み!
行政の粗大ゴミ回収が不便だと感じる方には『業者の粗大ゴミ回収』がオススメです。
なぜなら、行政の粗大ゴミ回収で不便な点をすべて克服しているから。
表を使って業者の粗大ゴミ回収と行政の粗大ゴミを比べてみましょう。
業者の粗大ゴミ回収 | 行政の粗大ゴミ回収 |
---|---|
粗大ゴミシールの購入不要 | 粗大ゴミシールの購入が必要 |
収集日を指定できる | 収集日が希望通りにならないこともある |
収集時間を指定できる | 収集日の朝に出さなければならない |
業者スタッフが部屋からトラックまで粗大ゴミを搬出する | 粗大ゴミは自身で搬出する |
家電リサイクル法に該当する家電も回収可能 | 家電リサイクル法に該当する家電は回収不可能 |
回収可能な品目が多い | 業者に比べると回収可能な品目が少ない |
粗大ゴミの数に制限なし | 粗大ゴミの数に制限あり |
このように業者の粗大ゴミ回収は、行政の粗大ゴミに比べてかなり便利なんです。
その他にも業者の粗大ゴミ回収を利用するメリットがあるのでこちらの記事を確認してみてください。
しかし、業者の粗大ゴミ回収を利用するデメリットがあるとすれば料金の高さです。
特に1点〜3点ほどの少量の粗大ゴミを処分するだけなら行政の粗大ゴミ回収の方が安上がりになります。
ただ、すべてのケースにおいて行政の粗大ゴミ回収が安上がりになるわけではありません。
次の記事で、粗大ゴミを安く処分する方法をまとめています。
行政の粗大ゴミ回収と業者の粗大ゴミ回収のどちらを利用すればいいかわからない方は参考にしてみてください。
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